「VRM侍は出家しますた」
今朝、私目を覚ましますと、
鏡に映った自分の姿に愕然と、致しました。
頭のてっぺんから足の先まで
「誉め殺し」と称して繰り返して来た辻斬りの、
返り血で真っ赤で御座います。
殺生は武門の習いと申しますが、
このままでは、
極楽往生出来ぬことはもちろんのこと、
無間地獄堕ちは免れますまい。
そこで私、一念発起致しまして、
出家の上、身句意を改めることと致しました。
号してVRM入道と申します。
出家致しましたからには、
俗世のしがらみを断ち切りまして、
自由自在、
天衣無縫、
彼岸へ飛んで参ります。
開示悟入如我等無異、
南無愛魔仮想鉄模道、
VRM入道で御座います。
天上天下唯我独尊、
出前迅速落書無用、
VRM入道で御座います。
一見して、これまでと何も変わらないように見えると思いますが、
その実、大きく変わったように思わせておいて、実は何も変わりません。
それがVRM入道で御座います。