小生VRM2からのユーザーなのですが、常々”I社”に対し、数々の疑問を持っております。
1) 車輛リクエストに対し、何故あのように過敏に反応するのか? (オフィシャルの掲示板において顕著にみられます。)
2) 商品展開について。(今更、Ver.3の海外版でもないでしょうに・・・。)
3) ユーザーインターフェイスについて。(特に、Ver.4になってからのスクリプトなるも の。)
どうも現段階では、ユーザーサイドで手が加えられる部分が少なく(改造・塗色変更等)メーカーが用意した車両やストラクチャーを使わざるを得ません。また、いちいち難解なスクリプトなるものを使わなければ車輛やレイアウトの制御が出来ません。誰もが、特別な知識を必要とすること無く、気軽に遊べるソフトを期待しているのですが、それはわがままという物でしょうか?
長くなりそうですし、何より真面目に回答するからには(本当に?)ログに残したかったので、こちらにお返事を書くことにしました。ご容赦あれかし。>103-750殿
まず、結論要約から。
1) I.MAGiCが過敏に反応しているのではなく、ユーザー同士が牽制し合っているのだと思います。
2) EuroExpressについてはマーケティング的には妥当だと思います。但し、Bahnsim PROについては現地ディストリビュータ(また、存在するとすれば仲介商社)の選定がマズかったと思います。
3) レイアウター自体は、スマートさに欠けるものの悪くはないと思います。スクリプトについては、ユーザーが究極的に何を望んでいるのかが見えない以上、如何ともし難いのではないでしょうか。
以下、展開します。
第一に車両リクエストについてですが、とりあえずは落ち着いて目に見える現象だけを見てください。I.MAGiC自身は「過敏に反応」していません。過敏に反応しているように見えるのは、ユーザー同士が会議室で「オレの好みが正しい」「いやオレだ」と言い争いをするのを嫌ったI.MAGiCの禁止事項を受けて、禁止事項がなければ想定通りやり合うであろう人たちが、お互いに「オレが好みを言えないんだからオマエも言うな」「オマエモナー」とやり合う様子です。
逆に、ボクの知る限りユーザーが個々人のweb/weblogで車両リクエストに言及し、I.MAGiCから「そういう発言は謹んでくれ」との介入を受けたケースはありません。むしろボクとしては、以前から申し上げているように、本気で自身の好みが正しいと信じるユーザーは、会議室以外のどこか(必ずしもインターネットでなくとも良い)で多数派工作をおこない、ユーザー登録時の投票で次期車両選定を制圧すべきだと思います。逆に、車両選定についてI.MAGiCを批判している人(要するに自分好みでない、と言っているだけ)については、ボクは格好悪いと思っています。
第二の点は第一の点と重なると思いますが、まず大前提として、ユーザー登録時の投票で海外型車両のリクエストがある程度の数があったればこそ、I.MAGiCがEuroExpressシリーズの展開を考えたのであろう、という点です。断言は出来ませんが、Bahnsim PROは、おそらくその「ついで」だったのではないか、とボクは思います。
また、海外型車両をラインナップに投入するに際し、VRM3をプラットフォームとして選択したことについては、現実にはVRMユーザーの多くはまだDirectX9/PixelShader2.0準拠のビデオカードを所有していない、という背景があります。これは、Windows Vistaの新GUIがメインストリームにのし上がるまで変わらないでしょう。有り体に言えば、VRM4の出荷数は、おそらくまだVRM3のそれを上回っていないはずです。むしろ、その状態でありながら、EuroExpressシリーズについては最低限の車両制御機能をVRM4準拠にしたデータを同梱したことは、英断であったと評価できます。
第三の点については、本質的にエンドユーザーというものは「わがまま」なものですし、むしろわがままであるべきですから、遠慮をする必要はありません。ただ、これも確信があって言うワケではありませんが、I.MAGiCの中の人は残念ながらユーザーインターフェイスの設計については二流です(これはVRMのみならず、メビウスリンクシリーズについても昔から指摘されていることです)。これは、クレーバーな人がそうでない人の視点を理解できない、という普遍的な構造に起因していると思われるため、一朝一夕には改善が期待できません。
有り体に言えば、おそらくI.MAGiCの中の人自身も、VRM、特にVRMスクリプトが「ユーザーにとって何の役に立つか」はわかっていないと思います。そういう意味合いも込めて、ボクとしては
VRM4EGに収録した
スクロール群や
テンプレート構想や
ポータブル編成で他ユーザー諸兄の賛同を求めてみましたが、反応が乏しいところを見ると、ボクの指向性は正しくなかったようです。つまり、ボクにも一般的なVRMユーザーが何を以って「気軽に遊べるソフト」と認めるのかがわかりません。
* * *
すべての点を通して言えることは、もちろんI.MAGiCの至らなさについてはボクもしばしば言及している通りなので繰り返しませんが、それ以上にユーザーの「わがまま」が足りないということです。VRM4EGに収録した開発者インタビューの中で、I.MAGiCの人はユーザーからの突き上げを歓迎する旨を表明していますが、それが絶対的に不足していると思います。つまり、I.MAGiCからすれば「不満(と、それへの対案)が目に見える形で出てこない以上は現状路線を走った方が無難だ」と考えざるを得ないだろう、ということです。
そういう意味で
こういう提言を書いてみましたが、特に反応もないようなので、私自身お手上げ状態です。これの真意は「スーパーバイザーは何をやっとんねん!?」ではありません。本当に言いたいことは、たとえばボクのように無駄に雄弁でなくとも、賛同できる他ユーザーの言葉を集めることで自分の意見提示とすることが可能だ、という点です。
103-750氏のみならず、読者諸兄に切にお願いしたいところですが、ボクの書くことを「歯に衣着せぬ」とお楽しみいただくのは良いとして、それで終わらないでください。皆様が個々人で「あぁ、好き勝手言ってくれてスッキリした」で終わっていては、I.MAGiCから見ればボクの言うことが「単にキチガイが吼えている」のか「それなりにユーザーの要望を反映したもの」なのか、見分けがつきません。
無論、ボクも常に正しいことを言っているワケではないですし、I.MAGiCやスーパーバイザーからすれば「実情も知らずに好き勝手言いやがって!」とお腹立ちの点もあるでしょう。諸兄におかれても、ボクの発言すべてを支持しろ、とはお願いしません。ただ、もしもボクの妄言に(もちろん、ボク以外の論客のご見解にも)一分の理を感じるのであれば、それを会議室等で表明していただくとか、各自のweb/weblogで言及いただくとか、そういうことをお願いしたいと思います。繰り返しますが、ボクは、ここに書いたことも含めて、自分が正しいことを言っているとはまったく思っていません。ボクは、親愛なるVRMユーザー諸兄の思索の触媒たらん、としているだけです。何事にもキッカケは必要ですから。が、キッカケだけでは何も始まりません。
そして、ボクが皆さんに最もお伝えしたいことは、まさにそこなんです。ヨーロッパの数少ないBahnsim PROユーザーが
bhvに対してやってしまった過ちを繰り返さないためにも、ボクらはネガティブなパワーをポジティブなそれに転じる術を学ぶべきです。VRMをより楽しいものにしていきたいとお考えであれば、そしてVRMのみならず、あらゆるものに対してかくあるべきです。
それはI.MAGiCの力でもなければ、ボクの力でもないです。あなたの力です。