2009/10/31

気分は最高  

 僕の名前はジョン。家を代わってから、親ジィは毎年稲藁を持ってくるようになった。どこから持ってくるかは僕は関知しない。この臭いは、僕が生まれたところでもあったよ。幼い頃、この上で兄弟姉妹たちと遊んだことがある。

 どうしてか知らないけれど、僕だけになってしまった。一人でみんなの臭い嗅いで遊んでた。そのうち親ジィが車で僕を連れにきた。庭に僕の家はあったけど、稲藁が無くて寂しかったよ。夜泣いてやったら、親バァが僕を抱っこして部屋に上げてくれた。隣にレイかあさんも寝ていたので、安心して寝たよ。

 庭では、日中レイ母さんがよく遊んでくれた。でも、ピンシャー父さんは、余り遊んでくれなかった。それでも、ピンシャー父さんが亡くなったときは寂しかった。夜も本格的に庭で生活するようになった。芝生の上だから、結構満足してたよ。だが、今の庭は木陰もないし、柔らかいところ無いもんなぁ〜。1ヶ月ほどで親ジィは藁を皆細かく切ってしまうんだ。それまで僕、藁の上での生活を楽しむんだ。

 庭にある僕の家の中には、もう毛布をひいてもらってるんだ。でもさぁ〜、藁があると僕の心をハイになってしまうんだ。僕の一族は長いことそんな生活の血が流れているんだそうだ。難しいことは僕知らないけど、柴犬のDNAだとさ。今朝、親ジィが写真撮ってくれたんだ。僕、格好いいでしょ
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