今日の各紙は株価9000円割れ、円高の進行で対ドル100円割れなど、金融危機を通り越して恐慌への道程の中にあるのではとの不安が拡大する中で、世界経済の危機的状況を報じていました。
9月26日に発表された、全国中小企業団体中央会がまとめた20年8月末現在の景況調査報告は、景況−67.6ポイント、収益状況−63.4ポイントと3ヶ月連続の−60ポイント台を報告しています。景況については平成14年1月に記録した−70.9ポイントに迫る勢いです。
この報告にある8月末までは、まだグローバルに連鎖する原材料価格の変動に、価格転嫁もままならず翻弄される中小企業の苦しさを伝えていましたが、10月に入ってからの金融危機は世界をひっくり返す様相を示しています。
はっきり言ってリーマンブラザースの破綻、9月末の米国下院の金融安定化法否決以降の政治の混乱、本日の紙面で「市場の失敗に政治の失敗が重なり危機を増幅した」と日経は報じていました。
また、大和生命の破綻など日本にも金融危機が飛び火している様で、ここまでくると、地方の金融機関等に信用不安の連鎖が広がることを恐れます。
又、政府の景気対策はこの国会で可決される環境が整ったと伝えられますが、その中身は福田内閣時の対応策であるとのことで、その後の世界経済の悪化のスピードのついて行ける内容ではありません。
追加経済対策が取りざたされ始めましたが、私達中小零細企業の資金繰り対策もしっかりと盛り込んで頂きたいと考えます。