鉄道模型シミュレーターレイアウトコンテスト2006の結果が発表されました。と言うワケで、今年も勝手に全作レビューをやります。
昨年も申し上げた通り、コレはボクの専売特許でも何でもないですから、皆さんも皆さんそれぞれの着眼点でもって作品レビューを公開して、ネットVRM界隈を盛り上げていただければ、と思います。
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個々の作品レビューは明日以降としまして、最初に総評を書いておくことにします。キーワードは「新旧世代交代」と「作品コンセプトの収斂化」でしょうか。
第一に「新旧世代交代」についてですが、大賞に輝いた櫻隼氏、スクリーンショット部門賞を獲得したむらP氏、共にレイアウトコンテストには初登場となります。一方で、これまでレイアウトコンテストの上位を独占してきた
しおじ氏と不肖ghostは、事実上の“勇退”という形で晴れの舞台からは退場することとなりました。
不遜ながら、ボクとしては、
レイアウトコンテスト不参加を宣言してみたものの、コンテストが不作に終わってしまわないか、という不安がなかったと言うと嘘になります。その思い上がった不安が、良い意味で杞憂に終わったことを個人的には嬉しく思います。おそらくは、しおじ氏や、同じく参加を見送られた
Tatsuo氏も同様にお考えなのではないでしょうか。
無論、ボクを含む古参ユーザーが、今回の結果に刺激されて、翌年のリベンジを決意している可能性は大いにありますから、次のレイアウトコンテストは大荒れになるかも知れません。と言うか、そういうのを期待したいです。
一方、第二のキーワードとして挙げた「作品コンセプトの収斂化」は、個人的にはいささか残念に思っている点です。これまでのレイアウトコンテストには、募集要綱の間隙を突いたような破天荒な作品が、必ず数作紛れ込んでいましたが、今回はそれが見られませんでした(敢えて言えば、45-50s氏の“こいのぼり砲”やおいちゃん氏の“VRM神社”がそれに当たるかも知れません)。
これは、良く言えば「VRMとは、如何に楽しむものぞや?」という、自明なようなで自明ではない問いに対し、VRMユーザー界隈において共通見解が育ってきたためだ、と見ることも出来ます。が、同時にそれは、本来もっと幅広い自由度を持っているはずのVRMの可能性が、レイアウトコンテスト作品として「無難」なものに集約され、矮小化されていくのではないか、という不安も感じさせます。
これについては、
かねがね申し上げていることではありますが、コンテスト主催者側に翌年以降に留意いただきたい点です。方向性の誘導を図ること自体には異論はありませんが、その目的はきちんと明示すべきです。意図の説明無しにおこなわれる誘導は、結果的に(それが故意にせよ過失にせよ)主催者の好みの押し付けとなり、VRMおよびVRMユーザーの可能性を殺すことにもなりかねません。
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いずれにせよ、成功裡に終わった鉄道模型シミュレーターレイアウトコンテスト2006を寿ぐとともに、銘々に力作を投じた参加者諸兄と主催各位の尽力に表敬しておきます。
そして、折角多くの人々がエネルギーを投じたレイアウトコンテストであるからこそ、結果発表のみで終わるのではなく、ネットVRM界隈の皆さんそれぞれの視点からの批評や分析を交換することで、その余韻を楽しんでいければ、と思います。