「ネットVRM界隈で活躍したい人へのヒント(その1)」
電波ゆんゆん
みたいなのを何回かに分けて書きます。有り体に言えば、これまでずっと書いて来たことの焼き直しに過ぎませんから、ボクのことを長くご存知の方は読むには及びません。
* * *
まず、拙Web群(
VRMovies、
VRM→N、VRM入道)の成功の秘密を最初にお話ししようと思います。
失敗だった、
失敗だった、
失敗だった、と書き連ねた上で「成功の秘密」を語るというのも妙な話ではありますが、あくまでもボクの言う「失敗」は、ボクが本来達成したいと願ったことに至れていない、という意味であって、一般論で考えれば十分「成功」と言えるでしょう。公式を除けばVRM系Webで拙Web群ほどのアクセスを得ているところが他にあるとは思えませんし、本も書いたし。
先だって、
ネットVRMユーザーを捕まえてアクセス乞食だと罵倒する悪文を呈しましたが、思うに、多くの読者は「アクセス乞食」という言葉を絶対的に悪いものだと思い込んでおられて、ボクの意図を掴みかねていることと思います。結論から言うと、アクセス乞食は悪いことではありません。っつーか、ボクこそがアクセス乞食の筆頭でしょう。実際にアクセスを得ているワケですから。
アクセス乞食、という言葉に悪印象が付きまとうのはなぜでしょう。大雑把にまとめると、一般にアクセス乞食と呼ばれる人たちが「自分のweb/weblogが多くのアクセスを集めることが自分の能力の証明になる」と勘違いしているからです。見る側の多くも同じ勘違いをしているので、分不相応に多くのアクセスを得ていると思われるweb/weblogに対して攻撃的な態度を取りがちです。曰く「勘違いしてんじゃねーぞ、このアクセス乞食が!」みたいな。不毛なループです、こういうのは。
web/weblogにアクセスを得る、より一般的に言えば「衆目を集める」になると思いますが、これは「手段」であって「目的」ではありません。注目を惹くことが目的と化してしまった人は、往々にして「ズル」をします。意図的にせよ、そうでないにせよ、他人の成果を自分のものと偽ろうとしたり、騙し的手法で読者を自分の領域に誘い込もうとします(いわゆるSPAMです、過剰な他者へのリンク要求も同じでしょう)。その方が、自分自身の努力を要しないので、楽だからです。これに対してアクセス乞食という罵倒語が発せられるワケです。ズルをして何かを得ようとする人が反感を被る、というのは、極めて自然な現象です。ネットに限った話じゃないですね。
さて。ボクの場合、皆さんにあることをお伝えするのが目的であり、そのための手段としてアクセス乞食に徹してきました。誰かに何かを伝えるには、まず見てもらうことが第一歩であって、伝えようとすることが良いものか悪いものかなんてことは二次的な問題です。どんなに自分で良いと思っているものであっても、衆目を集めないことには誰にも伝わりませんし、「オレは良いものを出しているのに、見てもらえないのは、見ないヤツが悪い」なんて発想に陥ると、もう救いようがありません。いや、そういう人も世の中にはたくさんいるんですけど。
本当に自分が良いものを発信しているという自負があるのであれば(あくまでも自負であり、それが絶対的に良いか否かは別問題です)それに衆目を集めるための努力は、惜しんではいけません。ボク自身、そのために、ありとあらゆる工夫を凝らしてきました。ここで言う工夫の中には「この手法を使えばアクセスが増えることがわかっているけれども、それをしてしまうと真の目的の達成を阻害する恐れが高いので敢えてやらない」というものも含まれます。
ここで皆さんは1つの疑問を持つかもしれません。
「悪い意味のアクセス乞食=アクセスを得ることが目的になっていてズルをする人、と、良い意味のアクセス乞食=アクセスを得ることは手段であってそのために工夫をする人、はどうやって見分けるんだ?」と。
その疑問にボクはこう答えます。
「見分ける手段が必要だと思ったあなたは、悪い意味でのアクセス乞食です」と。
読み手の立場で考えた場合、相手の出してきたものが読み手の役に立つのであれば、相手が悪いアクセス乞食であろうが良いアクセス乞食であろうが、別にどちらでも構いません。要は役に立てばいいんですから。それでも見分ける手段が必要だと思っている人は、要するに、誰かを「コイツはアクセス乞食だ!」と断罪したいだけでしょう。好きにしてください。あなたがアホだと思われるだけですから。
書き手の立場で考えた場合、見分ける手段の必要性を感じるあなたの関心事は「読み手から、悪い意味のアクセス乞食だと思われないためにはどうすればいいか?」ですね。それこそが、まさに悪い意味のアクセス乞食の発想です。そんなことを考える暇で、他人に役立つと思われるコンテンツをどんどん出しなさい。そうすれば、誰もあなたを悪い意味のアクセス乞食だとは思いません。もちろん、どんなに努力してもあなたを誤解し「コイツはアクセス乞食だ!」だと難癖してくる人は常に存在します。が、ソイツこそがまさに悪い意味のアクセス乞食なのであり、そういう輩への対策にエネルギーを割くのは本末転倒です。そういうアホは放置です、放置。
以上のことを通して何が言いたいのか、と申しますと、「ネットVRM界隈を盛り上げる」というテーマに関して言えば、web/weblogの書き手がアクセス乞食であってもなくてもどちらでもいい、ということです。これが
前回“「アクセス厨なんか死んじまえ」と言いたいのではない”と書いた真意です。重要なことは、ネットVRM界隈には(自分自身も含めて)悪い意味のアクセス乞食もいっぱいいて、それが普通なんだ、と認めることです。それを認めれば、そういう人とどのように付き合うべきかを考えることができますし、その力を利用することだって可能になります。
* * *
で。
話は最初に戻って、拙Web群の成功の秘密ですが、これは秘密でも何でもありません。ボクは上に述べたような前提に立った上で、VRMユーザーが欲するであろうと思われたもの(詳しくは次回以降に)を、黙々とネットに流し続けた、ただ、それだけです。逆に言うと、皆さんもボクと同じ前提にたって、ボクと同じように他のVRMユーザーが欲するであろうと思われるもの(これも詳しくは次回以降に)を、黙々とネットに流し続ければ、自然と衆目を集めることが出来ます。欲しいものがあるところに人が集まる。当たり前の話です。
じゃぁ、衆目を集めてどうするの、というところは、各自で好きにしてください。悪いアクセス乞食になってもいいし、良いアクセス乞食になっても構いません。前述したように、どちらにせよネットVRM界隈は潤うんですから。
で。
ボクは「皆さんにあることをお伝えするのが目的」だと書きましたが、その「あること」とは、このエントリに書いたことが、まさにその一面を示しています。これが伝わっていないので、ボクは自分が「失敗した」と言ってるんです、ハイ。