週末から忙しかったので、今さっき、ようやく観ることができました。
「図書館戦争」 状況〇六「図書隊ハ発泡セズ」
劇中に「予言書」と呼ばれる1冊の本が登場しました。山梨の古書店から寄贈された、今では市場には出回っていない貴重な書物です。
小牧教官の説明によると・・・
・アメリカの作家が書いたSF。
・主人公は良化隊のような組織で、本を焼く仕事をしている。
・今の状況を予言しているみたい。60年も前に書かれた本なのに。
・フランス人の監督が映画化している。
熱心なSFファンや、洋画好きなら、これがレイ・ブラッドベリの「華氏451度」のことだと、ピンときたはずです。
60年代に映画化され、70年代には日本のテレビでも年に1回は放映されていた作品で、私は、小説版はハヤカワSF文庫で持っていました。
なるほど、「図書館戦争」は「華氏451度」にインスパイアされた世界観の上に描かれていると言っても過言ではない内容です。
「華氏451度」では、全ての本が没収されて焼却処分となり、隠し持っていた人は罪に問われるので、本を愛する人たちは、記憶の中に書物を収め、1人1人が書物となって人に聞かせるという、気の遠くなるような手段で大切な本の保存に務めます。
「図書館戦争」では、良化隊の武力行使には、図書隊の武力行使で断固立ち向かい、本そのものを守り、保存に務めるという手段がとられています。その歯切れの良さと熱さが、本好きの心を揺さぶる、実に面白い作品なのです。
ところで、状況〇六のラスト・シーンで、図書館の蔵書となった「予言書」の背表紙が映りますが、タイトルは「トランスファK505」となっていました。翻訳本とのことなので、もちろんコレは邦題です。
「華氏451度」の原題は、“Fahrenheit 451”で、書物に使われている紙の燃焼点(摂氏233度)を意味しています。
「図書館戦争」では、“ファーレンハイト”が“トランスファ”に、“華氏”が“K”に、“451”が“505”に置き換えられているので、何か作為的なものを感じるタイトルですが、良化法の検閲を免れ、なおかつ多くの人に読んでもらいたいというオマージュの籠められたタイトルでしょうか。でも、微妙な変換の根拠を、是非とも知りたいものです(笑)。

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解明!(^-^)v コメント欄参照♪
状況〇六は、小牧教官のセリフが多く、石田彰さんの声が好きな私としては、永久保存せねばならない回でした。
(あぁ、何故、LPで録画してしまったのでしょう

)
おまけに、わかる人にはわかるブラッドベリの件もあったので、わくわくしながら楽しめました〜
・・・さて、明日は、状況〇七。はやく観たいものです。