2007/6/14


一人暮らしの寂しいヨボヨボの老人であるおんちゃんの家にはいつも定期的に訪問してくれるワン公たちがいる。そのおかげで、寂しさを紛らわしてくれるし、泥棒も来られまい。五匹ほど訪問してくれるが、主な犬は写真の三匹で、上の左は「チョコ(女)」、上の右は「ゴン(男)」、右はチョコの子供で「ボン(男)」たちである。時には五匹同時の訪問があるが、おんちゃんをもみくちゃにする賑やかさだ。
犬にはそれぞれ性格、個性があり、よく観察していると実におもしろい。チョコは女だけあって、機嫌を取りにすり寄ってくる仕草はホステスという感じだが、イノシシ狩りの名手であるから見かけでは想像できない。今朝はチョコは見かけなかったが、トラックで農作業に行って帰るとトラックの車庫でちゃんと待っていてくれる。トラックで行ったときはすぐ帰ることを知っているのだ。
ゴンは真っ正直な田舎のおっちゃんという感じで、実に素直で裏がない。ハチクを取っている山の中まで追っかけてくれるときもある。
ボンはだいぶ大人になって、個性が出てきた。見た目はごついが、喜びを身体いっぱいに表現し、じゃれて飛びついてくるのは迫力がある。ボンは自分の家に帰らず、おんちゃんを夜通し朝までエスコートも何度かしてくれた。夜中にトイレに起きても、まだいるので「もう帰ってもええぜよ」と言っても帰らない。夜中中、番をするのはボンだけだ。これじゃあ、不審者も近づけまい。なお、ボンは母親のチョコとタッグを組んでイノシシを獲る名犬であることは田舎でよく知られているだけに頼もしい用心棒である。
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