先に気まぐれで書いた
コレについて・・・
・レイアウト製作が進まない件@うみBlog
・新しいレイアウト作成中 @ Carefree blog
・レイアウト制作日記 @ VRMチャレンジ日記
明に暗に、具体的なアクションを伴った反応をいただけたようなので、ボクならではのメタな立ち位置を取りつつ、知見の積み重ねに参加していきたいな、と思ってます。
で、いきなり衒学的な図ですけども。
何を今更、とお感じの方もおいでかとは思いますが、とりあえず、議論(なんて難しいモンでもないですが)の出発点に、改めてボクの出発点に立ち返ってみようかと思います。
上掲の図は、
こちらの拙稿で初出し、
拙著「鉄道模型シミュレーターレイアウト設計と製作」の骨子の1つにもなった“縦展開/横展開プロセス”の模式図です。要するに・・・
(1) 鉄道模型レイアウトは、下層から上層へと積み上げて作っていくものである。
(2) 積み上げの方法としては、全体を順に積み上げる方法(縦展開)と、部分ごとに積み上げを繰り返す方法(横展開)がある。
(3) 作業の効率から、鉄道模型レイアウト作りは一般的に縦展開でおこなわれる。
というお話です。当たり前、と言ってしまえば当たり前の話ですが。
これに対し、我らがVRM(に限らず、TRAINZ等の仮想鉄道模型全般)では、リアル鉄道模型に比較すると“積み上げる”という制約が、理屈の上では存在しません。なので・・・
その製作プロセス(過程)は、上図のようであってもいいし、実際にそのように進めることも可能です。
そして、鉄道模型レイアウトを作ろうとするボクらの頭の中は、必ずしも縦/横展開に沿って構想を練るのではなく、極めてアットランダムにアイデアが湧いてくるものですから(これも経験を積み重ねることで、縦/横展開に順応すると思いますが、ここでは捨て置きます)少なくとも設計段階、つまり、ボクらの頭の中にしか存在しない理想の鉄道風景に目に見える形を当てる段階、施工可能な設計図を引き出す段階、においては、仮想鉄道模型にアドバンテージがありますね、というのが、ボクの持論であるワケです。
が、あくまでコレは“理想論”です。
それが具体的にどんなものになるかはさておき、究極の理想の仮想鉄道模型システム(たとえばそれは、脳から直接理想の鉄道風景を引き出したりするんでしょう)では、確かにその理屈どおりになるのかも知れません。
しかし、現在我々が使うことのできるVRMは、必ずしもそうはなっていない、というのが、先に述べた“逢魔時”の話です。そして、どうやらそれがボクに限らず、他のVRMユーザーにも共通して存在するようだ、ということが複数の方から証言された、のが、今この時点なのかな、と思っています。
* * *
と、今宵は、三年がかりのボクの思索(我ながら物好きだなぁ)を一気に振り返ってみました。後日、では次のステップとして、どういうことがボクらになし得るのか、みたいな話をしてみたいと思います。
以降、ボクは、なるべく具体論を避け、メタ的な視点から論点を集約するのに注力していこうと思っています。ネットVRMユーザー諸兄におかれては、ボクが諸氏の各論を否定してまわることはないので(個々人に見解が異なるのは当然のことであって、ボクの任務は皆の見解に共通する“何か”を抽出して結晶させることです)安心して好き勝手放言しちゃってください。その方が、きっと面白いものが見えてくると思うので。