こうして
このシリーズを書き進めていると、まるでオイラが綿密に計画を立て、狙いを定めて欧州へ撮り鉄に出かけたように見えてしまうかもしれませんが、それはまったくの誤解です。
我が家における旅行は、国内外を問わずその旅程は愛すべき妻の専権事項なワケでして、撮り鉄はその合間にやっているだけに過ぎません。なので、特に行程がシビアになりがちな海外旅行(ボクらはパックツアーとかを使ってるワケではないので余裕はある方なのですが)では、どうしても駅撮りが増えてしまいます。
そして、世の妻帯しておいでの鉄ヲタ諸兄には信じ難い話かとは思うのですが、この問題にはオイラよりも妻の方が敏感に気付いておりまして。「ローザンヌで時間の余裕があるからここらへんで1時間くらい張ってみたら?」とレマン湖畔の地図まで調べて指し示してくれたワケです。
で、手元の
トーマスクック時刻表を調べてみたら、丁度その時間にユーロナイトが走ることがわかったので、夜明けのぶどう畑の中で獲物の通過を待ちました。それがコレ。

<夜明けのレマン湖畔を行くEuro Night>
イタリアのローマを前日の20:30頃に出発し、翌朝9:30頃にスイス・フランス国境の街ジュネーブ[Genéve]に至るEN314列車で御座います。
牽引機は言わずと知れたSBB主力機関車Re460。次位に続くのが、外観からは我が国の10系寝台客車を思わせるSBBの寝台車たちです。白・濃緑が基調色となる昼行客車とは異なり、SBBの寝台客車は濃紺色がベース。
いかほど乗客があるのかは定かではありませんが、我が国における寝台夜行列車の凋落振りを思うに、末永く活躍あれと願わずにはおれません。

<ジュネーブ駅で回送されるENに再会>
この日、ローザンヌの宿を引き払って、ジュネーブ経由でフランスへ入ったのですが、ジュネーブ駅で回送される同列車に再会しました。
どうでもいい話ですが、ジュネーブでのフランスへの入国審査が、なんかヌル過ぎです。混んでいるワケでもないのに、パスポートに一瞥もくれずに「とっとと行け」状態。いいのかなぁ?