「たとえば、提案営業アフィリエイトとかがあると面白いんじゃないかと思っている件」
電波ゆんゆん
この話の続き・・・厳密には続きではなく、角度を変えて再論と言ったところ。
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発端は、
無理矢理部品シリーズで扱わせていただいている
漆黒氏の作品を、再利用可能な無理矢理ストラクチャを抽出するという意図で仔細に拝見していたときのことである。必ずしも統計的な根拠があるワケではないが、漆黒氏のVRMレイアウトは、第4号所収の部品の使用率が、他パッケージのそれに比して有意に高いことに気づいた。
これはある意味当然のことで、(1)漆黒氏がいわゆるローカルな情景を好まれること、(2)VRM4第4号は木造ストラクチャが集中して収録されていること、からこうなったのだろう、と、とりあえず納得した。そして、次の瞬間に不意に思った。
ボクほど「VRMx第y号所収の〜」という表記を多用する人は、ネットVRMユーザーにそうはいない、と思っている。これは、読む人をして「どのパッケージを購入すれば(ボクが紹介するところのVRM体験を)追体験できるか」が明らかになるようにしておきたい、という思いがボクの中にあるからだ(結構手間のかかることなので、他の人に強要するつもりはない、念のため)。
だがしかし。冷静に考えてみると、ボクのこの考え方は、その前提に「VRMユーザーは体験範囲を広げるべくパッケージを追加購入して当然」という暗黙知が横たわっている。が、果たして本当にそうなのか、という疑問が、漆黒氏の作品を拝見しているときに浮かんだのだった。
ボクの知る限り氏はフルパッケージを揃えてVRMを楽しんでおられるようだが、お使いになる部品には前述したような偏向が見える(その上で、作品としては実に魅力的で素晴らしい!)。そして、ひとたびそれに気づくと、
ボク自身の作品にも、強いて最新パッケージの収録部品を使うこと自体を目的に作ったレイアウトを除けば、やはり使用する部品に偏りがあることに思い至った。
これの意味するところは「どんな作品を作りたいかがある程度明確で、それに対応するパッケージ(1つとは限らない)が把握できていれば、必ずしもフルパッケージをそろえる必要がない」ということだ、と言っても、あながち嘘にはなるまい。いや、むしろ、それこそが広く浅くVRMユーザーを捉えた場合、正しい使い方なのではあるまいか。そういう知見が広まれば、新規ユーザーとしては初期投資を最適化できるし、開発販売元としてもフルパッケージを前提に尻込みしていた未開拓層に斬り込むキカッケにもなるのでは、みたいな。
問題は「作りたい作品(傾向)と対応パッケージ」に関する情報が少ないことである。開発販売元には、そういうマーケティングをする体力はないように見えるし、そもそも、彼らにそういう意識があれば、もう少しパッケージングが戦略的になっているはずだが、実際はそうではない。現実問題として、そういう情報は、実際に複数パッケージを使ってある程度の作品を手がけたユーザーからしか出てこないだろう。
が、VRMx第y号所収の〜等と書く習慣すら定着していないネットVRMユーザーにそんなことが出来るだろうか。いや、それ以前に、なんでそんなことをユーザーがしなければならないのか・・・と考えて、表題に掲げた「提案営業アフィリエイト」に思い至った。
話の展開上、漆黒氏を例に述べると、氏が仮に「VRM4第4号と6号があれば、ワシの理想のローカル風景は十分作れるぞい!」とお考えになったとする。で、漆黒さんは、その環境で楽しめるレイアウトをたくさん作ってネットで紹介すると同時に「第4号と第6号を組み合わせて購入するのがワシのお奨めじゃ」とか書いて、I.MAGiC HOBBY WORLDのDirectShopの対応する「提案営業URL」へリンクする。このリンクを辿って当該パッケージを購入された方がおられた場合、I.MAGiCから漆黒さんに謝礼(必ずしも現金でなくてもよい)が支払われる、みたいな仕組み。
要するに「パッケージ限定レイアウト」の考え方をさらに拡張し、かつ(ユーザーが敢えて挑戦するだけの)手間に見合った利益を還元しようみたいな、そういうビジネスモデルもありなんじゃないか、という話だ。ネットVRMユーザーの拡販への貢献度も把握できるようになるから、良い意味での競争が新しい刺激になる、という効果も期待できよう。無論、これを実現するには、いろいろと解決せねばならない技術的・法的・倫理的な壁があるが、とりあえず今日はアイデアを示すに留める。
なお、ボクの意図としては、I.MAGiCが儲かる、ユーザーが儲かる、というのは、あくまでも副次的な成果でしかない点は明言しておきたい。それは動機付けには多少の利益誘導が必要だ、というだけの話であって、このアイデアの真価は(このアフィリエイトの仕組みがあろうとなかろうと)提案営業を意識して作られたコンテンツは、今存在するネットVRMユーザーの手になるそれよりも、間違いなく質的に高く、かつ、面白いものになるであろう点にある。
そちらが主目的であって、アフィリエイトはその手段に過ぎず、他の方法で同じようなムーブメントが励起できるのであれば、別になんでもいい。むしろ、現在のネットVRM界隈の雰囲気からすると、単純な利益誘導は逆効果かも知れないが、金銭が絡むことでこれまでネットVRM界隈に見られなかったタイプのユーザーが台頭する、という展開も面白いのではないかと。
あ、ボクが稼ぎたくて言ってるんじゃないからね、念のため。っつーか、既に十分回収したから、ゲシシシシ。