Various Works
The Jazz Supreme !! 〜今夜も力うどん〜
http://smallcast.jp/
【2009-2010 Holiday Music Special】
Jazz in NY Special " Eddie Henderson" Ed.
ようやく更新。当局スタッフがNYで取材した特集をメインに語っています。まだまだ続くこのシリーズ。(私も連れて行け〜!!)是非聴いてね。
http://jp.youtube.com/watch?v=kIjf7tt4kTo
http://jp.youtube.com/watch?v=vLzZAK8iLCw
http://jp.youtube.com/watch?v=pYdYcAflJfM
http://jp.youtube.com/watch?v=zo07H-RcZjQ
http://jp.youtube.com/watch?v=QosgquzoFCM
<お知らせ>
福岡大勢ホーンズ、活動を開始しています。メンバー募集中。
レッスンもやっています。
You Tube画像、そしてhttp://www.areia.net/に
アクセスして様子を覗いてください。
福岡方面在住でバンドをやってみたい方はareia01@yahoo.co.jpまでどうぞ。詳細お送りします。
次回は2010年1/28〜31→終了。以降未定。
2010/2/9
宣伝
まずはライブの宣伝。
今月27日に、恒例の大勢ホーンズ赤坂グラフィティライブを行います。
初ライブからちょうど3年。
自分が作ったバンドのディレクションをほぼ他人(ひと)に任せ、
客席で観るのは初めてのこと。
この三ヶ月、多くのメンバーがバンド運営の経験はほとんどない、
ゼロからの出発で、そのあ〜だこ〜だの経緯は、
映像に遺したかったのが今のちょっぴりの残念。
もっとも真剣な姿を撮られるのはイヤだっただろうけれど、
人間のかたち、みたいなものが浮かび上がる音楽というやつは面白い。
2月27日(土) 大勢ホーンズ赤坂グラフィティライブ
17:30会場
18:00ライブスタート
出演
MOGバンド http://www.moveon-garage.com/
大勢ホーンズ http://www.myspace.com/oozeihorns
赤坂グラフィティ
http://www.moz.co.jp/graffiti/
港区赤坂3-21-10 赤坂NSビルB1
前売り1500円 当日1800円(どちらも+要1dirnkオーダー)
今日の日経新聞にこの記事が出た。
このことを取り上げてくれた日経に心からの感謝を送りたい。
先週、足利へ向かう長時間通勤時にも読んでいた下記の本。
このブログにもペシャワール会のこと、中村哲さんのこと、
そして中村さんの本を出版している石風社のことを何度か書いた。
中村さんの本は8割方入手して読ませていただいているが、
本日完成した用水路建設の様子を記録したこの本は、特別だと私は思う。
用水路の話なので、土質がどうだ、川の土砂がどうだとか、
そういった土木の話に終始する内容だ。
しかし、、
中村哲さんは、医者であり土木作業の経験などあるわけがない。
”あること”の専門家ではない人間たちが、英知を尽くしてこれほどのことを
なし得ることができたのだという事実。
そのアイデアと前進する力に、読み進めるにつれ圧倒されると思う。
感動して震えるくらい。大げさではなくて。
ペシャワール会は福岡に本部を置く団体だが、
私は老後は是非ともこの会に関わらせていただきたいと願っている。
お役に立てるよう、努力しておかなくては。
まったく中村哲さんはすごいアーティストだ!!

医者、用水路を拓く
〜アフガンの大地から世界の虚構に挑む〜
1890円(税込) ISBN978-4-88344-155-6(2007年11月刊)
白衣を脱ぎ、メスを重機のレバーに代え大地の医者となる
「百の診療所より一本の用水路を!」
パキスタン・アフガニスタンで1984年から診療を続ける医者が、
戦乱と大旱魃の中、1500本の井戸を掘り、13キロの用水路を拓く
「国際社会」という虚構に惑わされず、真に世界の実相を
読み解くために記された渾身の報告
石風社
http://www.sekifusha.com/

今月27日に、恒例の大勢ホーンズ赤坂グラフィティライブを行います。
初ライブからちょうど3年。
自分が作ったバンドのディレクションをほぼ他人(ひと)に任せ、
客席で観るのは初めてのこと。
この三ヶ月、多くのメンバーがバンド運営の経験はほとんどない、
ゼロからの出発で、そのあ〜だこ〜だの経緯は、
映像に遺したかったのが今のちょっぴりの残念。
もっとも真剣な姿を撮られるのはイヤだっただろうけれど、
人間のかたち、みたいなものが浮かび上がる音楽というやつは面白い。
2月27日(土) 大勢ホーンズ赤坂グラフィティライブ
17:30会場
18:00ライブスタート
出演
MOGバンド http://www.moveon-garage.com/
大勢ホーンズ http://www.myspace.com/oozeihorns
赤坂グラフィティ
http://www.moz.co.jp/graffiti/
港区赤坂3-21-10 赤坂NSビルB1
前売り1500円 当日1800円(どちらも+要1dirnkオーダー)
今日の日経新聞にこの記事が出た。
このことを取り上げてくれた日経に心からの感謝を送りたい。
先週、足利へ向かう長時間通勤時にも読んでいた下記の本。
このブログにもペシャワール会のこと、中村哲さんのこと、
そして中村さんの本を出版している石風社のことを何度か書いた。
中村さんの本は8割方入手して読ませていただいているが、
本日完成した用水路建設の様子を記録したこの本は、特別だと私は思う。
用水路の話なので、土質がどうだ、川の土砂がどうだとか、
そういった土木の話に終始する内容だ。
しかし、、
中村哲さんは、医者であり土木作業の経験などあるわけがない。
”あること”の専門家ではない人間たちが、英知を尽くしてこれほどのことを
なし得ることができたのだという事実。
そのアイデアと前進する力に、読み進めるにつれ圧倒されると思う。
感動して震えるくらい。大げさではなくて。
ペシャワール会は福岡に本部を置く団体だが、
私は老後は是非ともこの会に関わらせていただきたいと願っている。
お役に立てるよう、努力しておかなくては。
まったく中村哲さんはすごいアーティストだ!!

医者、用水路を拓く
〜アフガンの大地から世界の虚構に挑む〜
1890円(税込) ISBN978-4-88344-155-6(2007年11月刊)
白衣を脱ぎ、メスを重機のレバーに代え大地の医者となる
「百の診療所より一本の用水路を!」
パキスタン・アフガニスタンで1984年から診療を続ける医者が、
戦乱と大旱魃の中、1500本の井戸を掘り、13キロの用水路を拓く
「国際社会」という虚構に惑わされず、真に世界の実相を
読み解くために記された渾身の報告
石風社
http://www.sekifusha.com/

2010/2/7
制作日記7 最終回
アンコール用の曲は、上を向いて歩こう。
なんと言っても世界的に有名な日本のうた。
なんと言ってもやっぱりいい歌。
カーテンコール風に、6作の登場人物を1シーンずつ登場させ、
最後は音響の田中君の顔写真代用?のショットと
私の写真をあしらいおしまい。
一瞬で消える(笑)アニメーションの数点も最後に掲示する。
これらはAVIファイルというものだが、ムービーファイル作成ソフトの
タイムライン上に並べて、可変速で速度を落とさなくてはいけないことを
忘れずに。
それなりのソフトを使い、技術があればこんなことをしなくてもいいはずだし、
これまでやってきたことの数々は、この先、”なあんだ”的に簡単に作業できる
ことを知ってしまうことになるだろう。
でも、その環境を持っていたから作ったかというと???
何はともあれ、作り上げた。
次に向かって、今度はちゃんと勉強していくつもり。せっかくのご縁でもあるし。
もちろん音楽も。
長い文章にお付き合いいただいてありがとうございました。
黒田(武士)節?

田原坂の舞扇

2010/2/6
制作日記6 赤い靴
きっかけは、これまたDuas Joiasレコーディング時のこと。
エンジニアの藤村さんが、作業の合間にちょっと姿勢を崩して足を組む。
そのとき、履いていたスニーカーの靴底に、サーフィンの絵が描かれていることに
気づき、そのあまりのかわいさに一枚パチリ。
You Tubeで公開しているDuasのPVのMas Que Nadaの中にほんの一瞬登場する。
この時私は、動画といえば写真を並べてスライドショーを作るくらいが精一杯。
Mas Que Nadaの間奏でドラム&ベースのみになってサックスソロに行くところがあり、
そのあたりで、この靴がGroovyに動くだけの動画が作れないかと考えた。
ミニマムな素材での動画が大好きなので、是非そういったものを作りたかったが
アイデアだけで終わり、それから約1年が経った。

↑これは、Duas JoiasのCDジャケット&プロモーション用の写真撮影をしたとき、
ヘアメイクを担当してくれたCao(キャオ)が
私たちDuas Joiasを撮影するカメラマンの足元を撮影した写真。
Caoはメイクだけでなく写真のセンスも素晴らしく、その後彼女が撮った写真を
何度使ったことか。
制作6作目。
いよいよ一応最後の作品。あと1作はアンコール用で、既に曲もアイデアも決まっている。
雨、海、山、の雰囲気は一通り出したので、残るは今の季節に外せない雪。
雪をテーマにした日本の歌には何があるかな??
雪やこんこん、あられや・・・の童謡とか
雪よ岩よ・・・の雪山賛歌。
果ては、津軽海峡冬景色とかね。
しかし、イマイチ。
何となく、(漠然と)雪の中で踏むステップ、ダンスのイメージがあった。
何かないかな。。。探す、探す。
と、ここで先のCaoの写真を見つけた。
眺めているうちにアイデアが、神が降りてきた。
そうだ!!足?靴だけを抜いて踊らせるあのアイデアはどうだろうって。
さらに、シュールなアンデルセン童話「赤い靴」を思い出した。
赤い靴を履いたまま靴が脱げず、ただ踊リ続けるしかない、という世にも
オソロシイ”童話”
→だんだんステップが早くなり止まらなくなる。雪が降リ続く。
絵のイメージは決まった。
この写真と日記5で使ったSqirlz Water Reflections ソフトを見つけなければ、
おそらくできなかった作品だった。
このソフトは水面に波を打つ、雨や雪を降らせる効果を加工できるのだ。
曲は、日本の曲ではないけれど、
日本人でないフランス人の歌手サルバトール・アダモが大ヒットさせた「雪は降る」
本国より、日本での知名度が高い曲とか、歌手自身の存在のはしりだろう。
ライブのコーナーとしてこの曲を取り上げることにした。
アレンジはRumba(ルンバ)。ステップを踏ませるのにピッタリだった。
写真から、足回りを切り抜き、別画面に貼り付け。
これを片足ずつ、方向や角度を様々に変えたパターンを何種類も作る。
例のごとく、切り取った周り(背景)はいちいちペイントソフトを使って
丁寧に白く塗りつぶし、背景に埋める。
こんな感じであれこれパターン



アニメーションはgiam208というフリーソフトで。
アニメーション作成ソフトはたくさんあったが、フリーソフトでは
コマの表示時間の調整などがあまりできず、このあたりはちょっと苦しいところ。
こういう物体を動かすようなテーマで助かったのかもしれない。
そうしてできたのが雪の中のダンス。
線は粗いけど、アイデアが実現したものすごくウレシイ作品になった。
エンジニアの藤村さんが、作業の合間にちょっと姿勢を崩して足を組む。
そのとき、履いていたスニーカーの靴底に、サーフィンの絵が描かれていることに
気づき、そのあまりのかわいさに一枚パチリ。
You Tubeで公開しているDuasのPVのMas Que Nadaの中にほんの一瞬登場する。
この時私は、動画といえば写真を並べてスライドショーを作るくらいが精一杯。
Mas Que Nadaの間奏でドラム&ベースのみになってサックスソロに行くところがあり、
そのあたりで、この靴がGroovyに動くだけの動画が作れないかと考えた。
ミニマムな素材での動画が大好きなので、是非そういったものを作りたかったが
アイデアだけで終わり、それから約1年が経った。

↑これは、Duas JoiasのCDジャケット&プロモーション用の写真撮影をしたとき、
ヘアメイクを担当してくれたCao(キャオ)が
私たちDuas Joiasを撮影するカメラマンの足元を撮影した写真。
Caoはメイクだけでなく写真のセンスも素晴らしく、その後彼女が撮った写真を
何度使ったことか。
制作6作目。
いよいよ一応最後の作品。あと1作はアンコール用で、既に曲もアイデアも決まっている。
雨、海、山、の雰囲気は一通り出したので、残るは今の季節に外せない雪。
雪をテーマにした日本の歌には何があるかな??
雪やこんこん、あられや・・・の童謡とか
雪よ岩よ・・・の雪山賛歌。
果ては、津軽海峡冬景色とかね。
しかし、イマイチ。
何となく、(漠然と)雪の中で踏むステップ、ダンスのイメージがあった。
何かないかな。。。探す、探す。
と、ここで先のCaoの写真を見つけた。
眺めているうちにアイデアが、神が降りてきた。
そうだ!!足?靴だけを抜いて踊らせるあのアイデアはどうだろうって。
さらに、シュールなアンデルセン童話「赤い靴」を思い出した。
赤い靴を履いたまま靴が脱げず、ただ踊リ続けるしかない、という世にも
オソロシイ”童話”
→だんだんステップが早くなり止まらなくなる。雪が降リ続く。
絵のイメージは決まった。
この写真と日記5で使ったSqirlz Water Reflections ソフトを見つけなければ、
おそらくできなかった作品だった。
このソフトは水面に波を打つ、雨や雪を降らせる効果を加工できるのだ。
曲は、日本の曲ではないけれど、
日本人でないフランス人の歌手サルバトール・アダモが大ヒットさせた「雪は降る」
本国より、日本での知名度が高い曲とか、歌手自身の存在のはしりだろう。
ライブのコーナーとしてこの曲を取り上げることにした。
アレンジはRumba(ルンバ)。ステップを踏ませるのにピッタリだった。
写真から、足回りを切り抜き、別画面に貼り付け。
これを片足ずつ、方向や角度を様々に変えたパターンを何種類も作る。
例のごとく、切り取った周り(背景)はいちいちペイントソフトを使って
丁寧に白く塗りつぶし、背景に埋める。
こんな感じであれこれパターン



アニメーションはgiam208というフリーソフトで。
アニメーション作成ソフトはたくさんあったが、フリーソフトでは
コマの表示時間の調整などがあまりできず、このあたりはちょっと苦しいところ。
こういう物体を動かすようなテーマで助かったのかもしれない。
そうしてできたのが雪の中のダンス。
線は粗いけど、アイデアが実現したものすごくウレシイ作品になった。

2010/2/5
制作日記5 水面、花、鳥
昨日は足利へ。
なぜか足利へ行く日は必ず、”スバラシイ晴天”になる。
久しぶりにゆっくり本が読める、と東武伊勢崎線というものに揺られ、
田園風景を見ながら読書。
この本のこともいずれ書きたい。
さて一日休筆後の再開である制作日記。
長い文章にお付き合いいただくのもあと少し。
いよいよ制作5作目になった。
次に選んだのは、最近J-POPというわけのわからん?言い方の
アーティストがこぞってカバーしている蘇州夜曲。英語だとSosyu Noctuneか。
Duas Joiasも相方のhiroyoアレンジでこの曲をカバーしている。
hiroyoは職業としてのリッパなアレンジャーの顔を持つので、
アレンジの力は、お世辞抜きでさすがだなあと思うことがたくさんあった。
この曲も、かなり大胆にアレンジを施し歌っていた。
とはいえ結局のところ、私のこの曲への印象は、素材としてはムズカシイ曲だというものだった。
どうアレンジしても、結局はあまり変わらないというかね。
(名誉のために、hiroyoのアレンジはとてもステキだったのです。)
しかし、やはり何といっても人気の曲だし、案外最近のワカモノも知っているし、
動画を作るにピッタリの絵が浮かぶ曲でもあるし、この曲をセレクトした。
ただ、変わらない(という自分の印象がある)のなら、原曲の雰囲気はそのまま生かし、アレンジも動画も過去5作に対して、これは軽い感じでいこうと決めた。
テーマは歌詞が語る通り、水の蘇州、花、鳥の声。
蘇州ってどんなところだろう。
私のイメージは水墨画。(私は水墨画が大好き。水墨画の掛け軸が欲しい)
しかしインターネットであれこれ見ていると、ちょっと違った。
仙境の地、というイメージがあったけれど、案外の観光地。
だからそのあたりは、事実よりイメージを重視することに。
シンプルながら画面構成の種類は多かった。
@少しずつ変わりゆく山の色
今となっては、このために面倒な配色をやっていたのかと思うほどの
写真のストックがあった。
XP搭載のWindowsを買うと、My Pictureのサンプルに入っている
よく見たことのある山並みの風景加工写真。
これを以前作った動画用に、色の彩度を調整しながら日が暮れていくように
見えるシリーズを作っていた。
言えば、1枚1枚に色調整をして名前をつけてSaveしていくだけ、なのだけれど、
細かく調整しないと、並べて流してみると自然に見えない。
こういった単純なことほど手間をかけないといけない、ということを学んだのだが。
こんな感じで30枚くらい。



A花が揺れる
@も同様だが、昨年10月、大勢ホーンズを連れて福岡でWawa(和話)という
和をテーマにしたイベントライブ時にもなんちゃって動画を作り、
その素材用に、膨大な数の日本をテーマにした写真を探し用意していた。
その中の1枚。
写真から花の部分だけを切り抜き、背景を丁寧に白く塗って、GIFファイルという
ちょっとざらっとした画面になるファイル形式にし、ムービー作成ソフトのエフェクトをかけると、水の中で花が泳いでいるような雰囲気が。
この写真から

花だけを抜いて白く塗ると

B鳥
歌詞にも出てくるが”鳥のこえ”
さて、浜辺の歌においても鳥の存在はかなり大きく、
ここでは、軽い(ライト)感が欲しい!
ということで、今度は画面にエッジという輪郭だけを強調するエフェクトを
かけ、エッジと背景の色の組み合わせを変える、という絵を数パターン用意。
するとお絵かきした鳥が羽ばたいているように見える。
なかなかミニマムなアート(自分で言うなって)に。
C水面

これは、元々動画ではない!?
水面にさざなみ効果を付加したものだ。なかなかでしょう?
こういった波、そして雨、雪なども降らせられる便利なフリーソフトが
Sqirlz Water Reflections
英語版だが、これを見つけられて本当に助かった。次の作品もこのおかげ。
田原坂で別の方法で、苦労して雨を降らせたが、
”なあんだ”的にこういうフリーソフトと巡りあう。
たぶん、このソフトを見つけたのは粘り勝ちだったと思う。
様々な動画関係のソフト紹介で上位にランクされているものではないから。
やれることが数少なく、わざわざ使うまでもない、ということもあるかもしれない。
雨に関しては、面倒なJTrim方式(田原坂)方式のほうが情緒があるように思うが。
こうしてできた動画。
肝心の曲のアレンジは、ごくフツーにさらっとボサノバ仕立てにし、
間奏でこれまた”よくありそうな”ボサノバ風コード進行でソロスペースを作り、
ラストはルートではないメジャーセブンコードを引っ張って浮遊感のまま終わり、
にしたのだが、これが演奏していて案外イケル。
わずか3分弱の小曲だけれど、インストには向かないこの曲を
インストにするには、短く、シンプルに、適度なリズムインパクトでが
いいのかも、ね。
完成は演奏当日から数えて、わずか1週間ほど前。
ここからあと2作。
まったくよく作ったなあ・・・(笑)
なぜか足利へ行く日は必ず、”スバラシイ晴天”になる。
久しぶりにゆっくり本が読める、と東武伊勢崎線というものに揺られ、
田園風景を見ながら読書。
この本のこともいずれ書きたい。
さて一日休筆後の再開である制作日記。
長い文章にお付き合いいただくのもあと少し。
いよいよ制作5作目になった。
次に選んだのは、最近J-POPというわけのわからん?言い方の
アーティストがこぞってカバーしている蘇州夜曲。英語だとSosyu Noctuneか。
Duas Joiasも相方のhiroyoアレンジでこの曲をカバーしている。
hiroyoは職業としてのリッパなアレンジャーの顔を持つので、
アレンジの力は、お世辞抜きでさすがだなあと思うことがたくさんあった。
この曲も、かなり大胆にアレンジを施し歌っていた。
とはいえ結局のところ、私のこの曲への印象は、素材としてはムズカシイ曲だというものだった。
どうアレンジしても、結局はあまり変わらないというかね。
(名誉のために、hiroyoのアレンジはとてもステキだったのです。)
しかし、やはり何といっても人気の曲だし、案外最近のワカモノも知っているし、
動画を作るにピッタリの絵が浮かぶ曲でもあるし、この曲をセレクトした。
ただ、変わらない(という自分の印象がある)のなら、原曲の雰囲気はそのまま生かし、アレンジも動画も過去5作に対して、これは軽い感じでいこうと決めた。
テーマは歌詞が語る通り、水の蘇州、花、鳥の声。
蘇州ってどんなところだろう。
私のイメージは水墨画。(私は水墨画が大好き。水墨画の掛け軸が欲しい)
しかしインターネットであれこれ見ていると、ちょっと違った。
仙境の地、というイメージがあったけれど、案外の観光地。
だからそのあたりは、事実よりイメージを重視することに。
シンプルながら画面構成の種類は多かった。
@少しずつ変わりゆく山の色
今となっては、このために面倒な配色をやっていたのかと思うほどの
写真のストックがあった。
XP搭載のWindowsを買うと、My Pictureのサンプルに入っている
よく見たことのある山並みの風景加工写真。
これを以前作った動画用に、色の彩度を調整しながら日が暮れていくように
見えるシリーズを作っていた。
言えば、1枚1枚に色調整をして名前をつけてSaveしていくだけ、なのだけれど、
細かく調整しないと、並べて流してみると自然に見えない。
こういった単純なことほど手間をかけないといけない、ということを学んだのだが。
こんな感じで30枚くらい。



A花が揺れる
@も同様だが、昨年10月、大勢ホーンズを連れて福岡でWawa(和話)という
和をテーマにしたイベントライブ時にもなんちゃって動画を作り、
その素材用に、膨大な数の日本をテーマにした写真を探し用意していた。
その中の1枚。
写真から花の部分だけを切り抜き、背景を丁寧に白く塗って、GIFファイルという
ちょっとざらっとした画面になるファイル形式にし、ムービー作成ソフトのエフェクトをかけると、水の中で花が泳いでいるような雰囲気が。
この写真から

花だけを抜いて白く塗ると

B鳥
歌詞にも出てくるが”鳥のこえ”
さて、浜辺の歌においても鳥の存在はかなり大きく、
ここでは、軽い(ライト)感が欲しい!
ということで、今度は画面にエッジという輪郭だけを強調するエフェクトを
かけ、エッジと背景の色の組み合わせを変える、という絵を数パターン用意。
するとお絵かきした鳥が羽ばたいているように見える。
なかなかミニマムなアート(自分で言うなって)に。
C水面

これは、元々動画ではない!?
水面にさざなみ効果を付加したものだ。なかなかでしょう?
こういった波、そして雨、雪なども降らせられる便利なフリーソフトが
Sqirlz Water Reflections
英語版だが、これを見つけられて本当に助かった。次の作品もこのおかげ。
田原坂で別の方法で、苦労して雨を降らせたが、
”なあんだ”的にこういうフリーソフトと巡りあう。
たぶん、このソフトを見つけたのは粘り勝ちだったと思う。
様々な動画関係のソフト紹介で上位にランクされているものではないから。
やれることが数少なく、わざわざ使うまでもない、ということもあるかもしれない。
雨に関しては、面倒なJTrim方式(田原坂)方式のほうが情緒があるように思うが。
こうしてできた動画。
肝心の曲のアレンジは、ごくフツーにさらっとボサノバ仕立てにし、
間奏でこれまた”よくありそうな”ボサノバ風コード進行でソロスペースを作り、
ラストはルートではないメジャーセブンコードを引っ張って浮遊感のまま終わり、
にしたのだが、これが演奏していて案外イケル。
わずか3分弱の小曲だけれど、インストには向かないこの曲を
インストにするには、短く、シンプルに、適度なリズムインパクトでが
いいのかも、ね。
完成は演奏当日から数えて、わずか1週間ほど前。
ここからあと2作。
まったくよく作ったなあ・・・(笑)
2010/2/3
制作日記4 塗り絵
疾風(はやち)たちまち波を吹き
赤裳(あかも)のすそぞ ぬれひじし
病みし我はすでにいえて
浜辺の真砂(まさご) まなごいまは
浜辺の歌に3番の歌詞があることをご存知だろうか。
この曲の動画を作り、歌詞のテロップを作らなければ、
私自身も知ることはなかっただろう。
海辺で療養でもしていたのだろうか。
3番に来て初めて、この歌が誰の視点のものかがわかるのだ。
歌詞は古い言葉だけれど、とても美しい。
1番は、♪あした浜辺をさまよえば、、、♪
さまよう、彷徨う。漢字で書く機会さえ持たなくなってきたのかもしれない。
制作4作目。
当初の選曲時点から、マストアイテムとしてあった1曲だった。
日本の童謡としても、大人が歌う日本の歌としても、
知名度、人気ともに抜群のようだが、やはりとても美しい曲だ。
この他、私が大好きな”海”シリーズの1曲は「砂山」
これもまた海辺の風景が浮かぶ、スバラシイ名曲だと思う。
特にラストの3番、
かへろかへろよ。茱萸原(ぐみはら)わけて、
すずめさよなら、さよならあした、
海よさよなら、さよならあした。
涙・・・
おっと、話がそれた。
浜辺の歌は、全編を通して色使いに気を遣った。
テーマは、夕暮れの浜辺を散歩するかわいいワンちゃん。
空には鳥が飛び。
元となる海辺の写真、これがとてもステキで、
やはり良い素材を見つけておく、ということが一番なのかもしれない。
夕暮れの海辺の写真をそのまま背景に使ってもよかったが、
空の色、タッチ、そこを歩く子犬。
ということで、この作品はちょっとカワイクすることにした。
まずは作品の顔、タイトルバック。
これは、鳥の形を切り抜き、方向を変えて組み合わせ、
スポットライト効果を付加したお気に入りの1枚。

元の海辺の写真をパステル画風に加工し、子犬を合成。

子犬の散歩(移動)右端から鳥が。

子犬、海辺にたたずみ、鳥が舞う。

これらは、合成した犬や鳥が持ってきたオブジェクトの背景を、
背景画に埋め込むために、ペイントでいちいち塗り絵をした。
パレットから、色を探して背景画の色にかぶせるのは、なかなかの手間だった。
ちなみに、オブジェクトの切り抜きは、Windows標準搭載のペイントソフトで
でき、このような苦労をしなくても切り抜いた背景を透過したGIFファイルと
いうファイルを作成できるのだがXPではダメらしく、
あとで読んだ画像関係のサイトにもそう書いてあった。
ペイントソフトはシンプルだが、ハケ、エアブラシ、消しゴム、
これらを使い倒せば、本当に便利。
ペイントがこんなに使えるソフトだと実感するのは、動画を作るときかもね!
色を探し、混ぜ、これらを駆使して、よくもまあ根気よく塗ったこと。
ペイントのエアブラシ操作は任せろ!状態になった。
もはや影絵動画ではなくなったけれど、
なかなかイイ感じの雰囲気に仕上がったと思う。
曲のアレンジは、ケーナの音を使ってイントロのメロディを足し、
その雰囲気も画面にマッチしたかなと、と思う。
この曲を作ったのが年明け早々。
あと3曲。アイデアも含め、”できるぞ”と確信しはじめつつ
その先にあった難関のソプラノサックス演奏の練習を抱え、
毎日しょえ〜と叫んでいた頃でもあった。
しかし、動画コンサートは、悩んだ挙句テナーではなく
ソプラノサックスを吹いたのだが、結局このしょえ〜練習が功を奏した。
世の中うまくできている・・・のだ。
赤裳(あかも)のすそぞ ぬれひじし
病みし我はすでにいえて
浜辺の真砂(まさご) まなごいまは
浜辺の歌に3番の歌詞があることをご存知だろうか。
この曲の動画を作り、歌詞のテロップを作らなければ、
私自身も知ることはなかっただろう。
海辺で療養でもしていたのだろうか。
3番に来て初めて、この歌が誰の視点のものかがわかるのだ。
歌詞は古い言葉だけれど、とても美しい。
1番は、♪あした浜辺をさまよえば、、、♪
さまよう、彷徨う。漢字で書く機会さえ持たなくなってきたのかもしれない。
制作4作目。
当初の選曲時点から、マストアイテムとしてあった1曲だった。
日本の童謡としても、大人が歌う日本の歌としても、
知名度、人気ともに抜群のようだが、やはりとても美しい曲だ。
この他、私が大好きな”海”シリーズの1曲は「砂山」
これもまた海辺の風景が浮かぶ、スバラシイ名曲だと思う。
特にラストの3番、
かへろかへろよ。茱萸原(ぐみはら)わけて、
すずめさよなら、さよならあした、
海よさよなら、さよならあした。
おっと、話がそれた。
浜辺の歌は、全編を通して色使いに気を遣った。
テーマは、夕暮れの浜辺を散歩するかわいいワンちゃん。
空には鳥が飛び。
元となる海辺の写真、これがとてもステキで、
やはり良い素材を見つけておく、ということが一番なのかもしれない。
夕暮れの海辺の写真をそのまま背景に使ってもよかったが、
空の色、タッチ、そこを歩く子犬。
ということで、この作品はちょっとカワイクすることにした。
まずは作品の顔、タイトルバック。
これは、鳥の形を切り抜き、方向を変えて組み合わせ、
スポットライト効果を付加したお気に入りの1枚。

元の海辺の写真をパステル画風に加工し、子犬を合成。

子犬の散歩(移動)右端から鳥が。

子犬、海辺にたたずみ、鳥が舞う。

これらは、合成した犬や鳥が持ってきたオブジェクトの背景を、
背景画に埋め込むために、ペイントでいちいち塗り絵をした。
パレットから、色を探して背景画の色にかぶせるのは、なかなかの手間だった。
ちなみに、オブジェクトの切り抜きは、Windows標準搭載のペイントソフトで
でき、このような苦労をしなくても切り抜いた背景を透過したGIFファイルと
いうファイルを作成できるのだがXPではダメらしく、
あとで読んだ画像関係のサイトにもそう書いてあった。
ペイントソフトはシンプルだが、ハケ、エアブラシ、消しゴム、
これらを使い倒せば、本当に便利。
ペイントがこんなに使えるソフトだと実感するのは、動画を作るときかもね!
色を探し、混ぜ、これらを駆使して、よくもまあ根気よく塗ったこと。
ペイントのエアブラシ操作は任せろ!状態になった。
もはや影絵動画ではなくなったけれど、
なかなかイイ感じの雰囲気に仕上がったと思う。
曲のアレンジは、ケーナの音を使ってイントロのメロディを足し、
その雰囲気も画面にマッチしたかなと、と思う。
この曲を作ったのが年明け早々。
あと3曲。アイデアも含め、”できるぞ”と確信しはじめつつ
その先にあった難関のソプラノサックス演奏の練習を抱え、
毎日しょえ〜と叫んでいた頃でもあった。
しかし、動画コンサートは、悩んだ挙句テナーではなく
ソプラノサックスを吹いたのだが、結局このしょえ〜練習が功を奏した。
世の中うまくできている・・・のだ。
2010/2/2
制作日記3 〜雨は降る〜
私の両親は熊本出身。
子供の頃は気づかなかったけれど、
博多で生まれ育った私は、当然ネイティブの博多弁をしゃべるが両親はそうではない。
いつまでも熊本弁。
そんな熊本にも有名な民謡がいくつかあるが、
私がだーーーーーーーーーーい好きな曲が「田原坂」
たばるざかと読む。
そう、九州地方では、原はハラというよりバルと読むことが多い。
前原(まえばる)田原(たばる)屋形原(やかたばる)
たばるざか、と打っても変換しない。たはらざかだ。
この曲が、小さい頃から大好きだった。
なぜだろう・・・
冒頭の歌詞 ♪雨は降る降る、人馬は濡れる♪とメロディだけで、
しとしと降る雨の中、ぬかるんだ道を粛々と進む人馬の様子を思い描く。
絵が浮かぶ曲なのだ。曲の持つ間合いも自分の好みなのだろう。
この曲をやりたくて、企画を思いついたとも言えるかもしれない。
制作3作目。
この動画には、どうしても雨を降らせ、粛々と進む人馬の隊列を表現したかった。
画面に雨を降らせる方法ってどうするのだろう???
調べた結果、お高いソフトを持っているのなら簡単なようだが、
フリーソフトで立ち向かうには技が必要な様子。
しかし偶然にも、先のブログで紹介したJtrimというソフトが活躍。
ごく簡単に方法を解説すれば、
斜めに目のある白い石盤みたいな画面と、雨を降らせたい画面の
サイズをあわせ合成、
もう一枚別の目のある同じく白い石盤みたいな画面を同様にもう一組合成。
合成画面同士をさらに合成する、というもの。
動画は添付しないけれど、こんな感じで画面が白っぽくなり、
驟雨という感じになる。
ざあざあ降る雨は、イメージではない。
その後、簡単に雨を降らせるソフトを発見したけれど、
降らせたい画面の色彩などをうまく調節した上で加工しないと、
どうみてもウソっぽい雨になることを発見。
画面が明るすぎるとダメなのだ。
この点で、JTrimでの加工方法はイメージにぴったりの雨を降らせてくれるものだった。

この森に(実写の田原坂の写真)粛々と進む人馬を表現したい。
そう思ってもっと遠くの横方向から坂の全体を撮影した田原坂の写真も
見つけたが、どうしても人馬の型紙がうまくのせられない。
流鏑馬の写真などを参考に一体の人馬をコピペして隊列を作り、
小さく縮小して切り取って真っ黒に塗った型紙作成なんていうことまでしたけれど、
画面のサイズにうまくフィットできなかった。
もう一度、この画面の中心にある道の遠近感を出せないかと考えた。
集めた写真を見ていたら、流鏑馬の正面から撮影したものがあった。
正面、しかもウマの足が半分欠けている。
でも、案外使えるのでは??
それに、これを4種類ぐらい大きさ違いを作れば、向こうからだんだんこちらへ
進んでくるような遠近感が出せるのでは、と思った。
ここで再び父が活躍。
複雑なラインの人馬(兜付き)を器用に切り取り、黒く塗る。
それを背景とスキャンする。
しかし!!失敗。やはり正面型紙は、特に馬という動物が足を前に出して進む
感じが出せない。幽霊のように物体が大きくこちらに近づいてくるだけ。
・・・馬の足をもっと強調するために切り込みを深くする。どうだ!!
すると人馬とはとても見えない形状になったのだが、しかし・・・
まるで侍が歩いているように見える。
もしかして、とさらに足の角度を変え、上体を少し折り曲げてスキャン。
数枚トライ。
並べてみると、まるで傷ついた侍が、ゆっくりこちらに向かって歩いてくるみたいに
見える!!!!!!
予定の人馬とはゼンゼン違ったけれど、思いがけない登場人物にニンマリ。
ただ、あまり型紙を大きいカットまで作ると、そのムリヤリさがバレてしまうので、
遠くからゆっくりゆっくりこちらに歩いてきているようにした。→型紙の大きさのバリエーションを少なく)
わかったことは、背景が白、の場合、つまり、侍などのオブジェクトだけスキャンするときはいいのだが、背景にオブジェクトを貼り付けて1枚1枚スキャンすると、
背景が微妙にブレてしまうこと。
ミクロな侍のオブジェクトを画面上で切り取って、うま〜く背景に合成する、ということがこの時点まではあまり上手にできなかったので、背景に貼るの意味は、糊で貼り付ける。何とアナログ。
その後この点は解消したので、次回は進歩だ。

代わりに人馬を1体だけ動かしたのがこれ

曲のアレンジは、原曲の間合いを生かし特に劇的に変えることはしなかったが、
アコースティックベースを中心に、ラストは太鼓系のアンサンブルでしめるという具合に。
ということで、太鼓のアンサンブルの部分に、テーマに似つかわしく、
リズムと一緒に動く何か、が欲しかった。
パソコンに入っている素材をあれこれ眺めていると・・・
おっと、フリー素材の扇があるではないか。
戦(いくさ)は決してダメだけど、昔の戦には扇は欠かせない。よしよし。
後日談。
7本全ての動画が完成し、両親宅で上映会。
自分の切ったうさぎや侍が動く様子を、父は楽しそうに見ている。
父は10年以上前、突然の耳の病気で、聴力が不自由になった。
最近はだんだん口数も少なくなってきた。
ましてや歌声をきくなんてことは皆無に近かった。
”お父さんは、田原坂がものすごく好きで、(ウタ)上手なんよ”と
母からきいた。そうなの?そうだっけ。そうだったね。
歌詞の入った画面を見ながら、何と父が歌っている。
あめはふる〜ふ〜る・・・
嬉しかった。
子供の頃は気づかなかったけれど、
博多で生まれ育った私は、当然ネイティブの博多弁をしゃべるが両親はそうではない。
いつまでも熊本弁。
そんな熊本にも有名な民謡がいくつかあるが、
私がだーーーーーーーーーーい好きな曲が「田原坂」
たばるざかと読む。
そう、九州地方では、原はハラというよりバルと読むことが多い。
前原(まえばる)田原(たばる)屋形原(やかたばる)
たばるざか、と打っても変換しない。たはらざかだ。
この曲が、小さい頃から大好きだった。
なぜだろう・・・
冒頭の歌詞 ♪雨は降る降る、人馬は濡れる♪とメロディだけで、
しとしと降る雨の中、ぬかるんだ道を粛々と進む人馬の様子を思い描く。
絵が浮かぶ曲なのだ。曲の持つ間合いも自分の好みなのだろう。
この曲をやりたくて、企画を思いついたとも言えるかもしれない。
制作3作目。
この動画には、どうしても雨を降らせ、粛々と進む人馬の隊列を表現したかった。
画面に雨を降らせる方法ってどうするのだろう???
調べた結果、お高いソフトを持っているのなら簡単なようだが、
フリーソフトで立ち向かうには技が必要な様子。
しかし偶然にも、先のブログで紹介したJtrimというソフトが活躍。
ごく簡単に方法を解説すれば、
斜めに目のある白い石盤みたいな画面と、雨を降らせたい画面の
サイズをあわせ合成、
もう一枚別の目のある同じく白い石盤みたいな画面を同様にもう一組合成。
合成画面同士をさらに合成する、というもの。
動画は添付しないけれど、こんな感じで画面が白っぽくなり、
驟雨という感じになる。
ざあざあ降る雨は、イメージではない。
その後、簡単に雨を降らせるソフトを発見したけれど、
降らせたい画面の色彩などをうまく調節した上で加工しないと、
どうみてもウソっぽい雨になることを発見。
画面が明るすぎるとダメなのだ。
この点で、JTrimでの加工方法はイメージにぴったりの雨を降らせてくれるものだった。

この森に(実写の田原坂の写真)粛々と進む人馬を表現したい。
そう思ってもっと遠くの横方向から坂の全体を撮影した田原坂の写真も
見つけたが、どうしても人馬の型紙がうまくのせられない。
流鏑馬の写真などを参考に一体の人馬をコピペして隊列を作り、
小さく縮小して切り取って真っ黒に塗った型紙作成なんていうことまでしたけれど、
画面のサイズにうまくフィットできなかった。
もう一度、この画面の中心にある道の遠近感を出せないかと考えた。
集めた写真を見ていたら、流鏑馬の正面から撮影したものがあった。
正面、しかもウマの足が半分欠けている。
でも、案外使えるのでは??
それに、これを4種類ぐらい大きさ違いを作れば、向こうからだんだんこちらへ
進んでくるような遠近感が出せるのでは、と思った。
ここで再び父が活躍。
複雑なラインの人馬(兜付き)を器用に切り取り、黒く塗る。
それを背景とスキャンする。
しかし!!失敗。やはり正面型紙は、特に馬という動物が足を前に出して進む
感じが出せない。幽霊のように物体が大きくこちらに近づいてくるだけ。
・・・馬の足をもっと強調するために切り込みを深くする。どうだ!!
すると人馬とはとても見えない形状になったのだが、しかし・・・
まるで侍が歩いているように見える。
もしかして、とさらに足の角度を変え、上体を少し折り曲げてスキャン。
数枚トライ。
並べてみると、まるで傷ついた侍が、ゆっくりこちらに向かって歩いてくるみたいに
見える!!!!!!
予定の人馬とはゼンゼン違ったけれど、思いがけない登場人物にニンマリ。
ただ、あまり型紙を大きいカットまで作ると、そのムリヤリさがバレてしまうので、
遠くからゆっくりゆっくりこちらに歩いてきているようにした。→型紙の大きさのバリエーションを少なく)
わかったことは、背景が白、の場合、つまり、侍などのオブジェクトだけスキャンするときはいいのだが、背景にオブジェクトを貼り付けて1枚1枚スキャンすると、
背景が微妙にブレてしまうこと。
ミクロな侍のオブジェクトを画面上で切り取って、うま〜く背景に合成する、ということがこの時点まではあまり上手にできなかったので、背景に貼るの意味は、糊で貼り付ける。何とアナログ。
その後この点は解消したので、次回は進歩だ。

代わりに人馬を1体だけ動かしたのがこれ

曲のアレンジは、原曲の間合いを生かし特に劇的に変えることはしなかったが、
アコースティックベースを中心に、ラストは太鼓系のアンサンブルでしめるという具合に。
ということで、太鼓のアンサンブルの部分に、テーマに似つかわしく、
リズムと一緒に動く何か、が欲しかった。
パソコンに入っている素材をあれこれ眺めていると・・・
おっと、フリー素材の扇があるではないか。
戦(いくさ)は決してダメだけど、昔の戦には扇は欠かせない。よしよし。
後日談。
7本全ての動画が完成し、両親宅で上映会。
自分の切ったうさぎや侍が動く様子を、父は楽しそうに見ている。
父は10年以上前、突然の耳の病気で、聴力が不自由になった。
最近はだんだん口数も少なくなってきた。
ましてや歌声をきくなんてことは皆無に近かった。
”お父さんは、田原坂がものすごく好きで、(ウタ)上手なんよ”と
母からきいた。そうなの?そうだっけ。そうだったね。
歌詞の入った画面を見ながら、何と父が歌っている。
あめはふる〜ふ〜る・・・
嬉しかった。
2010/2/1
制作日記2 少しだけ方向を変えつつ・・・
外は深深と雪。静かでいいなあ。
全ての事が終わって一段落。しばし気絶しよう。
と言いつつ日記二日目。
黒田節を完成させ、次は九州民謡シリーズ第二弾、「九州炭坑節」
♪月が出た出た 月が出た〜ぁヨイヨイ♪
超有名な炭坑節だが、炭坑節というのは、全国にいくつかあるようで、
これは九州炭坑節というのが正確な名前だそうだ。
小学校時代、うちわを持って何度踊っただろう。
ちなみに私の小学校では、鹿児島おはら節など積極的に九州民謡を取り入れていたようだが、あれは方針だったのかな。だとすると良いことだ!
音楽を聴く、聴かせるだけの場所ではないところでのイベントライブは、
普段にも増して、やはり、お客さんが知っている曲を取り上げること、も
忘れてはいけないことだと思う。
炭坑節のような、コテコテの民謡を取り上げるのはちょっと難しいな、とも
思ったけれど、福岡県民としてこれは外せない。
この曲でさえ、近頃の子供は知らなかったりするから。
三池炭鉱があったこと、を知って欲しいし、忘れないで欲しいしね。(なんちゃって)
さて一作目を作った時点で、全ての作品を影絵だけの動画に仕立てるのは、
かなり難しいことを自覚した。
時間的なリミット、すなわち紙人形影絵の制作の手間を考えると”仕上がらない”
ということなのだ。
影絵動画と銘打っている以上、大前提は崩したくないけれど、
ここで妥協し少し方向転換。ただし、少しでもグッドなアイデアで
その部分を埋められればとアタマをひねった。
最初は曲のアレンジ。
この炭坑節を我が家のキーボードで弾いているうち、
これは変型のブルースフォームにあてはめられるかな、と気づいた。
ブルース(Blues)、標準型は12小節一回しだけれど、16小節のパターンにし、
ちょっと”濃い”けれど、Funkのリズムパターンのトラックを作った。
Bluesなら、吹くのもラクだし楽しいし、ということで、
この曲で他の曲に比べてソロの比重を多くし、途中で4Beat、
Swing Bluesに展開してみた。
この曲の動画のイメージとテーマは、煙突とうさぎ。
唐突だが、煙突が2本空高く突き出し、空には満月が浮かび、
その様子をウサギが眺めている、という絵を(思い)描いた。
まずは、煙突が二本出ているような良い素材はないかと探しまくり、見事見つけた!
この写真を探せたことが、結果一番の成功だったかも。
影絵なのだから、モノクロが主役にこだわっていたが、
煙突の写真を見ているうちに、これを何とかうまく加工できないものか、と考えた。
Funkのリズムにあわせて、ウサギも踊るが、煙突も踊らせられないかと。
そうして、フリーソフト探しが始まった。
フリーソフトは、数限りなく存在するが、それを一つ一つ試している時間はない。
ネット上の評価や、見知らぬ方の制作ブログ(これが本当に役に立った)を頼りに、
いくつかダウンロード。
その結果、JTrimという画像加工ソフトを発見。
炭坑節は、このソフトなくしては作れなかっただろう。
JTrimは、画面をゆがめたり、波打たせたり、膨らませたりという効果に優れている。
どうやら画面のど真ん中を軸として、それらの効果を付加できるのだが、
これが、偶然、画面の中心の煙突に対して見事に命中することがわかり、
煙突を曲げたり、膨らませたり、ができた。
↓
基本となる写真の色合いを加工した基本形

煙突が膨らんだ!

煙突がねじれ踊る

月はペイントソフトを使って制作し、それを切り抜いて基本形の絵に
3パターン貼り付け合成。
絵を物体の形に沿って切り抜くソフトというのもあるようだけれど、
基本、画像を切り抜くのは円形か角形に近く、合成したときに背景が
白く残ってしまうから、合成した絵の色にあわせて塗らなくてはいけない。
元絵の紺色の空の色に近いものを探し、月の切り抜きにできた白い部分に
ペイントブラシで丁寧に塗ってうまくカムフラージュ。(あまりわからないでしょ?)


さて、一作目で型紙人形の動かし方を、ある程度覚えたので、
今度はうさぎの型紙作り。
先のブログでは横向きしかダメと書いたが、うさぎがダンスをする雰囲気を
耳を立てたり、身体をうねらす方法で表現しようと思い、
後ろ向きのうさぎのシルエットを作成。
横向きのうさぎのコラージュも作ったけれど、主役は後ろ向きのうさぎ。
位置、角度を変え、両耳を折り、伸ばし、してこれまたかなりの枚数をスキャン。
父が、黙々とうさぎの絵をマジックで真っ黒に塗り、切ってくれた。





曲想にあわせ、煙突のコラージュとウサギのダンスをうまく絡ませて、
テンポある作品に仕上げた(つもり)
ここでも曲のアクセントやフィルインなどと絵の移動のタイミングを
あわせるのがムズカシかった。
冒頭の煙突の膨らみやゆがみもドラムのバスドラムのタイミングにあわせた。
フリーソフトにも便利なものがあるのだな、と感心し、
あれこれ探し始めるきっかけになったのがこの作品。
しかし、それでも画面を動かすことのムズカシさと、
ああ、もっとこうだったらいいのにという、ちょっぴりの苛立ちも
感じた一作だった。
(もっとも何も買わないでやろうっていうんだから、ムリな話なんだけど)
そしてテーマはシンプルに、ひとつで良いのかな、みたいな
方向性が見えてきたのもこのあたりだった。
全ての事が終わって一段落。しばし気絶しよう。
と言いつつ日記二日目。
黒田節を完成させ、次は九州民謡シリーズ第二弾、「九州炭坑節」
♪月が出た出た 月が出た〜ぁヨイヨイ♪
超有名な炭坑節だが、炭坑節というのは、全国にいくつかあるようで、
これは九州炭坑節というのが正確な名前だそうだ。
小学校時代、うちわを持って何度踊っただろう。
ちなみに私の小学校では、鹿児島おはら節など積極的に九州民謡を取り入れていたようだが、あれは方針だったのかな。だとすると良いことだ!
音楽を聴く、聴かせるだけの場所ではないところでのイベントライブは、
普段にも増して、やはり、お客さんが知っている曲を取り上げること、も
忘れてはいけないことだと思う。
炭坑節のような、コテコテの民謡を取り上げるのはちょっと難しいな、とも
思ったけれど、福岡県民としてこれは外せない。
この曲でさえ、近頃の子供は知らなかったりするから。
三池炭鉱があったこと、を知って欲しいし、忘れないで欲しいしね。(なんちゃって)
さて一作目を作った時点で、全ての作品を影絵だけの動画に仕立てるのは、
かなり難しいことを自覚した。
時間的なリミット、すなわち紙人形影絵の制作の手間を考えると”仕上がらない”
ということなのだ。
影絵動画と銘打っている以上、大前提は崩したくないけれど、
ここで妥協し少し方向転換。ただし、少しでもグッドなアイデアで
その部分を埋められればとアタマをひねった。
最初は曲のアレンジ。
この炭坑節を我が家のキーボードで弾いているうち、
これは変型のブルースフォームにあてはめられるかな、と気づいた。
ブルース(Blues)、標準型は12小節一回しだけれど、16小節のパターンにし、
ちょっと”濃い”けれど、Funkのリズムパターンのトラックを作った。
Bluesなら、吹くのもラクだし楽しいし、ということで、
この曲で他の曲に比べてソロの比重を多くし、途中で4Beat、
Swing Bluesに展開してみた。
この曲の動画のイメージとテーマは、煙突とうさぎ。
唐突だが、煙突が2本空高く突き出し、空には満月が浮かび、
その様子をウサギが眺めている、という絵を(思い)描いた。
まずは、煙突が二本出ているような良い素材はないかと探しまくり、見事見つけた!
この写真を探せたことが、結果一番の成功だったかも。
影絵なのだから、モノクロが主役にこだわっていたが、
煙突の写真を見ているうちに、これを何とかうまく加工できないものか、と考えた。
Funkのリズムにあわせて、ウサギも踊るが、煙突も踊らせられないかと。
そうして、フリーソフト探しが始まった。
フリーソフトは、数限りなく存在するが、それを一つ一つ試している時間はない。
ネット上の評価や、見知らぬ方の制作ブログ(これが本当に役に立った)を頼りに、
いくつかダウンロード。
その結果、JTrimという画像加工ソフトを発見。
炭坑節は、このソフトなくしては作れなかっただろう。
JTrimは、画面をゆがめたり、波打たせたり、膨らませたりという効果に優れている。
どうやら画面のど真ん中を軸として、それらの効果を付加できるのだが、
これが、偶然、画面の中心の煙突に対して見事に命中することがわかり、
煙突を曲げたり、膨らませたり、ができた。
↓
基本となる写真の色合いを加工した基本形

煙突が膨らんだ!

煙突がねじれ踊る

月はペイントソフトを使って制作し、それを切り抜いて基本形の絵に
3パターン貼り付け合成。
絵を物体の形に沿って切り抜くソフトというのもあるようだけれど、
基本、画像を切り抜くのは円形か角形に近く、合成したときに背景が
白く残ってしまうから、合成した絵の色にあわせて塗らなくてはいけない。
元絵の紺色の空の色に近いものを探し、月の切り抜きにできた白い部分に
ペイントブラシで丁寧に塗ってうまくカムフラージュ。(あまりわからないでしょ?)


さて、一作目で型紙人形の動かし方を、ある程度覚えたので、
今度はうさぎの型紙作り。
先のブログでは横向きしかダメと書いたが、うさぎがダンスをする雰囲気を
耳を立てたり、身体をうねらす方法で表現しようと思い、
後ろ向きのうさぎのシルエットを作成。
横向きのうさぎのコラージュも作ったけれど、主役は後ろ向きのうさぎ。
位置、角度を変え、両耳を折り、伸ばし、してこれまたかなりの枚数をスキャン。
父が、黙々とうさぎの絵をマジックで真っ黒に塗り、切ってくれた。





曲想にあわせ、煙突のコラージュとウサギのダンスをうまく絡ませて、
テンポある作品に仕上げた(つもり)
ここでも曲のアクセントやフィルインなどと絵の移動のタイミングを
あわせるのがムズカシかった。
冒頭の煙突の膨らみやゆがみもドラムのバスドラムのタイミングにあわせた。
フリーソフトにも便利なものがあるのだな、と感心し、
あれこれ探し始めるきっかけになったのがこの作品。
しかし、それでも画面を動かすことのムズカシさと、
ああ、もっとこうだったらいいのにという、ちょっぴりの苛立ちも
感じた一作だった。
(もっとも何も買わないでやろうっていうんだから、ムリな話なんだけど)
そしてテーマはシンプルに、ひとつで良いのかな、みたいな
方向性が見えてきたのもこのあたりだった。