波照間島に行くことが決まって、『ザ・南の島』♪に浮かれたあとにきたのは、『御嶽』の存在。
『御嶽』───「うたき」と呼ばれるようです。
島の言葉では「ワー」とか「ウティヌワー」と言うのでしょうか。
半端な聞きかじりなので、違っているよ、ということがあったら教えてください。
沖縄が好きなので、自然と沖縄を題材にした本なども読んでいるのですが、土地の本質に触れようとする本には必ずといっていいほど出てくる『御嶽』。
沖縄は独特の文化と歴史がある、というくらいの認識はあるのですが、具体的にどうということは知らないままでした。
実は今もきちんとは知りません。ごめんなさい。
そんな中で気になる存在が『御嶽』です。
本によれば「拝所」と注釈がつけてあります。
私の乏しい知識からの解釈ですが、御嶽は「神様の降りてくる場所」。
それも、神社やお寺のようにデーンと目印があるわけでもなく、森の中にひっそりとある「聖域」なのだそう。
あるとしても石くらいで、あとは何もない、一見すると「ただの森の開けた場所」。
感じる能力がある人には「ここは」と感じとれるそうですが、浮かれた観光気分だとうっかり踏み荒らしたりすることもあるそうで。
私は、霊感とか『感じる力』はない人間です。
それでも、見えないものは存在すると思っています。人間も自然の恩恵を受けて生きているものだと思うので、たとえ自分には見えなくても自然に宿る力や存在があるならば自分にできる限りの敬意をはらいたい。
日本は無宗教というか、八百万の神に敬意をいだいていた民族なのですよね。
太陽に、雨に、木々に、山に、海に、釜戸に、雪隠にも「神」がいるとした、その精神は私にも受け継がれていると思います。そう思いたい。
『御嶽』は、今は数少なくなってしまった「神様の居場所」なのかな。
山の動物が街に下りてきて畑を荒らしたり人を噛んだりするニュースが最近よくあるけど、イノシシやクマやサルは「肉体があって生きていかなきゃいけない」から妥協して人里にも下りてくる。
でも「カミサマ」とか自然の中の存在は、「居られる場所」が決まってる、ような気がするのです。私は見えないから推測だけど。
東京には、そういう場所はあるのかな。いわゆるパワースポットとかには疎いんだけど、明治神宮あたりならよいのでしょうか。
正直、その辺の基準が私には分かりません。自分で感じて判断もできないしね。
感じることができる人は尊敬しているのだけれども、残念ながらそれは私の役目じゃないようなのです(>_<)
そんなにも分からないから余計に『御嶽』が気になるのかもしれない。
「カミサマ」と呼ぶのかどうかも分からないけど、「何か」がいる、いてもおかしくないと思える場所。
波照間には御嶽が3箇所あるそうです。
あんな小さな島なのに、と思うと、とても大事なものなんだろうな。
好奇心もあるし、できれば覗いてみたい気持ちもあるんだけど、観光気分で触れられるものでもなさそうな。
うーん、せめて、お話を聞く機会が巡ってきたら嬉しいな。

0