以下はI.MAGiCレイアウトコンテスト2005参加作品のレビューです。作品は結果発表のページからダウンロード可能です。
新電氏作「o-saka umeda」は私にとっては二つの可能性において感慨深いものである。事実がそのどちらであっても、それは真に喜ばしい。
お気づきの方も多いと思うが、この作品はそのコンセプトやテクニックのあらゆる面において、
レイアウトコンテスト2003にて一般部門表現技巧賞を頂戴した拙作「ShinOsaka 2022」と共通する部分が多い。いや、不遜な言い方をさせていただくと、題材となった駅が西へ1つ動いただけで、その他は面白いまでに酷似している。

<新電氏作「o-saka umeda」より>
このことに対する解釈は大雑把に考えて二通り考えられる。第一には新電氏が拙作を手本にされた、という可能性。第二には、氏が私とは独立に同じ表現に達した、という可能性。モノ=VRM3は同じなのだから、これも十分にあり得る話だ。
どちらであるにせよ、感慨深い。前者であるとすれば、私の作品が手本とするに足る魅力を持ち得た、ということであり、後者であるとすれば、私の試行錯誤の結果に普遍性があったことの証明なのだから。

<新電氏作「o-saka umeda」より>
なんと言ってもこの作品の華は上掲スクリーンショット、ド迫力の新梅田シティである。20階か21階あたりに東西のタワーをつなぐ渡り廊下があったはずなのだが、これはオミットされているらしい。いや、そんな細かいことはこの際どうでもいい。両タワーの頂上部を跨ぐ「空中庭園」がお見事。特に中央部の吹き抜けの具合がなんとも言えないではないか。さらに、タワーそれ自身も単純な直方体ではなく、モデルとなったビルの細やかな表情が実に丁寧に再現されていることに驚かされる。
実は2年前、私自身、動画ネタにと新梅田シティ(+梅田貨物駅)のVRMレイアウト化を試みて中途で断念した経験があったりする。以降、常に頭の片隅にいつかやろう、いつかやろう、とひっかかっていたのだが、ありがたいことに今、私はその「お手本」を目前にしている。そういうワケで、遠慮なく真似させてもらうとしよう。新電氏におかれてはくれぐれも私を「パクリ」呼ばわりせぬよう、今のうちにお願いしておく。
いわゆる
インスパイヤとか言うヤツですから、切腹。
世界征服座標情報:http://maps.google.com/maps?f=q&hl=ja&geocode=&q=http:%2F%2Fwww.nodus.ne.jp%2FToretateVRM%2Fvrm.kml&t=h&ie=UTF8&ll=34.705273,135.489922&spn=0.000908,0.001741&z=19