2009/6/28

百寺巡礼 第9巻  読書

 京都U 五木寛之著 講談社刊 北名古屋市西図書館蔵
 このシリーズで京都のお寺の案内は2冊目である。長い間都であったことにより、庇護を受けて栄えたので、著名なお寺が多いのは当然であろう。

 案内のお寺のほとんどが観光化されている。拝観料の収入がなければ、維持できないお寺が多いのではなかろうか。それぞれのお寺にはどれほどの檀家があるのだろう。檀家から得られる収入で維持できるのであろうか。

 我々は京都へ行けば、多くの拝観料を支払ってくる。それでも、一般に入場者にはすべてが開放されているわけでは決してない。拝観料は本来、宗教法人とは異なる収入のような気がする。京都のお寺の多くは、決して庶民の救済に貢献したお寺ではない。そう思うのは、下衆な考えしか持たぬ僕だけであろうか。

 奈良にも豪華なお寺が多い。だが、京都ほど煌びやかさはない。そういう点で寺院散策は奈良の方が僕には面白い。いつもそのように思うのだが、「東福寺」や大原にはもう一度訪れてみたい。

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