何気に心を打たれた言葉。
突撃しよう。
少なくともここでは君は日本代表なのだ。
無駄に言葉が多く、読む人をして混乱させる一方で結局何も伝えることの出来ないボクちゃんとしては、嫉妬心すら焚きつけられそうな名言だと思いました。何と言うか、もうCaldia氏のこの一言がすべてだ、という気もするのですが、敢えて言葉を継いで読者諸兄を更なる混沌へと誘いたい衝動が止まりません。
Caldia氏の「日本代表」という言葉、あなたはどう思いますか。「たかが汽車ぽっぽゲームでいきがってんじゃねーよ」と笑いますか。まぁ、それは一面正しいです。が、皆さんは多かれ少なかれ、過日のFIFAワールドカップ・ドイツ大会でのサッカー日本代表の試合に一喜一憂しておられたのではないでしょうか。そして、誤解を覚悟で言うと、サッカーだって「たかが玉蹴りゲーム」です。単に、それに注目する人が多いか、少ないか、だけの話です、極論すれば。
サッカーと比較すれば、VRM/Bahnsim PROに関する何かを求めている人というのは、比べるのも馬々鹿々しいほど僅かですが、それでも皆無ではありません。そして、サッカーと異なり、VRMに限って言えばこれに関して何かが出来るのは、現時点においては我々日本人だけ、しかも我々日本人のVRMユーザーだけです。そして、極僅かながらも、我々のアクションに期待してくれているドイツ人やスイス人やオーストリア人が現にいます。これに応えるのに「日本代表」を名乗って悪い理由がありますか?
VRM4EGの巻末記事にも少し書いたのですが、かつてボクがまったく別分野で南米や欧州の人たちといろいろお付き合いをしていたころ、向こうの友人たちに何かにつけて「日本人は閉鎖的だ」みたいなことを言われました。これは、言語環境の違い等の個々人では如何ともし難い要因もあって起こる問題であり、また、裏を返せば単に「オレたちの欲しいモノをオレたちにわかる形で出せ」と一方的に要求されているだけの話でもあったワケですが、それを差し引いても、当時のボクは、そして今現在のボクも、なんとか彼らに「閉鎖的だ」と言われない日本人でありたい、また、せめて縁のある人たちをそんな風に言われないようにしたい、と願い続けてきました。
昨日はやや冗談めいて言及しましたが、
trs2004jp氏からTRAINZ Forumにおける現時点での日本人の存在感の無さを伺った折、兼ねてより抱き続けてきたその思いが、改めて鮮明に感じられました。日本発の情報にニーズがあるのに応じる日本人が少ない、という状況は、かつてボクが関わっていたコミュニティとまったく同じです。VRMを始めたときは、正直、またもこの局面に出くわすとは夢にも思っていなかったのですが、巡り巡って同じ壁に突き当たるこの奇遇。ここしばらく、いささか筆が踊り気味なのは、これが理由です。
もちろん、FIFAワールドカップのような華々しい舞台ではありませんし、結局のところ「たかが汽車ぽっぽゲーム」であることに変わりはありません。しかも、Bahnsim PROに限って言えば、戦況は最悪でおそらく挽回の余地はないでしょう。
それでも、です。
Caldia氏の言うように「少なくともここではボクたちは日本代表」なんですよ。決してボクは愛国主義者ではないですし、FIFAワールドカップでは試合の翌日に職場の同僚から話を聞くまで前夜に日本チームが試合をしていたことを知らなかった非国民野郎だったりもするんですが、それでも、満を持して「日本発」の触れ込みでドイツに殴り込んだVRM/Bahnsim PROに一花咲かせてやりたいです。あるいは、このムーブメントを踏み台に、本年末登場とされるTRAINZ日本語版において海外ユーザーをアッと言わせるようなユーザー群をTRAINZ界隈に送り込みたいです。ボクの勝手な思いに過ぎませんが。
で。
Caldia氏は同じ日記の中で、
日欧交流の件では少なくともghost氏が「師匠」となってバックアップしてくれる
と書いていますが、この「師匠」には異議を唱えておきます。ワールドカップ日本代表と違って、VRM/Bahnsim PRO日本代表は「選抜制」じゃないですから。「オレが日本代表だ!」って手を挙げた人全員が日本代表ですから。ボクはその一人に過ぎませんから。皆さんと同じ立場ですから。無論、皆さんの手本であろう、と努力はしますが、それは皆さんにも同様にそうあって欲しい、一歩でも先んじて続く人の手本であろうと挑戦してみて欲しい、と願ってますから。
その上で、自分には日本代表なんて大それたことは務まらない、と自身の可能性を否定しておられる方に、Caldia氏の以下の言葉を捧げておきたいと思います。
私はこの機会を逃すのは惜しいとあえて今黙り込んでいるユーザーに言ってみたい。これは実験場で、練習場で、インターネットとどう付き合っていくかを考える場所だ、と。
そして、声を大にして叫びたいです。
無為こそ過激!!
玉と砕けよ!!
あ、こりゃ鳥肌実か。失敬。