昨日、豚の手術を行いました。
突っ込みどころ満載な状態に成長していたお豚さん。
思わず研究責任者もびっくりみたいで、小さな声で『Fu〇k』って言ってしまったくらい。
2週間で40キロから80キロまで成長してたんです。
おなかの中にたくさんの希望、もとい脂肪を蓄えたお豚さん手術するのはもう大変で。
まず挿管。
挿管するためには手術台と同じくらいの高さがある台に乗せないとダメなんですが、移動が大人5人がかりでようやく完了。フランス人の研究者は背筋やられてました。
台に乗ったのはいいけど、大きくなりすぎて喉頭鏡が届かない(-_-;)
羊用で最長のものにブレードを変更しても無理、oh, jesus!!
何人もの挿管者が挑戦しましたが、結局は獣医のベテラン技師しか成功しませんでした。
次に気管チューブ。
喉頭鏡からも想像できるとは思いますが、お豚さんチューブ食べてます。
口から麻酔器への繋ぐチューブが直接出ているような画。
もう千と千尋に出てきそうにも見えました。
さらに皮膚切開。
切っても切っても希望、もとい脂肪ばかり。
それでもってすごい固い。
電気メスの出力70くらいまで上げてました、OMG。
豚さんは手術後、医学の発展のためにお亡くなりになりました。

本日は早朝、研究所に着くや否や、いい症例があるからと大学病院へ連行され、手術見学となりました。
大学病院のこの建物にって言われて来たんですが、病院が巨大すぎてまず迷子に。
間違えて病棟のほうへ行ってしまい、看護師に少し笑われる。
15分くらい彷徨って、胸部外科発見!!
しかもちょうど担当の秘書さんが出てくるところだったみたいで対応は早かった。
がしかし、見学予定の手術がキャンセル。どんだんず???
担当秘書さんも大慌てで手術キャンセルをしに1階までいってました。
他の科でもいいんで見学できないかと言ってみると、アレンジしてもらえ、外傷外科部門の手術見学と相成りました。
5年目のレジデントについて手術場へ。
5年目ともなると病院の構造を知り尽してた。
手術室は32。
それだけでも迷いそう。
Dr.だけでなく、麻酔技師、看護師、清掃員などなどORはすごい混雑。
人の多さに圧倒され、右も左もわけわからん状態に。
1件目はヘルニアパッチ。
日本と変わらない手術でしたが、術者の助教授らしきアジア系Dr.がすごい教育熱心で術中講義しまくり。それを聞き逃さないようにと話に夢中になってたらいつの間にか閉創に入ってて…でも半分くらいしか理解できなかった(-_-;)
2件目は疼痛を伴う腹部腫瘤。
開腹してみたら以前のオペの縫合糸に反応性にできた肉芽腫。
そこでも術者(さっきと違う人)が丁寧に説明しながら見せてくれました。
3件目は以前銃創+頭部外傷で気管切開が必要になった患者さん。
PEGもやりました。
そのPEGの時、1件目の先生でここでもすごい説明を丁寧にしていただいてためになった。
4件目はemergency。
アスファルトにかけるタールを頭からかぶってしまった人に対して洗浄&デブリ。
これも外傷か??といいながらも先生たちが手術していたのが印象的。
アメリカもそんな感じなんだよねと。
術後Surgical ICUに連れてってもらった。
ベッド24床、しかも術後だけで。
他にはNeuro ICU、Cardiothorachic ICUとICUがあり、
全部あわせると80くらいあるらしい。
規模が違いすぎるね。
来週からはもっと来ていいぞと言われました。
次こそは胸部外科かな。
明日はアメリカ独立記念日。
花火とライブがあるらしい。
夜間は危ないので出歩くならタクシーを使おうか。