「DDT飯伏が他団体勢としてスーパージュニア初優勝」
新日本プロレス
6.18大阪でデヴィットのIWGP王座挑戦へ
新日本プロレスのジュニアの祭典「BEST OF THE SUPER Jr.XVIII」最終戦となる10日の東京・後楽園ホール大会では、立ち見までギッシリの超満員札止めとなる2050人を動員。

飯伏幸太
ソース:
スポーツナビ
メーンイベントでは史上最多となる18選手が参加したリーグ戦の決勝戦が行われ、DDTプロレスリングの飯伏幸太が田口隆祐を倒し、史上初の他団体日本人選手による優勝という偉業を達成。
リング上でIWGPジュニアヘビー級王者プリンス・デヴィットに挑戦をアピールし、6.18大阪府立体育会館大会でのタイトル戦が決定的となった。
飯伏は2009年から3年連続で出場し、初出場の09年は決勝トーナメント準決勝で敗退、2年目の昨年は準優勝と着実に順位を伸ばし、3年目にしてついに優勝の栄冠にたどり着いた。
この日は準決勝で技巧派のデイビー・リチャーズを火の鳥スプラッシュで沈めると、準決勝でデヴィットとのApollo55対決を制した田口と対戦した。
両者は過去に2度シングルで対戦しており、昨年の決勝トーナメント準決勝戦では飯伏が、今年のBブロック公式戦では田口が勝利し、1勝1敗の五分となっていた。
両選手への声援が交錯する中、まさに決勝戦にふさわしい激闘を展開。
昨年のプロレス大賞ベストバウトを受賞したゴールデン☆ラヴァーズ対Apollo55の一戦にも引けをとらない熱狂空間が発生した。
飯伏は昨年のデヴィットとの決勝戦で肩を負傷した火の鳥スプラッシュを躊躇(ちゅうちょ)なく繰り出し、槍投げやサンダーファイヤーパワーボムなど自分のプロレスラーとしてのルーツとなった「プロレスごっこ」時代の大技も炸裂。
田口の雪崩式前落としやどどんを食らいながらも、公式戦で敗れたミラノ作どどんスズスロウンはオーベーヘッドキックで阻止。
続けてソバット、サンダーファイヤーパワーボムからのフェニックススプラッシュとたたみかけ、ついに3年目にしてジュニアの頂点に立った。
試合後のインタビューでも「最高です」とうれしさを爆発させた飯伏は、リング上から「僕の夢はIWGPジュニアのベルトを獲ること」とデヴィットに挑戦表明を叩きつけると、デヴィットも「大阪、ガンバリマス」と日本語で了承。
1.4東京ドーム以来約半年ぶりのタイトルマッチの再戦が決定的となった。
「今年勝てなかったらもうやめるつもりだった」とラストチャンスで栄冠をつかんだ飯伏はDDTの仲間たちと笑顔で乾杯。
「絶対にベルトを獲る」と次のステップであるIWGPジュニア王座初戴冠を誓った。

大阪でのIWGPヘビー級王座戦の前哨戦として、王者・棚橋弘至と挑戦者の後藤洋央紀がタッグ激突。
3日前のディファ有明大会では後藤が初公開した新必殺技の裏昇天を食らって失神する屈辱を味わわされた棚橋だが、この日も試合開始直後から激しくぶつかり合い、スリングブレイドなどを炸裂。
パートナーの永田裕志が勝利を挙げて白星を得ると、「ようやく後藤も火が点いてきて、いい試合になる」と大阪決戦へ向け余裕を見せ付けた。
小島聡がかつての仲間であった鈴木軍(仮)のTAKAみちのく&タイチと因縁の初対決を果たした。
小島は5.3福岡国際センターで小島軍(仮)の「仲間だと思っていた」TAKAとタイチからまさかの裏切りにあい、2人は鈴木みのると結託。
孤立したところを救った真壁刀義と組んだ小島が、ひとまずのリベンジを果たした。
大阪ではみのるとタッグで対戦する小島と真壁を挑発するかのように、鈴木軍(仮)の2人はみのるのテーマ曲である「風になれ」に乗り、顔をタオルで隠すみのるスタイルで入場。
さらにイスで奇襲攻撃をかけるが、これで怒りに火がついた小島は開始5分と経たずに早くもエルボーパットを投げ捨てると、ラリアットでタイチをKO。
「叩き潰してやる」と鈴木軍(仮)全員に宣戦布告した。

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