素人考えでこの戦争について考えてみたいと思う。
まず、グルジアだがこの国についての知識は俺もウィキペディアを参考にするしかない。その程度の知識しかない。
「グルジア」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A2
が、この国の立地条件からして、ロシアはこれを支配下においておきたいところだろう。
南の油田地帯に抜ける回廊であり、国家に面した地域でもある。
また、ウィキペディアが正しいならば、穀倉地帯としても魅力的となる。
こういった面を見ると、それなりに制圧する価値はある。
一方でグルジアはヨーロッパにすり寄ってるとも聞く。
ならばロシアがこれを警戒するのは当たり前。
で、何とかグルジアを牽制したい、と考えたとしよう。
ロシアが何を考えてるのかは分からないが、グルジア国内にある南オセチアがロシア寄りであることを考えると、ここを火種とするのがもっとも楽だと思える。
で、ここで独立運動をさせ、そこにグルジアを介入させる。
介入したグルジアを牽制する、という目的で軍隊派遣。
そしてそのままグルジア制圧。
うん、簡単に考えることが出来るシナリオだね。
そう考えるとグルジアが南オセチアに軍を派遣したのも頷ける。
自国領土内で反乱が起これば軍隊を使ってでも鎮圧するのは当然だろう。
にも関わらずそれを非難するのはいったいどういう事なのか?
下記のブログを眺めていると、とても納得しがたいものがある。
「グルジアのサーカシビリ大統領はくわせもの」
http://www.amakiblog.com/archives/2008/08/12/#001073
人の考えは様々だが、このブログに書かれてる事は理解に苦しむ。
次の部分はその一つだ。
>その最大の責任者は米国とロシアの指導者である。
しかし私はグルジアのサーカシビリ大統領こそ平和の敵であると考える。<
まず、「最大の」と言っているが、これは飾り。
続く「しかし〜」で先に書いてる部分を否定しているのだから。
標的はグルジアの大統領にある。
何のことはない、ロシアに肩入れしてるだけだ。
で、文末まで読むと、一気に反米になる。
この場合の反米は親露でしかない。
おまけに情報は「12日の毎日新聞」から得ているとか。
何で毎日なのだろうか?
そこまで毎日新聞は信用できるのだろうか?
更に次の一文。
>圧倒的に軍事力でロシアに劣勢なグルジアが、米国の了解なくして攻撃出来るはずはないという認識が共有されていると書いている。
圧倒的にというならば、ロシアの侵略に対して果敢に戦ったフィンランドはどうなるのだろうか?
また、圧倒的というならば、アメリカと戦ったベトナムはどうなるのだろうか?
圧倒的にというならば、ソ連と戦ったアフガニスタンはどうなるのだろうか?
俺の知ってる限りでもこれだけ「圧倒的不利」でも戦った国がある。・
そこに平和への祈りも願いもない。
あるのは、「目には目を、歯には歯を」という報復の論理ではないだろうか?
侵略には防衛である。
南オセチアのロシア帰属はグルジア内部における反乱ではないのだろうか?
そこにロシアが乗り込んでくる。
なんかアフガニスタンみたいだ。
俺の知る限りというつたない知識で恐縮だが、アフガニスタン戦争は親ソ連政権が出来てからあらためてソ連軍が乗り込んできた、という。
今回の南オセチアもそんな親露政権に見える。ロシアが乗り込んでくるのは自然な流れとも言えよう。
さて、もう一度元外交官殿のブログに目を転じてみよう。
>圧倒的に軍事力でロシアに劣勢なグルジアが、米国の了解なくして攻撃出来るはずはないという認識が共有されていると書いている。
この中のいくつかの単語を入れ替えてみたい。
圧倒的に軍事力でグルジアに劣勢な南オセチアが、ロシアの了解なくして攻撃出来るはずはない。
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攻撃に出たかどうかはともかく、ロシアの後ろ楯がないならば、グルジアの一地方としか言えない南オセチアが行動に出るわけがない。
それとも、他にもっともらしい理由があるのだろうか?
元外交官だからそれなりの知識も、知識を活かすだけの知恵もあるだろう。
だが、そんなもんと無縁な一般庶民でしかない俺には上記のような単語の入れ替えくらいしかできない。
そもそも表に出てない情報で、憶測ともとれる「グルジア背後のアメリカ」というのを想定するならば、同じように「南オセチア背後のロシア」を持ち出しても良いではないか。
それが無いのはそれなりの意図があると考えるしかない。
イラク侵攻・イラク戦争に反対と言いながらもロシアのグルジア侵攻には賛成なんだろうか。
ともあれ、このような状態で憲法九条の精神や、平和への願いなどは何の役にも立たない事が立証されている。
いくら市民が平和を求めても、それ以上の利益を得られると思うならば国家は容易に戦争に踏み込むという事だろう。
ましてグルジアなどの帰属はソ連の後継者たるロシアにとって最優先で片付けるべき問題のはず。
今回のロシアの行動は、ロシアにとって見れば理に適ってるともいえる。
だからと言って他国にとっても理に適ってるというわけではないが。
ともあれ今回のロシア侵攻を許すならば、アメリカによるイラク・内陸アジア(中央アジア)への介入をとやかく言うな、引き合いに出すな、と言いたい。
やってる人間(国家)が違うだけで、やってる事は同じなのだから。
それとも、アメリカとロシアでは全く違うのだろうか?
もしそうならばなぜ違うのかを知りたいところだ。
帰属問題について考察を深めるために有効な動画をみんなで見よう↓
北京五輪なんか見なくていいから。
「わたしの竹島ですが、何か?」
http://jp.youtube.com/watch?v=dcjwpz-6d2s&eurl=http://genyosya.blog16.fc2.com/blog-entry-753.html
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