fox氏と言えば、言わずとしれたVRMスクリーンショット職人。
新たに抜擢されたスーパーバイザーの一翼も担う氏が、4/2付でWebサイトを大幅にリニューアルした。オフィシャル翻案系のサイトとしては最大規模に成長している氏のWebだが、今回のリニューアルで新たに加わった面白い試みに「仮想ビュワー」がある。
実物は氏のWebでご覧頂くのが一番(トップページの"Original"から)だと思うが、掻い摘んで説明しておこう。氏が仮想ビュワーと呼んでいるのは、レイアウト全体を収めたレイアウター図面にクリッカブルマップリンクを仕込み、図面上のある点をクリックすると、その地点にちなんだビュワーのスクリーンショット(もちろんfox氏十八番の流麗な加工が施されている)がポップアップするというもの。そのコンテンツ作成の労力もさることながら、これはVRMのプロモーションという観点から考えた場合、なかなか興味深い。
非VRMユーザーにVRMの魅力を伝えようとするときどうすれば良いだろうか。最もシンプルな手段はスクリーンショット。ちょっと手間をかけて動画。しかし、これらの方法に共通する弱点がある。それは共にビュワー画像のフレームに制約されているため、VRM特有の最大20m四方の及ぶ仮想鉄道世界の広がりを表現できないということ。スクリーンショットはもちろん、動画も閲覧者が耐えれる時間内で空間の広がりを表現するのは難題である。
この点、fox氏の「仮想ビュワー」はこの問題に対する一つの解決案を示していると言えよう。レイアウター画面を見れば、それがいかに広大な空間であるかは一目瞭然である。そして、無味乾燥なレイアウター画面から迫力満点のビュワー画面が飛び出す面白さ。同じ風景を異なる地点から眺めのはVRMの魅力の1つであるが、これを非VRMユーザーに体験させるのは容易ではない。fox氏がこの試みに「仮想ビュワー」と命名したのは、なかなかどうして絶妙ではないか。
こういった全体マップと局部拡大をリンクする表現手法は、リアル鉄道模型レイアウト系Webでは決して珍しいものではないが、敢えてこの手法をVRMに適用し、かつ説得力のあるコンテンツに仕上げたfox氏の手腕に拍手喝采。今後の応用例に期待したいところで御座候。
スクリーンショット繋がりで。
ranmeiコンテストが作品募集を開始した由。腕に覚えのあるヤツはかかってきなさい・・・もとい、かかっていきなさい。