「#4 自称VRM界一の問題児−おいちゃん殿(後編)」
VRMユーザー紳士録
前編からの続きにて御座候。
● 火のないところに煙は立たず
侍: さて。読者の皆さんの印象にも残っていると思いますし、かく言う私が取材したくなった理由もそうなんですが、おいちゃんはあちらこちらで良くも悪くも過激な発言をする人、というイメージがあるのですが。
お: 自分では、過激に言ってるつもりはないんですが。この通り性格がストレートなので皆様に誤解と迷惑を掛けてます。自分の馬鹿正直さが原因だと思うんですが、適当にやる事が出来ない性分でして。
侍: なるほど。
お: まったく何にも知らないから、会議室等で聞いてみて、言われた通りに必ずやって見ます。たとえばグラボの交換といっても 今でこそPCIとかAGPとかはわかりますが、マザーボードとの相性なんて聞いても誰も絶対に正しい答えなんて無理なんです。そんな当たり前の事がわかるまで3年もかかりました。
侍: 中高年になって初めてPCに触れる方にとっては、情報が錯綜し過ぎていて混乱されることが多い点は理解できます。
お: どうしてもね。「そんなの常識だろう、聞くな」みたいな・・・なんていうのかな、疎外感を感じるんですね。なんでもかんでも原因がこちらのPC環境にされるのが、どうにも我慢出来なかったのです。
侍: お気持ちはよくわかります。
お: 最近ね、やっとBBSのような公開の場では言いにくいこともあるんだ、ということがわかってきました。そういうことってBBSなどでは教えないと言うか、それが常識なんだよね。でも、それすらわからないんだよ、最初は。
侍: これは私が学生時代の恩師に言われたことなんですが。「他人にわかるように説明できないのは、自分が本当はわかっていないからだ」とか。でも人間には自然と「オレはわかってるんだ」って見栄を張りたい気持ちもあって、油断しているとついつい「オレの説明でわからないオマエがアホだ」とか言っちゃうんですよね。
お: いや、いろいろ答えてくれた人には本当に感謝してます。でもね、I.MAGiCの会議室とか各HPの掲示板でも「この質問は前に出ました、過去レスを見て下さい」っていうのは、確かにそうなんだろうけども、少しは触れてあげてもいいんじゃないか、と思います。それと最近は、特にI.MAGiCの会議室で質問以外の話題がほとんど載らないのが寂しいような気がします。TVタックルみたいな馬鹿討論、面白いんですがね。
● 中高年層にVRMを拡販していくには?
侍: 今回おいちゃんをお招きしたのは、中高年の方々にもVRMを拡販していくには何が必要か、というテーマ設定によります。ここまでで既に、若年層向けのサポート体制だけでは中高年層を取り込むことは難しいのではないか、という点が見えてきたような気がします。何か他にアイデアはないでしょうか。
お: あるテレビ番組で見たんだけど、加山雄三が大のTVゲームファンで、鬼武者とかファイナルファンタジーとかグランツーリスモとかが好きで、夜中の4時頃まで夢中になって遊んでいると言ってました。それもかなりの腕前で、鬼武者の製作会社の若い連中より早くクリアしてると自慢してました。
侍: はぁ?
お: 確か加山雄三は、茅ヶ崎の生まれで大の鉄道模型ファンのはずです。
侍: 茅ヶ崎というと、I.MAGiCがあるところですよね。
お: 彼は若く見えるけど60過ぎてるし。こういう芸能人にこそVRMをプレゼントして、テレビで「鉄道模型シュミレーターは面白いよ」なんて言って貰えば、売上倍増、知名度UP。年齢から言っても中高年層の共感を得られると思うんだけど。
侍: ・・・突飛ながら的を射たアイデアですね。
お: 明日にもI.MAGiCの営業担当者は、彼の家に持っていかなきゃダメだね。
● そんなおいちゃんの誉め殺したいVRMユーザーは?
侍: ご存知の通り、VRM侍は「誉め殺し」がキーワードです。おいちゃんが誉め殺したいVRMユーザーをご紹介いただけますか?
お: この前、しおじ氏の「親不知」と啓明氏の「雪景色」をダウンロードして、いろいろ細かいところチェックしたんですが。もう「VRM3見るのもイヤダ」状態になりました。これぞVRMなんだと。
侍: あのお二方はセンス・技量ともに突出しておられますから。
お: でもね。誉め殺したいとしたら、はやぶささんです。彼のHPを見るようになって自分もずいぶん変れたような気がします。なんて言うのかな・・・VRMを以前よりも身近に感じるようになりました。
侍: なるほど。それははやぶさ氏のセンス・技量はもちろんとして、お人柄が大きいようですね。
お: それとね。これは言っておきたいんだけど、レイアウトコンテスト2003の鯨岡氏の「快走本線」のレイアウトにみんなに注目して欲しい。これこそ実際見なけりゃわからない代表のレイアウトです。最初ふざけた作品だなと馬鹿にしてましたけど、1時間近くビュアーで見たらそのテクニックの凄さに驚愕!!啓明氏などとは又違ったVRMの凄さ。偏見でレイアウト見てはいけない見本ですね。一見の価値あります。
侍: ともすればWebをやってるユーザーばかり目立ちますからね。早速私もその作品を再チェックさせていただきます。最後に、おいちゃんにとってVRMとは、ズバリ何でしょう?
お: 万が一なくなっては困る生活の道具ですね。とにかく相性だけはバッチリなんです。まぁ、よく5年も飽きずにこれたなぁと。VRMがなかったら今頃よからぬ物に没頭していたかもしれませんね。まだまだ、若い者には負けませんよ。
侍: どうも、ありがとうございました。
注)本稿はQ&A式のメールのやり取りを元に、対談風の記事にまとめたものです。かならずしもご協力いただいたネットVRMユーザーの発言そのままを反映しているわけではありません。文責はすべてghostにあります。