憲法九条を念仏のごとく唱える方々がおられる。
死刑廃止を念仏のごとく唱える方々がおられる。
で、
それがどれだけ効能があるのか、という事を何一つ語られてない。
憲法九条万歳。
軍備を無くせ。
で、その軍備の差がどれだけの事につながるのかは、ロシアによるグルジア侵略という形で目の前にあらわれている。
軍備や戦闘力の差がロシアの蹂躙を許してるように見えるのだが、俺の気のせいだろうか?
グルジアにロシアを撃退するだけの力があれば、グルジアはロシアの「平和維持だ!」という題目を縦にした侵略をはねのける事が出来たと思うのだが?
そういえばイラク戦争に反対してた連中は、なんでロシアを非難しないのだろうか?
あるいはアフガニスタンへのアメリカ進駐(反対派からすれば侵略だろうが)に反対する連中はなぜこれを非難しないのだろうか?
アメリカがこれらに居座る理由も、たしか「平和維持」だったと思うが。
ロシアは良くて、アメリカは駄目、という事なのだろうか。
だとしたら、
こんな連中に平和を語る資格はない。
抑止力という点で見れば、死刑の効果というのもバカに出来ない。
聞いた話だが、死刑廃止を実行したら犯罪が増えたという。また、死刑廃止に反対していた者達は、死刑が廃止されたら続々と殺されたという。
これが死刑廃止の現実だろう。
そもそも死刑廃止論者は、なんで死刑を廃止した国々のその後の犯罪発生率などの情報を持ってこないのだろうか?
犯罪が減っているならばよろこんでその情報を持ち出すと思うのだが。
どして?
多分、死刑を廃止したら犯罪が減ったという
証拠がないのだろう。
でなければ明確な情報を出さない理由がない。
統計情報などは公開されてるはずなのだから、これをもってくればいいだけの話である。
結局、反対するだけで「こういう良いことがある」という提案が出来てない。
また、
実行したら最悪の結果を招くのが分かることを提示し続けている。
なんでそんな事に耳を貸さねばならないのだろうか?
で、「武装解体論=憲法九条主義」と「死刑廃止論=犯罪者擁護」の共通点。
『平和の破壊』
憲法九条は、外国からの侵略=平和な国の破壊につながるし、死刑廃止は国内犯罪の増加を招いて普通に暮らす人々を脅かす。
こういう事を言う連中は、破壊や崩壊というのが大好きなのだろう。そのくせ口では「平和のため」「安全のため」という。
いったいどこが? という問には決して答えてくれない。
具体的な数字なり根拠を上げられないと、
「でも、それは大切なことだと思います。
そう信じてます」
と信仰に逃げる。
あんたがそれを信仰するのは勝手だし、殉教するのも自由だが、それに他人を巻き込むな。
とりあえずネットで見つけた面白い公理についての考えを少々述べてみたい。
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-312.htmlより
>*どんなに軍備をふやしてもリスクをゼロにすることはできない。しかし、双方の軍備が多いときよりも、双方の軍備が少ないときのほうがはるかに安全である。<
双方が軍備を少なくすることが出来ないから、残念ながら軍備を増強せざるを得ない。
>*軍備を増やすことで安全を確保しようと主張する人は、どこまで軍備を増やしたら安心できるのか、誰一人として具体的な話をしてくれない。したがって、軍備をどんなに増やしても誰も決して安心できないままだし、安全も確保されない。 <
これは先の公理にかかってくると思う。
つまり、『相手あってのこと』
相手が増強するからこちらも増強する。
どこまで、と聞かれたら「相手に対抗できる程度」というしかない。
基準はそこにあらわれている。
>*軍備を増やして安心できないなら、双方軍備を減らす努力をすることによってしか、軍事的リスクは減らすことができない。 <
もっともな意見だが、双方が軍備を減らすような事はまずありえない。
仮にそれをやろうと思ったら、相手と同程度の戦力を保持しなければならない。
かつてフランスがソ連から核兵器の削減をもちかけられた事がある。
フランスだけでなく、ロシアも核兵器を削減んしよう、という提案だ。
フランスはこれを蹴った。
何故か?
フランスの持つ核兵器は全て合わせても数百程度だが、ソ連は数千の核兵器を保有している。
フランスが何発か減らしただけでも核戦力としてみれば大きな削減になってしまうが、ロシアが数十発・数百発を減らしても、依然として驚異として残る。
この非対称性が削減提案を蹴る理由となった。
おわかりだろうか?
軍備削減は、相手と同程度の戦力を保持しなければ出来ないのだ。
逆に軍備削減ができた数少ない例は、アメリカとソ連の間で結んだSTART(で良いんだよね?)だけしか知らない。
確か、近距離・中距離の核兵器を互いに廃絶する、という条約だったはず。
アメリカとソ連というほぼ同程度の戦力を保持してるからこそ出来た事である。
もっとも、この条約で廃棄されたのは、基地発射型のミサイルであり、移動型のミサイルは対象外だったと聞く。
また、基地発射型の固定された核ミサイルは、基地を叩けば壊滅させることが出来るが、トラックなどで移動できる移動型核ミサイルは、発車位置をずらすことが出来るので戦力としてはより大きな脅威だという。
ソ連はこれを大量に保持していたというから、結局損をしたのはアメリカだというオチがついたようだが。
最後に。
>私の疑問を解消してくれる軍事優先主義者の方があらわれるまで、これらの公理を何度でも唱えていきます。
なんでこいつの疑問を解消しなけりゃならんのだろうか?
こいつの疑問を解消しなけりゃ世の中は変わらないのだろうか?
何を言っても聞かない信仰に全てを捧げた殉教者には、そのまま自分の信じる神なり教典なり真理なりを信奉していてもらおう。
その間にこちらはもう少し説得力のある言葉を、世の中のまっとうな人々に説いていけばいいのだから。