コレの。
単純に考えると、VRMをこよなく愛する読者諸氏の心情は
このスレの22氏を非難する方向にいくのが普通ではないか、と思うので御座る。が、ひねくれ者のVRM侍は敢えてこの22氏を擁護申し上げ候。23氏のように「釣り」と決め付けたり、24氏のように22氏に「スキルレス」とレッテルを貼ったところで、22氏にとって「このシミュレータ凄くつまらない」という事実は変わらないが故に。
22氏個人が実のところ何をもって「つまらない」と公言しておいでかは知る由も無いし、知る価値もさして無い。ましてや、22氏に「なぜ、つまらないのだ」と問い詰めても不毛だろう。その理由を論じる価値もないほど、22氏にとってVRMは「つまらない」のだから。
それはさておき、解題。
blogが流行っていると聞いて、blogを始めては見たものの、よくよく考えてみると何をして良いやらわからず、「今日はネタがありません」と何回か書いた挙句にそのまま遁走する人は掃いて捨てるほどいる。きっとこのような人達は「blogはつまらない」と言うだろう。さて、何が彼らをして「blogはつまらない」と言わしめるのか。blogに心酔してしまった人達は、きっと彼らを非難してこう言う、「キミたちにはblogは難し過ぎたかもね」云々。そして内心北叟笑む。アクセス数至上主義者にとって、雨後の筍の如き新参者はすべてライバルだ。ライバルの挫折は蜜の味。しかし何かが不毛だ、少なくともblog形態の普及を目論んでいる人から見れば。
さて、何が彼をして「blogはつまらない」と言わしめるのか。一般的に(あくまでも一般的に)blogサービスは、広告コンテンツの付加による収入やより高機能な有料サービスへの勧誘を目的としてサービスプロバイダから提供される無償サービスであることが多い。プロバイダはユーザーを一刻も早く同業他社に先駆けて自社サービスに囲い込むべく彼らを無料blogへ誘う、「流行ってますよ」「面白いですよ」と。が、実際にどう楽しむかについてはユーザー任せ、飽きれば放置していただいて結構。早い話、下手な鉄砲も数打ちゃ当たる、という戦略だ。プロバイダの至上命題は、一人でも多くのユーザーを取り込むことであって、一人一人のユーザーがblogを楽しめるかどうかではない。
翻ってVRM。I.MAGiCにそんな余裕はきっとないのだろう、ということは承知の上で苦言を申し上げるが「売ってしまえば実際にどう楽しむかについてはユーザー任せ、飽きれば放置していただいて結構、早い話、下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」になっちゃいませんか。無料blogはそれでも構わない。そもそも無料だし、新規開拓すべきユーザーは頓挫するユーザー以上に掃いて捨てるほどいる。一方でVRMは有償(有り体に言えば、高価)で、しかもターゲットするユーザー層は決して広くはない。同じような戦略(かどうか、本当のところはわからないが、傍からみると同じに見える)で良いはずがない。無料blogプロバイダですら、ユーザーの流動に歯止めをかけるべく、ユーザーに提案的な誘導をかけたり、特定のジャンルに特化する、等の対策を講じるところが目立ってきているのに。
I.MAGiCには、もう少し「VRMはこう楽しめます」という提案をユーザーに向かっておこなってもいいのではないか、と思う。少なくとも、「スクリプト」と使い道のない「京都駅」については、その実装意図を説明する義務がある、とすら思う。あ、京都駅はちょっとネタ的言及。閑話休題、
EF64のスクリーンショットだけではユーザーは繋ぎ止めれないのではないか。万が一にも、I.MAGiCからして23・24氏のように「どうせ釣りだ」「わからないヤツにはわからない」といったモードに陥っているとすれば、少なくともVRMの普及を(勝手に)目論んでいる拙者としては「不毛だ」とつぶやかざるを得ない。そんなことはない、と信じたいが。
VRM4第2号の開発も佳境に入り、そんなことをしている暇はない、ということがあるのかも知れない。が、たとえば、
I.MAGiC VRM Newsに新規収録車輌のスクリーンショットを貼る時間があるのなら、ちょっとだけ手間をかけてネットVRMユーザーのVRM活用事例を紹介するとか(ユーザーが勝手にやっているのとメーカーがそれを紹介するのは全然意味合いが異なる、念のため)、その暇すらないなら主だったVRMユーザーから記事を募集するとか、限られた投資でも実現可能な改善策はいろいろあるように思う。(この2案にはそれぞれ固有の「危うさ」もあるが、雑多になるので割愛)。
そういう思いも込めて(だけではないが)のVRM侍のつもりだったが、どうにも伝わらないようだし、とは言え、
ここにボソッと書いたことに反応してくれることもあるようなので、22氏の(意図不明の)独白を踏み台に、ボソッと書いてみた。
蛇足ながら、
件のVRM Newsに敢えて苦言したのは「熱狂的なVRMユーザーにしかわからない書き方」をメーカー自らやってしまうのは「甘え」ではないか、と思ったから。知らず知らずのうちに、ネットVRMユーザーに対して身内意識が芽生えているのだとしたら、猛省を促したい。
結論。
ある人がVRMを「つまらない」言う、その理由の最たるものは「何をしてよいやらわからない」ではないか。これは、善意に解釈すればVRMのポテンシャルの高さの証明とも言える。が、そのことと、VRMを手に入れたある人が「さぁ、いったいオレは何をすればいいんだ」と首を傾げるのは、実は表裏一体だ。その「ある人に能力が不足している」から「わからない」のではない。「VRMに何かが不足している」から「わからない」のだ。原因は、VRMの側にある。
電波です、真に受けないように、念のため。