本来なら五稜郭の続きを書く予定でしたが、どうしても書きたい事、書かなければ
いけない事が出来たので書かせて下さい。
日記のタイトル”スタンドバイミー”はあの有名な映画のタイトルです。
映画では主人公が大切な親友を亡くすところから話が始まりました。
もうずっと会っていないけれど大切な、そして一番の友の死…。
今、私は同じような状況にいます。
9月12日、私は一番の親友を失いました…。
彼とは小学校、中学校、高校とずっと一緒でした。
クラスが同じになった事は数回しかありませんでしたが、同じ塾へ一緒に通ったり
部活のテニスでペアを組み一緒に汗を流したり、青春を一緒に過ごした大親友。
高校卒業後、進路の関係上離れ離れになり、お互い携帯電話を持っていなかった
ので連絡をとりにくくなってしまいました。
今思えば、もっと連絡を取れる環境を整えておけばよかったと思います。
その後私は就職し、彼の事はいつも頭にありましたが何処かで元気に暮らしている
そう思っていました。
亡くなってから知ったのですが、その頃、彼は3D-CGIの仕事に就いていたようです。
ムシキングというアニメのエンディングには彼の名前もきちんと載っていました。
動画を見る機会があったら是非名前を見てあげて下さい。
彼は自分の仕事を全うする為、一生懸命頑張っていたので。
どうかお願いします。彼の生きた証を見てあげて下さい。
アニメの放送は短いところで1週間単位で仕事を回しているので、毎日が必死。
彼も家に帰る時間を惜しんで仕事に励んでいました。
身も心もボロボロになるまで…。
体を壊し、仕事を辞め東京から帰ってきた彼は疲れ果てていたようです。
せめてこの頃に連絡をとっていれば…。
本当に自分の行動が悔やまれます。
心の方は結局最後まで回復せず、それが残念な結末へ導いてしまいました。
悩む事の無い世界への旅立ち、それが彼の最後の選択。
今日、御仏前で手を合わせ、ご両親と話していた時も涙が止まりませんでした。
私の事を話しながら
「一緒にまたテニスをやりたい」
「今どこにいるんだろうね」
「ラケットとテニスシューズは大事だから捨てないで」
そう言っていたようです。
俺も同じ気持ちでいたんだよ?帰ってきている事を知っていたら…。
実家に誰も住んでいないと思ってたから、結婚式の招待状も出さなかった。
出していればまた会えたのに。
一週間前に戻れるなら戻りたいよ。
お前とまた話がしたいよ、声が聞きたいよ。
テニスもしたいよ。
苦しんでいる事を知っていたら頑張る手助けが出来たかも知れないのに。
今は、後悔しか浮かんで来ません。
…ごめん。
一生忘れないよ。またいつか一緒にダブルス組もうな。
お前が何て言おうとも、俺の一番の親友はお前だから。
一緒に過ごせた青春は俺にとってかけがえの無い時間です。
これからはお前が生きていた証を残す為にも一生懸命人生を歩いて行きます。
天国から見守っていて下さい。
親友H.Kへ。
乱文すみませんでした。どうしてもここに書く事で彼に伝えたかったので。
最後まで読んで下さった方がいらっしゃいましたら、本当にありがとうございます。
そして、普段何気なく見ているアニメ等のエンディングに今後は少しでも目を止めて
頂ける事を願います。
影では沢山の方々が大変な苦労をされているので。
内容云々は別として、まず製作した方々の苦労を労ってあげて下さい。
よろしくお願いします。
正直、まだ少し混乱していますし、信じられない気持ちもあります。
みなさんにも疎遠になっている友達は居ませんか?
どうか連絡を取ってみて下さい。
みなさんの家族に頑張りすぎて疲れてしまった方は居ませんか?
どうか目を離さずに、見守ってあげて下さい。
おやすみの後に何度か部屋をのぞいてあげて下さい。
起こさなくても良いので、おはようの気持ちをこめて毎朝、顔を見てあげて下さい。
私からのお願いです。
みなさんが私や彼のご両親と同じ思いをしない為に…。
そして、もしあなたの心が疲れてしまっているなら誰でも良いです、話して下さい。
絶対に真剣に話を聞いて一緒に頑張ってくれる人が居ます。
誰にでも絶対に居ます。
無理をせず、休みながら乗り越えて行きましょう。
最後に、親友は宝です。私にとっても彼との絆は宝物でした。
たとえ離れてしまっても、この宝物はいつまでも磨いて行きたいと思います。
俺、泣いちゃってたから送る言葉を言ってなかったな。
遠くへ行ってしまったお前に、高校時代の部活帰り毎日言っていた言葉で…。
「じゃあーな」