あまりに壮絶なRYOの告白に、あたしは言葉をなくした。
まるで作り物のドラマのようなお話だ。でもRYOにとってそれは、体験してきた現実なのだ。だとしたら、RYOがかわいそうすぎる・・。
でもそんな哀れみの気持ちは、RYOが一番きらいなものなのだろう。
あたしに、何ができるだろう。
このまま何も言えないでいたら、またあたしは後悔する。
あたしがRYOにできることは・・。
「ね、しよ・・チャH」
あたしは、パジャマを脱いで下着姿になった。
あたしが、RYOにしてあげられるのは、少しの時間でも、いやなことを忘れさせてあげること。
RYOの気が少しでも紛れるなら、あたし、何でもしてあげたい。
RYOとの2チャHが、あたしにとってできる、RYOへの最大限の思いやりだと思った。
「あたし、もう下着姿になったよ」
胸を寄せてあげた、谷間のある大胆な写メをチャットにアップする。
少しの沈黙。
「俺、そんな気分じゃない」
RYOの返信。
あたしは、気持ちがくじけそうになった。今まで、チャHを拒む人間はいなかった。
初めての経験。
でもRYOのためなら、あたしは、もっと大胆になれる・・。
あたしはパンツを半分ずり下げると、四つんばいになり、ケータイのカメラを後方に回す。
お尻の割れ目が半分見えてしまう、キワドイ写メ。もしかしたら、お尻の穴が少し見えてしまっているかもしれない。
今までも、チャHで胸は見せたことがあったけど、パンツ以上は見せたことがなかった。
でもそんな躊躇をしてる場合じゃない。
RYOのために。
「これはどう? あたしのお尻、写メで送るの初めてなの。RYOが初なのよ」
あたしは恥ずかしかったけど、わざと明るくRYOを誘った。
あたしは四つんばいのまま、ベッドに顔をうずめ、お尻に片手を伸ばす。背中から丸いラインに指が届く。
腰のあたりから敏感ゾーンになっていて、お尻の球体を指でなぞっていくと、ビクビクと身体が勝手に反応してしまう。思わず、背中がのけぞる。
「今、お尻を触ってるんだよ。すごく感じる。RYOの手で、触ってほしいな」
少しの沈黙。
「俺も、服ぬいだ」
RYOからの返信がアップされた。
やった。乗ってきてくれた。
あたしは単純にうれしかった。
「ね、あたしのお尻さわって、RYO」
「うん。のぞみのケツ、すべすべしててかわいい」
「ありがと。でも恥ずかしいよぉ」
「ケツの穴が見えそうだ」
「いやっ」
あたしは一方でお尻を優しく撫でながら、もう片方の手で、ケータイを持ちながら、ベッドにはさまれてひしゃげている胸を強く揉んでいた。感じる先っぽもまとめて、RYOが触ってるように、荒々しくこね回す。
「RYO、感じる! 後ろから挿れて」
「ああ、のぞみ、バックから俺のチンポ、入れてやる!」
あたしは、お尻に回していた手を股間の前から差し入れ、パンツの上から、あたしの大事な部分をさすった。ビクビクっと下半身が痙攣する。
もうすでにあたしの割れ目には潤滑油になる液があふれ出て、パンツを湿らせている。
「RYO、気持ちいいよ、あたし・・!」
「俺も・・いい!」
あたしは大事な丘にある突起物のあたりを中心に手のひらでこね回した。
腰のあたりに電流が走る。走りまわっている。
あたしの意思とは無関係に、下半身がクネクネと円を描いて踊っていた。
「イ・イク・・イクイク・・」
「ううっ」
あたしの意識が宙に飛び、視界が真っ白になる。
RYOも同時にイッテいた。
あたしは、今までない幸福感に包まれた。
RYOの役に立てた満足感と、またRYOとあたしがひとつになれた共有感。
場所は離れていても、RYOとあたしは、今、つながっている。
最高に幸せだった。あたしはケータイをぎゅっと胸に抱きしめた。あたしの目から涙がこぼれ落ちた。
「RYO、ありがと・・」
あたしはチャットに発言した。
少しの沈黙。
「なんで・・ありがとは、俺だろ」
あたしは、その言葉だけでじゅうぶん幸せだった。
「あたし・・しあわせだよ」
また少しの沈黙。
でも、この沈黙は今度は怖くなかった。
反対に、あたしは幸福感を味わっていた。
するとRYOがぽつりと発言した。
「また、話きいてくれるかな」
「うん・・うん! いつでもいいよ。 あたしも、RYOのこともっと知りたい」
RYOのことなら、何でも知りたい。
「じゃあ明日もここで待ってて」
「うん。待ってる」
あたしは最高の気分だった。誰かに必要とされる喜び。それを今かみしめている。
初めての感覚。
あたしは、また朝まで眠れそうになかった。

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