「gws1.0規格スクロールの拡張は必要か、という疑問」
VRM4EG
しばらくおバカなエントリが続いたので、本来の私の姿に戻るべく真面目な話をします。嘘っぽいですか。嘘っぽいのは「真面目な話をします」の方ですか、それとも「本来の私の姿」の方ですか。まーいいや。
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VRM4EGにgws1.0規格自動運転化スクロールというのを収録しています。
詳しくはこちら。これを使うと、もちろん汎用化されたものですから個々人のニーズに対して若干のズレがあるとは思いますが、大抵の自動運転はスクロールを1行も書かずに実現できてしまいます。使ってる方がおられるかどうかは別にして。
こいつらには将来的な機能拡張を見込んだ仕掛けを多数施しています。これは、これらのスクロールだけでは実現できない機能を追加する「アドオン」みたいなのを書こうと思っていたからですが、まだ着手していません。
と言うのも、いまひとつこの筋での潜在的なニーズを私が掴み兼ねているからです。どういう自動運転機能が期待されているのか、それ以前に、こういう「汎用」スクロールを一般的なVRMユーザーは使いこなせるのか、という疑問です。誰も使わないモノに無駄なエネルギーを投入したくないので。それを言ったら
ポータブル編成も「誰も使わない無駄なモノ」なんですが。
ポータブル編成と少し事情が異なるのは、編成ファイルはユーザーが明示的に使おうとしない限りは、せいぜいディスク容量を食うだけでVRMシステムに何の影響も与えませんが、スクロールは一旦組み込んでしまうと「SCRIPTウィザードの選択肢が無駄に増えてウザい」という弊害がある点です。要らないものは削除すればいいんですが、ボクにはすべてのVRMユーザーがそれを平気でおこなえるほど賢明だとは到底思えません。
有り体に言うと、4.0.3.0以降のアップデータを適用する都度、(少なくともボクにとっては)使い物にならないスクロールが組み込まれてしまう現状にちょっとウンザリしていまして、そのウンザリしている自分がさらにウンザリするような状況を皆さんに提供したくない、というのがあります。同じ書くのであれば、皆さんが欲しているスクロールを書いた方がよかろう、と。
とは言え。
単に「どんなスクロールが欲しいですかぁ?」と訊いたところで何も出てくるとは思えません。多くのVRMユーザーにとっては、それ以前の段階として「スクロールで何が実現できる可能性があるのか」がわからないし、説明されてもピンとこない状況のような気もするワケです。
が、待っていても何も起こりそうにもないので、とりあえずボクが今考えている「こんなスクロール書こうかなリスト」をここで晒して、諸兄の反応を見てみようかと思ったりするワケです。参考までに、ボクの中での優先度(高いものから着手しようと思っている)を併記しておきますが、これは皆さんの反応如何によって変化するものと思ってください。
● 擬似閉塞式自動信号機[優先度高]
VRM4EG収録の「時限式自動信号機」は扱い易さを優先して、敢えて閉塞動作をおこなわないように設計しました。これに自分自身の次の信号の状態ををチェックする機能を追加し、少なくとも前方から列車がいなくならない限りは閉塞する(R現示になる)信号を作ろうかと思ってます。具体的には信号機とセンサーを1つずつの組で使います。時限式自動信号機と比べると、前方の信号機を指定しなければならない、という手間が増える分だけ面倒になると思われます。
● 出発信号機[優先度中]
閉塞式自動信号機と組み合わせて、駅での出発を厳密に制御する信号機。これに「自動運転編成駅停車」「駅場内センサー」のバージョンアップ(または別バージョン)を組み合わせることで、駅での追い抜きが実現されます。が、汎用化されたこれはレイアウトの作り方に制約を課す上、出発を許可するか否かの条件をうまく説明できるか自信がなく、ボクの中では微妙な位置づけにあります。
● 自動ポイント用編成識別番号変更[優先度低]
VRM4EGには、編成に識別番号を与え、これに応じてポイントの通過を自動的に割り振るスクロール群が収録されています。これを使うとVRM3レベルのポイント制御+αが実現されるワケですが、これにさらに手を加えて、動的に識別番号を変更することで、ポイントではなく「経路」を選択できるようにする仕組みです。これも、汎用化によってレイアウトの作り方に制約を課しそうですが。
● 車内アナウンス[優先度低]
警笛用の音声リソースを一時的に切り替えて「次は〜」みたいなアナウンスをさせる仕組み。列車の外からも聞こえるであろう点がアレですが、編成がアクティブでかつ運転台視点の場合のみ発動する、とかいう縛りはかけれますね。これもカメラ位置を動かしてると無意味ですけど。
ザッとこんなところでしょうか。
「お、それいいんでない!」とか「そんなもんよりコレ作って」とかがあれば、コメントなりトラックバックなり好き勝手にしてください。私も好き勝手に応じたり、さらに余計な機能を付け加えたり、無視したりしますので。
つまり、これが
分業です。
ボクからは、技術とスクロールを提供します。
皆さんは、知恵と欲望を提供すると同時に実験台になってください。
逆にリアクションがないとすれば、それは、そういうスクロールのニーズは「まだ」ないってことだと思いますので、他のくだらないことに専念します。
※ 補足:現行VRM4スクリプト(とセンサー部品)の仕様上の制約により、同一路線の双方向走行をgws1.0規格においてサポートするつもりは、今のところありません。これは、I.MAGiCの中の人が、そういうことをするのに便利な機能を追加してくれるのを待ちます。