2009/7/3

敵の読み筋に自分の読みを  将棋

 わが永遠の師、升田幸三先生が生前こんなことを書いていた。「将棋とはいかに相手の読み筋の中に自分の読み筋を忍び込ませるか、である。その意味において不気味なのは自分の読み筋通りにすいすいと手を進めてくる相手である」と

 ヒジョーに低いレベルにおいて私もそんな将棋にあこがれるし、実際に実戦でも心がけている。だから勝てない^^;本譜はその意味において多少なりとも成功した事例かもしれない。

<ES将棋盤>
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ここでは結構考え込んだ。▲4八玉と引く手も面白い。一方的に読み筋を披瀝すると▲▲4八玉で▽3七金と打たせて▲5九玉と引く。よほどの読み筋でもない限り▲4七金とは取れまい。金を与えると▲3二金の一手詰み・・・2六玉なら相手はしめたっと▽4七飛成と切ってくるだろう。▲同銀と取れない。下図は敢えて▲2六玉を選んだ結果である。正しいのかどうか?
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▲2六玉に対して予定通り?▽4七飛成と切ってきたところ。後手はおそらくこの手筋に惚れこんでいるだろうと”我々のレベルでは”推察していた(笑)ただし、4三に居るのが銀とか角とかだったら▲2六玉は成立しない。以下、龍を放置して▲3二銀が好手となり、私の手勝ちとなった。自玉の安全度を重視すれば▲4八玉が本筋なのかも知れないが・・・肉を斬らせて骨を断つ、こんな将棋が好きな人なのでねぇ^^;

2009/7/2

川柳^^  

 古来日本には川柳というおしゃれな5,7、5がある。時局を皮肉ったり、人を皮肉ったり、ま、使用方法はいろいろだ。今朝、テレビを見ていて思わずクスリと笑わされたのが「本降りになって出ていく雨宿り」という川柳を誰やらニュースキャスターが言った時だった。

 もうお分かりだろうが、麻生さんの解散時期を失したことを皮肉ってのことである。まさにドンピシャリ^^;且適切な”時局川柳”ではある(笑)現実に筆者も時間に追われて本降りになって雨宿りをあきらめてずぶ濡れになったこともある^^;

 どうしても将棋の話になるのだが、将棋の中にも面白い川柳はある。一番有名なのが「ヘボ将棋、王より飛車を可愛がり」であることは間違いない。でもこれは大して面白くもない。しかし現実のアクションを題材にすると同じ意味の川柳でもおかしい

 つまり「王手飛車、王より先に飛車が逃げ」^^である。24道場でも現実に有りげなことである。自慢にも何にもならないが、筆者の「王手放置」の回数だけはネット将棋を始めて以来、多分”ギネスブック”なみの回数を誇る?が、王手飛車をかけられて飛車が先に逃げたことだけは絶対にない(笑)

 昔、zzz倶楽部で大受けを取った棋譜投稿があった。ネット将棋ならではの可笑しさである。アガムさんという、私が破るまでは長きにわたって16連勝の記録保持者が主役だった。その人が「将棋怪談」と名づけて投降した棋譜・・・

 アガムさんの玉が追い詰められて追い詰められて、相手の”と金の利き筋”に逃げた。無論クリックミスである。しかし、あろうことか敵のと金が玉から逃げた!?!のである。アガムさんに言わせると自分のと金の真横に敵の王様がいきなり擦り寄ってきたのでビックリしたのだろう(爆)

 アガムさんはマナーのいい人だから指した直後に投げたりしない。ジッと目をつぶってトドメを待っていたらしい。ところがと金が逃げちゃった!さすがのアガムさんもPCの前で仰天、驚倒したことだろう。

 王様の”と金取り”をかわした?相手の怪手妖手が敗因となり、めでたくアガムさんの逆転勝ちとなった。 電車なんかに乗ると、しばらくはそのことを思い出して笑いが止まらずに弱ったことがある。最後まで指し継いだ相手もなかなかのもんだ。私なら自嘲の思いでいっぱいになり、きっと投げてしまうだろう^^;

 あ!そうそう、川柳のお話だった^^;
羽川将棋川柳作品集から拾ってみました。
ちょっとエッチなやつで
<スカートと、手数は短い方がいい>なんてのもある。
<早石田、受け損なって、早い死だ>まるで私のことみたい(笑)
<風車、指してはみたが、火の車>私の将棋をきっと観ていたんだ(-_-メ)
<なぜ見えぬ、ヘボでもわかる、3手詰め>悔しくて朝まで寝られなかったもんだ^^;
<秒読みに、急きたてられて、自爆テロ>あなたもあるでしょう^^;
将棋バカシリーズが笑える。
<ABC(エービーシー)が、居飛車(イービーシャー)に聞こえる、将棋バカ>
<1・2・3を、ひふみと読んじゃう、将棋バカ>グァハハハ!
<行方不明 なめかたふめいと 読む阿呆>
まだまだ笑えるヤツがいっぱいあるが、あとはこのサイトに行ってお楽しみください^^

2009/6/30

モノが違う!^^;  将棋

 今日も神奈川労働局に派遣事業報告書を提出しに行った。今年から義務化されたとの連絡がわざわざ会社にあった。ちょっとした軽い脅迫みたいなもんだ^^;結構面倒なデータを作らされる。しかし、今日が最終締め切りなので仕方がない。万が一にもライセンス停止なんて行政処分でも喰らったら会社に迷惑がかかる。

 というわけでいつものように時間つぶしで将棋本を読む。このところ定期的に買っている唯一の将棋本、「NHK将棋講座」である。値段も530円で安いし、内容もある。その中の「深浦康市小伝」という深浦王位の子供時代からを伝記風にまとめた連載がある。面白いので必ず読む。

 掲題の「モノが違う!」というのは深浦の棋譜を見たときに出たひとり言である。無論自分との比較において、だ^^;「あったりまえじゃん!」って笑われそうだが事実そう思ったんだから仕方がない(笑)下図は11歳の深浦少年が日の出の谷川名人と指した途中図である。飛車落ちである。谷川さんが後年「この当時私に飛車落ちで指せる小学生は全国的にみてもそう居なかった」と述懐しているぐらいだから深浦さんが数少ないタイトルホルダーになっているのも理解できる。
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今、21歳の!谷川名人が下手の角筋を遮断して▽7五歩と打ったところ。ここで30秒でいいから下手の次の一手を考えていただきたい。6四の銀をどうするか。4五の銀をいつ取るか。そして下手の飛車角をどう使うか。という問題提起がしてあった。

いろいろと指す手が広く答を見た私が唖然としてつぶやいた言葉が冒頭の「モノが違う!」なのである。私には一瞬も考えられない手だった。せっかくの問題だから読者諸兄もお考えください。答えは「続きを読む」でご覧ください。
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指し進んで上図の局面になった。この局面について深浦の少年時代の師匠である川原潤一は著書の中にこう記している。
「私は不覚にも次の一手が読めず、下手負けと観念していた。名人の王将は端の方が広く詰めろがかからないように思えた。勝負は諦めたときが分かれ目である。名人、達人は諦めない人だ。死中に活を見出す人、エネルギーを持続出来うる人なのである。私は深浦君の後ろで固唾を飲んで次の一手を待っていた。そして半ばあきらめていた。彼は小考して静かに次の手を指した。中略・・・数手後、名人はこれまでですねと云って投了した・・・後略」いかがかな^^;?
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2009/6/29

蔵書  将棋

 私が将棋の名著中の名著に「棋士・その世界」と「金子将棋教室・大山康晴vs升田幸三」と思っていることは前にも書いた。そして積年にわたって残念極まりない思いを続行していることとして、その両者を紛失したことも書いた。

 でもアマゾンの古書の売りで「棋士・その世界」を見つけ購入し、2分の1は解決した。価格だって1000円以下だった。その後何かにつけてネットで検索してきたら昨日になって見つけた。「金子将棋教室・大山康晴vs升田幸三」である。しめたっ!と思って値段を見たら何と!!!12,000円より〜とある。

 「手は前からの連続である。
先にも予定の線を描いている。
人生が過去から現在へ。
その現在がただちに
未来をはらむのと同じように。
しかし予定の線を描いても
心を新たにして盤図を見ると
今まで気がつかなかった線があるのに気がつく」

こんな格調の高い序論で始まる。将棋を哲学的なまでにつきつめて解説させたら、故金子金五郎九段の右に出る観戦家はいないだろう。確か引退後か現役中からそうだったか思い出せないが僧籍に居られたと記憶する。私が持っている将棋の本はチラッと左側にある書棚を見ただけで優に50冊はある。

しかも完読したものは1冊もない^^;完全読破したどころか繰り返し繰り返し読めたのが金子九段のこの名著だった。今から40年以上前に購入した。確か1000円もしなかった。内容はといえば無論大山ー升田の対局を解説した今でも当時でも随分とレベルの高い、格調の高いものだった。

ずぶの素人の私がなぜ反復するまでに何度も読めたか・・・それはひとえに金子九段の達意の文章力による、と思う。しかも私の棋力の(貧しいが^^;)今日あるのはまさにこの名著によるところが大きい。何しろまだ頭が柔らかい頃、繰り返し繰り返し何度もページをめくった本だ。影響を受けない方がおかしい。しかし、12,000円には長考せざるを得ない。なんたって年金頼りの余生だもんねぇ

しかし、ほしい!大長考になりそうだ(笑)稀代の名棋士・升田幸三の推薦の辞を紹介して食事休憩としましょう^^
<棋士としての金子さんは、私どもの先輩であり、ご承知のように昭和の初期、名人位を争ったほどの人だから、将棋を通して後輩各棋士の個性を的確に把握しておられる。しかも読者に向かっては親切心があるから、手の説明がわかり易い。
 わかりやすいけれども、上っ面をなでているのではない。実は深くえぐっている。そして自分にわからぬ所があれば「わからん」と云っている。態度がハッキリしている。おざなりの妥協をしないのだから。金子さんの場合、執筆する時は地獄ではないか。私はそのように感じ。求道者の姿を見る。この観戦記集は、愛好者は、もちろん。将棋を知らない人も読んでみる必要があるのではないか。人間の魂を揺さぶり。覚醒させる何者かがそこにある>原文のまま(弘文社)

そうだ!国会図書館に行ってみよう!コピーが手に入るかも!

2009/6/27

そのまんま東へ^^  政治・経済

 いわく「あほらし・・・」「顔洗って出直してこい」「自民党もなめられたもんだ」etc・・・これが自民党の・・・あえて言うがバカ議員どもの反応である。ひどいのになると「売名行為じゃないか」なんてヤツがいる。

 今や世界は変革の嵐が吹き荒れている。日本だって当然その嵐の圏内である、どころか中心に近い所に位置している。蛇足ながら言うと冒頭の言葉の後には「オレの番もこないのに」という言葉を飲み込んでいるのであろうと邪推もしたくなる。

 まだ知事やって何年も経たないヤツが、とか経歴がとか、歳がとか、そのうち頭が薄い事すらも反対の理由にしそうだ^^;実行力において君たちは東国原氏を凌駕できるのか?とそんなヤカラに問うてみたい。地位=利権なんて発想を持っているヤカラには返事もできまい。

 自民党の古賀選対委員長が東国原知事を訪れ、自民党からの立候補を要請した。東国原氏の条件が@総裁候補として擁立することA知事達の申し合わせ事項をそのままマニフェストとして選挙を戦ってもらいたい、の2点だった。地方自治の主権獲得の熱意とは映らないらしい。

 冒頭の反応の言葉が自民党の大方の反応であろうか?空想でもいいから思い描いてみよ。今、東国原氏と鳩山氏と麻生氏が国民投票で総理の座を争ったとしたら誰が勝つだろうかということを・・・政治はあくまでも「人民の人民による人民のため」のものである。

 東国原氏はあちこちのメディアに引っ張り出されていたが、日頃偉そうなことを云っているニュースキャスター連や政治評論家どもはあくまでも政局がらみの質問しかしない。情けないことだ。

 いまどき純に物事を解釈し、熱望するってことはケツが青いってことなのだろうか?それどころか東国原氏の真意をあえて気付かない振りをしているようにすら見えた。昔、「スミス、都に行く」って映画を見て感動したことがある。田舎もんの若造議員が上院議員になって議院の百鬼夜行と懸命に闘う姿を描いたものだった。一生懸命ってことは人を感動させるキーワードでもある。

 宮崎県民だって”アンケートでは”氏が中央政界に出ることは反対者が多いらしい。東国原氏も云っていたが反対者は行動すると・・・でもサイレントマジョリティは行動しないと・・・県民一人一人の意見を聞きたいと・・・

 東国原氏はもう空しい達成感だけが残っているだけなのである。何度も繰り返していたが”宮崎県のために”自民党の総裁として立候補し、”宮崎県のために”知事達の切なる願いをマニフェストとして確約させないと今までの例から言って必ず先送りされるという確信を持っているからこんな行動に出たのである。むしろ快哉事ではないか。

 アメリカを見よ、オバマを見よ、この前まで州知事だった男が、上院議員だった男が、有色人種が大統領になるではないか。まだまだ車座社会の悪弊が残っている日本・・・情けなくなる。危機意識が欠如している。私は東国原氏に総理になってもらってトコトン宮崎県のように日本を変えてもらいたいと願っている。

 もう宮崎県のためには十分に尽くした。連日のようにメディアに登場し宮崎の声望を上げた功績は計り知れない。批判をする向きもあるが、これがどれほどの激務であるか、考えを致したことがあるだろうか?

 心ある県民ならば”そのまんま東”へ東国原氏を送ってもらいたい^^この男本気で日本を変えようとしている。活躍の場を与えてやりたいのは私だけではあるまい。

2009/6/26

天敵・石田流(-_-;)  将棋

 将棋を2日間も指さないと1ヶ月くらい指さなかったような錯覚に陥る。今日は休暇をもらって寝溜めしたので体調はすこぶる良好、頭脳すこぶる明晰である^^;。でも指し過ぎはいかんから以後は1日3局に限定して指そうと決めた。で、今日の結果は云わずと知れた?3連勝^^;ウフフフと自然と顔も綻ぶ。勝つことは偉いことだと昔塚田名人が言ったがホントだ(笑)

 でも今日の一局目は最大の苦手の石田流!!!右玉にとっては天敵といってもいいくらいイヤな戦法だ。昔の自分の得意技を苦手にするなんて皮肉なもんだ。後手の右玉を持つと▲7六歩△3四歩▲7五歩で右玉を志向するともう手詰まりになる。なんたって右桂は右玉の生命線だからのっけから7四歩を押さえ込まれると変調になってしまう。

 無理やりに右玉を指す感覚は捨ててかからないと惨敗する。つまり左玉でも右玉感覚で戦えばいい、と思って指したのが本譜である。
(図面は先後反転)

ES将棋盤
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この局面になるとつい手が止まってしまう。イヤだなぁという思い、桂が使えないという絶望感、玉の囲い場所・・・いろいろと悩みのタネが湧いてくるのだ。
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右に囲うよりはマシだろうと思って玉をここへ・・・でも考えると敵角が9七に覗かれると角のレーザービームの照射範囲になる。悩みは尽きない^^;
でも、まぁ▽3三角〜▽2二玉が入ればいい形か・・・対石田流への一つのヒントにはなる。

2009/6/25

電子媒体^^;  

 試作開発の補助金制度が施行され、6月24日が締め切りだということは前に書いたとおりである。1日の余裕を持って23日夕刻に窓口に行った。経済産業省の委託を受けている窓口は「全国中小企業中央会」という組織だ。深くは調べていないがきっと経産省の外郭団体的な存在で”天下り先”かな^^;

 それはともかくとして23日午後4時に行って窓口に呼ばれたのが6時・・・それは覚悟していたからどってことはなかった。しかし窓口担当者の前に座って書類を取り出した瞬間、「それじゃダメです」と言われた。中身も見ないでなんだ!と思ったが慇懃無礼に(役所を扱うコツだ^^;)「ん?どうしてですか?」と訊いたら「だって1部しか無いじゃないですか。申請要領に8部必要だと書いてありますよ」「え〜!」ってなわけで急いで申請要領を見直したら”端っこ”に小さく書いてある。

 一番大切なことを!くそっ!と思ったが後の祭り。おまけにダメ押しがきた。「CDも持ってきましたか?」これも提出書類と同じ内容のものをワードまたはイチタロウで作成したものをCDに落としたものを提出せよ、とある。これも注意書きとして最後の最後にちょこっと書いてある。

 腹も立ったが、チョッとしたカルチャーショックを受けた。「ふ〜ん、役所も電子媒体を要求するようになったか〜」というわけだ。もっとも最近は申請書類や書式については役所のHPからダウンロードできるようになったから手間が省ける。むろんCDロムなんか作っていない。1日前に持ってきてよかった、と思った。その足で会社に帰ってからが大変だった。

 全部で30枚近くある書類を8部作らなければいけない。女子社員なんて皆帰ってしまっている。CDだって同じものをPDFに落としたものじゃダメなのである。あくまでもワードやイチタロウで作成したものじゃなければいけない。

 ワードで打ち直してCDに書き込みが終わったのが午前2時!家に帰って寝たのが午前3時半・・・朝起きて窓口が始まる午前9時前の8時半に駆けつけたらもう30人以上が並んでいる。でも窓口も最終日ということで覚悟していたと見えて前日と比べて進行の要領がよくなっていた。1時間ぐらい待って順番が来た。前日の指摘もありダメ出しもなく無事受理された。

 ホッとする間もなく、社員の教育・訓練の場として選んだ第13回機械要素技術展の様子を見に東京ビッグサイトへ・・・社員の女の子を車に乗せて会社へ・・・さすがにくたびれて会議室で30分くらい眼をつぶった。

 わずかな時間でも寝るって大切なことだ。幾分元気を取り戻して今月中に提出しなければならない書類に目を通した。そして帰宅。メシを喰ってビールの小缶を飲んだら、疲れがドッと襲ってきて副業的?^^;位置にある将棋も指さずにベッドに倒れるように寝てしまった。将棋を指さないなんて出張の時だってホテルで指すのに私にとってはチョッとした事件みたいなもんだ(笑)

2009/6/23

よもやま話  

 昨日も1日中助成金や試作開発の補助金の書類作りと格闘した。おかげで身も心もクタクタ・・・プライベート面では全くミスだらけ^^;大いなるミスは私の所属する非定跡党の党首たるひょいさんと初めて対局する光栄に恵まれたのに終わったあと、ウッカリ「閉じるボタン」を押してしまい。結果として即去りになってしまった。

 非定跡サイトに行って平謝り^^;ボタンの押し間違いだろうと思ったというひょいさんのレスを見てホッとした。ひょいさんといえば「筋違い角」の名うての名手として全国的に有名(ちょっと大袈裟かな^^;)さすがに指しなれておられる。一度は筋違い角を受けてみたいと思っていたので願ったりかなったり、だった。むろん将棋は負けた(^^♪ドテッ今度やる機会があったら”角道開けません”(笑)

 てなわけで頭が疲れているとろくな文章書けそうもない。たまたま今日は何かにビックリしたインコのデークロコンビ(デーちゃん&クロちゃん(^^♪)が大騒ぎして目が覚めたのが朝5時!インコ相手に文句を言うわけにもいかん。仕方なく新聞を読んだら面白いネタがあったのでご紹介しよう。

 読売新聞のコラム<編集手帳>より
<結婚披露宴で司会者が、「ただいまから新婦は衣替えをいたします」と述べた話を、俳人の楠本憲吉さんが著書で紹介していた。「お色直し」の誤りだが、そういうこともあるかなと想像のつく言い間違いではある◆横山ノックさんがある喜劇人の法要で「私が黙祷の音頭をとりますので・・・」とアイサツした話が、愉快な人柄の偲ばれる挿話として残っている。黙祷に音頭は変だが、これもありそうな言い間違いで想像の範囲内だろう◆麻生首相が東京都議選の自民党候補を激励し、「必勝を期して」を「惜敗を期して」と言い間違えたという◆「赤飯で祝杯」を略してセキハイでもなし、こればかりは想像に余る。「総選挙は麻生首相で」と野党に人気の絶大な首相のこと、胸に秘めた弱気がうっかり口をついたのかも知れない◆言い間違えた翌日、首相は電子辞書を購入したそうだが、アリステア・マクリーンの海洋冒険小説「女王陛下のユリシーズ号」(早川書房)に辞書よりも役に立ちそうなせりふがあったので贈る。”人が考えることをとめだてはできん。ただし、声に出して考えないことだ”(村上博基訳)>

 たっぷりの皮肉とユーモアが適当に味付けになっている名文ではありませんか^^;ところでアリステア・マクリーンといえば筆者が若い頃読みまくった英国の海洋冒険小説の大御所である。どれを読んでも面白いこと請け合い。日本では「ナバロンの要塞」の方が知られているだろう。

 

2009/6/20

息抜き^^  将棋

 ちょっと言い訳させてもらうと、最近各種助成金の申請書類作成等々忙しいし、気も疲れる。特に試作開発に関して、ある一定条件を満たせば、最高1億円までの開発補助金が出る補正予算が急遽決まったのだ。なんと締め切りが6月24日!

 前々から社長が「1500万くらいあればなぁ」と長嘆息していた仕掛りの開発装置がたまたまあった。成功すれば世界に先駆けての成功例になるし国際競争力においても優位にたてるというシロモノだ(内容はもちろんトップシークレットです^^;)

 会社にしてみれば渡りに船だ。早速書類作りの依頼が社長からあった。とにかく複雑というか、面倒というか・・・まぁ当局とすれば当然だろう。合計700億の金だ。いい加減な書類で金が出せるわけもない。

 というわけでいわゆる勝負将棋を指すゆとりがない。息抜き将棋になってしまう。恐ろしいものでさっぱり勝てない。非定跡党というサークルの党員でもあるのでたまには変わった将棋を指そうってんで「角頭歩突き戦法」をやってみた。

 ”勝ったら”非定跡党の棋譜投稿欄に”自慢タラタラ”で投稿しようなんて不純な?動機でやったが一夜漬けで勝てるほど甘くはない^^;惨敗を喫した(-_-;)それが原因かどうか分からないが右玉のフォームも崩して不思議なほど負けた。何回も経験しているので断言できるが”フォームを崩す”という現象はスポーツだけじゃない。将棋だってありますねぇ。

 今日書類が一段落してプレッシャーから開放されたあとの将棋が本譜です。結構手が見えましたねぇ・・・やはり将棋は集中力か^^;
<対居飛穴風車>

<ES将棋盤>
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 なんでもない序盤の局面。私がいつも注目するのはここである。居飛車側としては当然2筋で角、銀をさばき飛車先を切る作業が必須であるがゆえに▲5六歩は省けない。右玉を持つ私には3九、5七、6六あたりがスポットライトに照らされて見える。云うまでもなく▽3九角からの攻撃である。

 このあたりに注意を注ぎながら駒組みを進める居飛車は怖い。逆に▲5五歩と進められて▲5六角と据えられると迂闊に両桂が跳ねられないというより桂馬の頭が常に危険をはらみ気が疲れる。
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 この仕掛けは大いに疑問。角をさばいていい気持になっていたらいつでも▽6九角が痛打になる。
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 気短かに指していたらこのような地味な好手は浮かばないだろう。多分風車を指して以来、左銀をここまで組み替えた指し方は初めてだ。以後、この方式を多用してみたい。むろん、局面によってだが・・・自分にとってはいい収穫だった。
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 ひえ〜っと思った^^;一瞬も読まなかった手だった。どこかに馬を作ってこれからの将棋だと自分では思っていたからビックリした。案外先手の敗因かも知れない。

2009/6/17

英国のウンチ^^  将棋

 テーマの言葉は私の最大の欠点の一つと自分で認めている性格である。人様と比べると明らかにこの点が劣っているといつも思う。例えば会議なんかで愚にもつかない、或いはこちらの説明を十分に理解していないとみなされる意見等には相当イラッとする^^;辛抱強くそのような意見に対応している社長なんかを尊敬してしまう。だから委員会とか会議とかの議長には不向きな性格だ。

 将棋においても然りで、ネバネバと粘られたりしつこい相手が苦手だ。得意の”英国のウンチ”が出てしまう(笑)”英国のウンチ?”つまり、”エイックソッ” です^^;日によってこれが顕著に出る時と我ながら辛抱強いなぁという日がある。当然の事ながら勝てるときは後者の状態が長続きする日だ。連勝記録とか、とてつもない大物を喰ったりするときはそんなときである。2500の人に圧勝したこともあるもんね(^^♪
<対ゴキゲン中飛車>

<ES将棋盤>
形勢判断としては悪くないと思った将棋なのに大苦戦した将棋だった。将棋って不思議なゲームである。そんなこともないか。私が弱いだけのことだ^^;
命運を決めた局面です↓あなたが後手ならどう攻めますか?
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 英国のウンチといえば(笑)将棋を憶えて以来、それこそ何十万局と指した棋譜の中でたった一局だけ5年前に指した棋譜を憶えているのがある。

 ネット将棋で2500Rの人をやっつけたときも、生対局で将棋連盟認定五段の銀行の支店長をやっつけた棋譜も私の中では歴史的快挙にして快哉を叫んだ出来事だったのにさっぱり棋譜は思い出せないにも関わらずである。過去最大の「英国のウンチ棋譜」である(笑)

 プロローグは下図から始まった。ジャ〜ン^^;(先後反転)
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もう”にっちもさっちも”いかない局面であることは誰が見ても明らかです。しかし鬼の慧眼?は鬼気迫る恐ろしい勝負手(大袈裟な^^)があることを見抜いていたのであった^^;得意の”英国のウンチ作戦”が開始されたのであった!!!
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わが師升田幸三先生の名人戦における天来の妙手▽3五銀に優るとも劣らない???▽3三金のタダ捨て!この一発であわれ先手陣の包囲網は崩壊したのであった(紙芝居風^^;)
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当然の▲同飛成に返す刀で▽4七桂成!先手は顔面蒼白、全身から滴り落ちる脂汗(千里眼なのだ^^;)9九で遊んでいた馬を活かしきった天才的?センスをよ〜く味わっていただきたい(笑)
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▲同玉▽3三馬▲2一飛成に▽6六飛がいい気持^^;
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あまりの天才的鬼手妙手?に動揺した先手が仕上げの大悪手!起死回生の大逆転となったのであった。次の日の朝刊には”鬼、起死回生の妙手!地獄から生還の逆転劇”と載ったかどうか、そして負けた先手が「ポカいけない、よく見るよろし」と云ったかどうかは誰も知らない(笑)

 マジな話、上記の図面の中に先手の勝機が隠されています。ソフト相手なら絶対に勝てなかった将棋です。



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