2005/7/31

2005年7月のまとめ  月刊まとめ
書いても書いても書き足りないネタを汲み尽くせぬまま、終わってみれば前3ヶ月よりも総記事数が多くなってしまった2005年7月のまとめ。

● 2005年7月のMVPはおいちゃん氏

ユーザー発のムーブメントとしては、先月末からWebを立ち上げたおいちゃん氏が、日次更新を維持しつつ、中身の濃いネタを連日リリース。文句なしのMVPと心得て御座候。
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● VRM4レイアウト作例続々登場

第0号リリース以来伸び悩んでいたユーザーによるレイアウト作例公開がここに来てやっと動き出した感じ。今後の続伸に期待。
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● 期待高まる、VRM4第2号リリース間近!!

一方のI.MAGiC発のニュースの注目点は、いよいよその全貌が明らかになってきた8/26リリース予定のVRM4第2号であることは論を待たず。
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● 遂にスーパーバイザーも登場、VRMユーザー紳士録

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● VRMスクリプト禅問答連載開始

枯れ木も山の賑わいであろうかと、なんとなく始めてみた也。

以上、2005年7月のまとめにて御座候。
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2005/7/31

【番外編】妻が解読してくれた  VRMスクリプト禅問答
妻曰く「私には意味と意図がわかったわよ」と。
何の話かと言うと、この記事某社長氏のコメント

「彼(=某社長氏)が言いたいのは、ビギナーにとって関心の対象になるのは『ライトがついたり消えたりすること』なのであって、貴方が踏み込んでいるようなVRMシステム実装上のテクニカルな話題(妻も元は本職のプログラマー、念のため)じゃない、ってことじゃない?」

はぁ、なるほど。

「素人さんに対しては『ライトなんか変数にしておけば点けたり消したり出来るでしょ』で済むことでしょ、って言いたいのよ、彼は。」

そう言われればそんな気がしてきました。
流石は我が妻、と、しても意味のない誉め殺し、というか単なるノロケ、切腹。
そして、妻の言う通りであるとすれば、某社長氏にも妻にも私の「VRMスクリプト禅問答」の執筆意図が伝わっていない、ということもわかってきました。

仮に、VRMスクリプトの習得に3段階があるものと仮定してみましょう。
第1段階は、とりあえずリファレンスで紹介されている単一の命令を組み込んでみて、ヘッドライトが点いた/消えた、という段階です。第2段階は、それらを組み合わせて少し複雑なことができる、たとえば、あるキーを押したら編成全体にライトが点ってパンタグラフが上がる、という段階です。
そして第3段階は、VRM4レイアウトの世界に組み込みたい自分なりのルールを、VRMスクリプトで記述できる段階です。たとえば、この駅では普通列車は3番線に入線して、かつホーム前方に停車するのだ、というルールを、スクリプト化できる、といったように。
私が本連載の対象読者として念頭においているのは、第2段階から第3段階に進みたい、と願っている方々です。表に出て来られる方は少ないですが、意外にたくさんおられると思っています。もちろん、まだ第1段階にも入門していない方に「おぉ、オレもこんなことしてみたい」というモチベーションを与えたいとは思っていますが、その人の入門の手助けまでするつもりはありません。

何故か。
それは、第1段階への入門、第2段階へのステップアップについては、その経路をユーザーに提供すべき義務を負った人たちが既に存在するからです。その人たちが義務を果たすかどうかはその方々の勝手ですが、少なくとも私は他人の義務を進んで助けるほどお人好しではなかったりします。
もし、私の筆力にそれだけの力があれば、本連載はVRMスクリプト初心者をして、そういう義務を負った人たちに「オレたちの入門に必要な情報をもっとよこせ!!」という圧力をかけさせるでしょう。これも狙いの1つです。故意にファーストステップをスッ飛ばしているのは、ファーストステップが存在しないことに対する、有り体に言えば「嫌味」ですから。「VRM侍が何か始めたみたいだから、もーいーや」とか思っている方には猛省を促しておきます。

そういうワケですので、誰、とは申しませんが、そういう義務を負った方々には「ヨロシク」と申し上げておきます。スクリプトに限った話じゃないし。
ちなみに、私が言う義務を負った人、というのは、自分で自分にそういう義務があると主体的に自覚する人のことを言っているのであって、誰かから(私を含めて)強要されてそう感じる人を言っているのではありません。その点、誤解のないように、特に某社長さん。

注)本連載で示すVRM4スクリプトや物の考え方をあなたが採用した結果生じる全ての事象については、その責を負い兼ねます。私の書いたものを読むに際しては、常に「コイツは狂人で、でも一部は役に立つことも言っているかも知れない」という程度の心構えで臨んでください。
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2005/7/30

まさにサンダーバード  誉め殺し
啓明氏の近作「9尾の雷鳥」が面白い。

未だに根強いファンの多い英国製の人形劇特撮シリーズ「Thunderbird」をイメージしたと思われる方向幕や、意味ありげに幾何学的なトラックプラン、妖怪もどきのネーミングセンス・・・もさることながら、ひねくれ者の拙者の心を捉えたのは、以下のスクリプトなので御座候。
BeginFunc Cst
 GetCurrentVoltage v
 SetTimerVoltage v acctime2
EndFunc

啓明氏作/9尾の雷鳥編成スクリプトより
これは「現在速度を維持」する役割を果たすメソッドである。当然だと思う人にとってはそうなのかも知れないが、その発想に拙者はちょっとした衝撃を受けてしまった。

軽く解説しておくと、変数vにGetCurrentVoltageで現在の電圧(・・・じゃないけど、詳しくはこちら)を取得し、続くSetTimerVoltageで列車の電圧を変数vに指定する、という記述である。え、現在の電圧になれと指定する?
ここが氏の発想のユニークなところだと感心するのだが、この作品では走行制御用に他に2つのメソッドが用意されており、それぞれ「最高速まで加速する」「停止まで減速する」になっている。つまり、このレイアウトを作者の意図通りに操作する限りにおいては、列車は停止中か最高速でなければ常にSetTimerVolatageによる加減速の最中なのだ。
この「加減速の最中」に前述のメソッドが実行されるというのがミソである。実はこのメソッドは文字通り「現在の電圧になれと指定する」のだが、実際の役割は「現在おこなわれている加減速をキャンセルする」ことにある。SetTimerVoltageが、他のあらゆる運転操作を無視して動作し続ける(方向転換でさえ・汗)こと、そして同じ編成に連続して2回使われた場合は先に実行された命令が無効になる、という仕様を利用しているわけだ。

天晴ッ!!

以下余談。
このメソッドのもうひとつのパラメータ、すなわち電圧vまでの到達時間となる変数acctime2が、この作品では10(ミリ秒)になっている。先に実行中のSetTimerVoltageの効果をキャンセルするのが目的であれば0であって良さそうなものだが、恣意的な値が入っているのには何か他に理由があるに違いない、と踏んで試してみた。

どっひゃーッ!!

そういうワケで、皆さんもSetTimerVoltageの時間指定を0にしてはいけない、ってことを覚えておいて欲しいので御座候。ご自身のPCスキルに自信のない方は追試しないように。
あと、I.MAGiC殿には対処をよろしくで御座る。SetTimerVoltageが変数を評価する際、未代入を0と評価するのであれば、結構発現率の高い問題と思われる也。
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2005/7/30

ranmei杯VRM画像コンテスト日程発表  誉め殺し
注目のranmei杯VRM画像コンテスト続報。
BBSログの中に埋もれていて読みにくいので抜粋申し上げ候。
投稿期間 8月6日⇒8月21日
投票期間 8月23日⇒8月28日

車両部門:電車があればOK
風景部門:車両はなしですが、線路はOK。
加工部門:車両はあってもなくてもよいです。この部門のみ加工OK!

1部門につき1作品投稿可能です。
投稿・投票方法は掲示板を使用します。
投稿・投票期間になりましたら、この掲示板にスレを作りますので、それに投稿・投票お願いします。

ranmei vrm掲示板より趣意抜粋
老婆心ながら、しばしばこのコンテストで多用される「ルールは前回と同じです」という書き方は、初めてこの企画を知った人を置き去りにしてしまいかねないので、多少面倒でもその都度書いた方が参加者にとってはわかりやすいと思う也。>普|上飯田殿

なにはともあれ、こんな細かいところまでチェックを入れたくなるほどに期待しておりますので、主催の普|上飯田殿と常連参加者諸兄、そしてニューカマー諸氏の活躍をお祈り申し上げる也。
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