ひとまずは、
junichi氏の賛同表明(勝手ながら
クリップしちゃいました)に多謝。加えて、
ボク以外のVRMユーザーとしては初のクリップ登録を敢行してくださった
酒井氏にも表敬。
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何かを説明しようとするに際し、「〜ではない」という言明を繰り返すことは不適切である。喩えて言うならば、林檎が「赤い」こと伝えようとするとき、「青ではない」「黄でもない」「緑でもない」と繰り返したところで、それは林檎が赤いことを伝えたことにはならない。
一方で、伝えるべき何かを、自分でも明確に把握し切れていないが、それでも何かを伝えたいと願う場合、「〜ではない」を繰り返すことは、決して最適の手段ではないにせよ、自分でもわからない「何か」に近づく手段の1つにはなり得るだろう。
何を語らんとしているのかと問われれば「VRM世界征服プロジェクト」についてなのだが、今日は特にその意図について語りたい。が、前段にも書いたように、語っている私自身が、いまひとつわかっていないので、おそらく以降の文章は「アレでもない」「コレでもない」の「ないない尽くし」となり、結局のところ何も語ってはいないというジレンマに陥るであろうことを、他ならぬ私自身がこのエントリを書き出した時点で確信しているのであるが、それでも語りたいと思う私がいることも、これまた疑い得ぬ事実であり、私は自らの欲するところがたとえ身の破滅を招こうとも素直でありたいと願っているので、自分でもわかっていないことを語ることにした。
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第一に、私は読者諸兄にこのプロジェクトへの参画を強要するつもりはまったく
ない。
いや、参加して欲しいとは願っているが、「あのghostが言っているのだからやってみよう」というようには考えて欲しく
ない、というのが厳密なところであろうか。裏を返せば、何故か私はこのプロジェクトを面白いと思っていて、読者諸兄の中にこの面白さを共有できる人がいれば、是非とも参画いただきたいと願っている。しかし、私にはこのプロジェクトの何がそんなに面白いのかを説明する言葉がなく、また、このプロジェクトに参画することをもって「私はghostと面白さを共有している」という猫知り顔をされるのも、これまた好ましく
ない、と思っている。あぁ、ややこしい。
第二に、私にはこのプロジェクトを管理するつもりがまったく
ない。
はてなマップの仕組みから言って、酔狂な誰かが[VRM]タグを付した出鱈目なクリップを大量に登録すれば、一瞬にしてこのプロジェクトは瓦解するし、かつ、それを防ぐ手段はまったく
ない。もちろん、そんな暇人がいるとも思え
ないが、タグ一覧の中で、既に目立つに十分なほど[VRM]タグは肥大化しているので、これはあながち杞憂では
ない。
仮にこれが杞憂であるにしても、私以外の誰かがクリップの登録を始めたとして、その品質はまったく保証され
ない。勘違いからまったくレイアウト作者が意図していない地点にクリップするということは当然起こり得るだろうし、わかっていても間違った地点にクリップするというケースもあるだろう。つまるところ、原理的にはてなマップは決して正確な地図にはなり得
ない。
が、私はこれを適切に管理して正しい地図たらしめたいとは、少しも思ってい
ない。いや、むしろ、正確さを期する余り、怖くて誰も着手出来ないことを恐れる。極端な話、出鱈目でも嘘でもいいからクリップが集積していけば良い。その是正は、聡明な一人の支配者によってではなく、この地図を見る複数の閲覧者の反応から自然とおこなわれるだろう・・・というか、そうなると面白いと思っているが、そうなることを実は期待してい
ない。
第三に、私はこのプロジェクトを通して実在路線再現を諸兄に押し付けるつもりは
ないし、ましてやVRMレイアウト作りのメインストリームに押し上げるつもりも毛頭
ない。
このプロジェクトは、多くのVRMユーザーが独立におこなった仕事を、ある1つの手法(この場合ははてなマップ)で鳥瞰しようというものである。このプロジェクトに登録すべく実在路線再現レイアウトを作る、という思考は本末転倒であり、それは私の望むところでは
ない。
だからと言って、諸兄がこのプロジェクトの影響を受けて実在路線再現レイアウト作りに着手することを否定するものでも
ない。むしろ、プロジェクトの成果としてそのような影響が生じることは当然だと考えなければなら
ない。
以上に掲げた2つの命題は、一見して矛盾したことを言っているように思われるかも知れないが、表裏一体に見えて実はまったく異なるものであることは、おわかりいただける方にはおわかりいただけるであろうと、信じるしか
ない。
第四に、私はこのプロジェクトに登録された実在路線再現VRMレイアウトの優劣を判じるつもりは一切
ない。
一言で実在路線再現、と言っても、その具体的な手法は千差万別である。既に、同じ地点をモデルにした複数作者による作品の競合が見られるが、これらに対し実景の再現度の多寡をもって優劣を論じることは、あまりに一面的な見方であると言わざるを得
ない。
むしろ、作品の競合から、我々は共通したベースから、異なる手法によってそれぞれに個性的なVRMレイアウトが生まれることを目の当たりに出来る、という点を強調しておきたい。繰り返しになるが、その手法たちの間に優劣は
ない。
一方で、このようなことを述べると「誰かが既にやっている手法は真似るべきでは
ない」と考える人が出て来そうな気もするが、それもまた私の望むところでは
ない。むしろ、共通したベースに異なる手法が用いられることで、モチーフの個別性から分離された、手法それ自体の特徴が浮き彫りとなるはずであり、そこにこそVRMユーザー間でシェアすべき何かがあるはずである。
とは言え、私はそのようなものが生じる局面を諸兄に要請することは
ないし、誘導するつもりもない。個々のVRMユーザーが銘々の欲するままに世に放ったVRMレイアウトたちが、偶然にもそのような何かに至ることを期待している、と言っておかなければなら
ない。
第五に、私はこのプロジェクトを通じて諸兄に何かを与えよう、などというつもりはこれっぽっちも
ない。
私は先だってやってみせたような分析を今後もするだろうが、それは単に私が面白いと思うから勝手にやっていることであって、私はそれが諸兄に対するサービスであるとか、啓蒙であるといったような考えはまったく持ってい
ない。逆に、このプロジェクトに参加すればghostから何らかの見返りがある、などとは考えて欲しく
ない。
一方で、このプロジェクトの成果(は、[VRM]タグが与えられた地図上のクリップ、ただそれだけなのであるが)から諸兄が何かを引き出すことは大いに歓迎されるべきであるし、あなたがそれを面白いと思うのであれば、先だって私がやったような分析を公表していただいて構わ
ない。とは言え、私は「そうしてくれ」と諸兄にお願いすることは
ない。
なお、本稿に
ないがいくつあったか数えても、何も出
ない、念のため。
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余談ながら。
削除済みの拙作動画のうち、実在路線ベースの作品を復活させました。面倒臭いので(ぉぃ)私のWebからはリンクしていませんが、
はてなマップからは直接動画を再生することが出来るようにしてあります。