今日は、めずらしく縮緬の単衣で、映画「時をかける少女」を観にいって来ました。
今日の天気予報は、一日秋晴れのよい天気。というとことで、めずらしく鬼しぼ縮緬の単衣を着込んでみました。これもまたいただきもので・・塩沢縮緬かしらと思いながらも確かなことはわからず・・の謎の着物。実は雨の日に着て、袖が数センチ縮んでしまったいわくつき。泣きながら近所の呉服屋さんに駆け込んだら「雨の日は縮緬は畳紙から出してもあかんの。単衣やし、アイロンで伸ばしなさい」とアドバイス受けて、現状復帰にこぎつけたのでありました。だから今日みたいな「降水確率絶対に0%」の日にしか着ることができない。箱入り着物なのです。
帯は塩瀬くらい締めたいところですが、まだまだ暑いので軽快に織の帯。根付はいつもの白木の兎です。
筒井康隆原作「時をかける少女」。私が初めてであったのは、学生時代のNHKドラマ。島田淳子(浅野真弓)主演の「タイムトラベラー」。それまで本格的なドラマなんて見たことなかったし、ましてやタイムトラベラーなんて海外の話と思っていたので、日常の中でおこる不思議にどきどきしたものでした。主演の島田淳子はかわいくて、「まりこ」のシリーズも主演をつとめ、当時の私のあこがれ。最終回の収録しか残っていなくて、もう他の場面は見ることができないとか・・。残念。私の頭には未だに鮮明にいろいろな場面が残っているのに。もちろん「続タイムトラベラー」も見ました。でもこちらはあまり記憶に残っていないなぁ。
次は、大林宣彦監督の映画。原田知世主演。これもよかったなぁ。醤油屋息子尾見としのりの演技と、暑い夏の尾道の坂の景色が忘れられない。「さびしんぼう」や「ふたり」やら大林監督のは好きでいろいろみたけれど、私的にはこの「時をかける少女」が秀逸です。
さてそして今回のアニメ「時をかける少女」。細田守監督。いやぁすばらしかった。今までの「時をかける少女」続編って感じで、時を今2006年にうつして描かれている。「時をかける少女」の主人公は30才になっていて、今回の主人公はその姪。期せずしてタイムトラベラーになってしまうんだけど、その受け止めかたが明るい!でもそれは現在の若者はっていう説教臭いとらえかたではなく、単にこの主人公が明るかっただけ。でも一生懸命考えて行動して、周りもみんな自然で一生懸命生きていて。意地をはらないその生き方に、もうまいってしまうのです。思えばこれまでの作品もそうだったな。そこが原作のすごいとこなのでしょうか。
細田監督もよかった。絵は人物とかはとてもラフに描かれているのだけれど、けっしてどこも手を抜いていない。家の作りやインテリア、町の風景や学校の校舎などが、きっちりと描かれている。時々時計や標識・黒板の文字などがとてもリアルになる時があって、えっ実写って思わせてしまう。この緩急が時間を感じさせない・・というか見てる方にタイムスリップさせちゃう。
宮崎駿の後継者−日本のアニメ界をしょって立つのは彼で決まり!って感じです。いくら息子でも「ゲド戦記」ではねぇ・・・。ビデオがでたら買います!ジブリの「耳をすませば」と並ぶ「いつも見るビデオ」になりそうな予感。
映画が終わるとちょうど12時。妹と一緒だったので、父を呼び出したかりまくりぃ〜。中津ラマダホテル裏のミストラル。昔昔からのおなじみです。ランチメニューはあったけど、やっぱし父と一緒だし、ここは豪華にアラカルト。いろいろとってシェアしてご馳走様。ここのフォアグラのソテーは、分厚くてなかもふんわり香ばしく、それはそれは・・・ぜひお試し下さいませ。あかざ海老のソテー・鴨の赤ワイン煮、ラムチョップ・・・。もうお腹いっぱい! 大満足の幸せな秋の日でございました。

◆ミストラル 06-6376-5702
とても小さなお店なので予約した方が良いと思います。

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