「しおじ氏近作より−吐息を感じさせるVRM動画&物語−」
誉め殺し
いよいよ
しおじ氏が本格的にVRM動画製作に乗り出しておられる由。
近作「爆走荷物列車」は、
啓明氏の桜崎物語よろしく物語と連動した企画。ぐぐっと作品世界に引き込むその見せ方。ユーモラスなタイトルとほんわかした文体で読み手に親近感を抱かせつつも、きっちりと織り込まれた考証。たとえば・・・
当時、長距離列車ではりー-ンと30秒は続くであろう発車のベルがなるが、近郊電車の場合りン、りーンと短いベルが2回。その後、車掌が笛を吹く。
鉄道趣味の世界で年輪を重ねている人間だけが語ることができる、生の吐息が聞こえてきそうなこういうシチュエーション設定に、燻し銀の魅力を感じるのは拙者だけではあるまい。
ここまでのお膳立てをしておいて、VRMレイアウト(動画)自体にも決して手を抜かない、言葉のフォローで作品を誤魔化さない潔さ、がいかにもしおじ氏らしく感服(とまで言い切ってしまうといささか生意気が過ぎるだろうか)。
さりげなく(本当にさりげなく)盛り込まれた動画の演出が心憎いったらありゃしない!!
え?
「さりげなく盛り込まれた動画の演出って何だ?」って。
おやおや、お気づきでありませんか、そうですか。では、2つ目の動画を目の玉ひん剥いてよ〜く見直してくださいまし。ネタバレ防止のため以下自粛。
余談。
この記事の公開直前にしおじ氏からメールをいただき、直近に公開したVRMovies内の技術記事に関する誤謬を指摘いただいた。斬ろうと企んでいたら斬られてしまったという情けないオチで御座候、切腹ッ!!