2006/9/9
田舎の家から高知市中央市場まで、車で30分ほどかかるが、週に2〜3回は市場で主に鮮魚類を購入する。理由は、新鮮で安いと言うことに他ならない。市場には昔から通っているため、ほとんどの店が顔なじみだが、特に写真で紹介している鮮魚店は、行きつけの店である。
この店の前を素通りしようとするものなら、奥さんが追っかけてきて、つい何かを買わさせられるが、安くしてくれるので、大助かりだ。実直なご主人と社交的な奥さんとのコンビがまたよい。「写真を撮らせて」と頼むと、「美人に撮ってよ!」と気軽に応じてくれた。ちなみにこの日は、にぎり寿司にするために、マグロ、生サンマ、貝柱を購入。(これからのサンマのにぎり寿司は脂がのり、トロより旨いほどだ)
市場と言えばおもしろいと言うか苦いエピソードがある。15年ほど前だが、いつものようにある店で買い物をしていると、そこのおばちゃんが、「兄さん(15年前には兄さんに見えたかも?)は、週に何日も来ゆうけんど、奥さんは手伝うてくれんかね?」そこで冗談のつもりの軽いのりで、「いやー、女房に死なれてねえー」というと、「そりゃあいかん、あたしが奥さんを世話しちゃお」とのこと。そのときは、冗談に対して冗談に受けてくれたと思っていたが、数日後、この店の前を通っていると、「兄さん、兄さん!」と言って、店の奥に引っ張られ、やおら写真を取りだし、「どうぞね、この人と見合いをしてみんかね、ええ人ぞね!」と声を高めて言う。「ええーっ!」今さらここで、「女房はおって、生きちゅう」とも言えず、「えいえい、もう一人に慣れちゅう」と言って、這々の体で退散した。
いまだに、この店の前を通ることをためらっている。善意を踏みにじった感じがして・・・。
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