日本選手権・男子5000mは松宮隆行選手が(13分47秒81)で優勝し、史上初の3年連続2冠の偉業を達成したようです。5000mに絞った早大の竹澤選手が2位と奮闘したようですが、今年も「勝負」に関しては松宮選手の独壇場となりました。ラストスパートのキレにおいては対抗できそうな選手も数々思い浮かぶのですが、松宮選手の終盤の強さには相当な奥深さがあるのでしょう。ハーフ・30km・マラソン、駅伝での実績からロード走出身というイメージが強く、「1500m・3000m」で速い選手がラスト勝負に持ち込めばあるいは・・・と考えがちなのですが、5000m・1万mの終盤戦で松宮選手につけいる隙はないようです。「5000m・1万m走の究極」は「21km・30km・42kmで強い方が強い」という見解を証明しています。
松宮選手は昨年の07年日本選手権終了時には5000m、1万m共にA標準記録の突破が無く、大阪世界選手権への出場も危ぶまれていた時期もありましたが、5000mで日本記録を出した自信と経験からA標準記録突破も問題は無く、今年はすんなりと2種目で北京五輪出場内定を摘み取りました。日本長距離トラック史上において最強の松宮隆行選手は、日本代表として、北京五輪において堂々たる活躍を期待します。
※08年日本選手権(結果)
http://www.rikuren.or.jp/taikai/531/result.html
※寺田的陸上競技WEB(日本選手権を10倍楽しむページ2008)
http://www.ne.jp/asahi/rikujouweb/terada/
07年日本選手権より松宮隆行選手
前人未到の日本選手権3年連続2冠(06年・07年・08年)
07年日本選手権より三津谷祐選手
08年日本選手権は5000m12位、1万m3位
07年日本選手権より竹澤健介選手
08年日本選手権は5000mで2位
