「敵を作って生き残れ! - 相手が教えてくれるもの -」
啓発
皆で仲良くやろうとすると、周囲との関係が壊れることを恐れて、
自身の行動を抑制してしまうという事がある。
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悪い事も出来ないけど、良い事も出来ない。
突拍子もない、でも秘めたる可能性があったとしても、
実現できないアイデアなんていうものは、数多く存在する。
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今日の久米宏さんのラジオでも聴いていたが、
輸出大国として機能していたこの国の経済状態は下り坂。
金融などのビジネスは他国に大きく遅れているし、
経営を売りにしたコンサル業なんて海外企業に話しても笑われるだけだ。
新規アイデアを採用したり、制度改革を行って、
新しい業態を生み出そうとする仕組みも事実上存在しない。
そうなると、このままグローバル化の流れに巻き込まれてしまったら、
確実にアウトの世界が待っているだけ。
そうなる前に、いち早く行動を起こして結果を得た者だけが生き残ると考えるのは
ごく自然なこと。
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でも、そういう事を世間一般で話すと、とても煙たがられる。
このままで良いとは思っていないと解っていながら、
そういう事などを思考したがらなかったり、
メンドクサイと思って関わらないようにしているのは、
自分としては正直理解出来ないのだが、
あれこれいっては仕方がないので、ここである事を実践する事にした。
それが、敵を作ると言うことだ。
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他の産業の関係者の多くは、現状このままではいけないと真剣に思っている。
デザイン業界にいる人間の中で雇用関係で仕事を貰っている人は、
意外とそういう感覚が鈍い。
その理由は、デザイン業界において得られる給料(報酬)が、
個人に対する『期待値』に対して、「先払い」される事が多いからだ。
このデザイナーにこれだけの報酬を支払っておけば、
後でそれ以上の恩恵(稼ぎをもたらす可能性)を与えてくれるだろうと、
企業側は期待している。
このことは、デザイン業界でなくても、大手の企業体にも同様の傾向は見られるのだが、
デザイン業界の場合、現場の人間は外部との接触が極端に低い為に、この感覚は鈍い。
ただ、デザイン業界の中でも、フリーランスのように、
「出来高払い、納品後に支払い」という状況の方は、その事にとても敏感だ。
彼らの感覚はとてもシビアで、意思表示がハッキリしている。
思ったことはズバズバという。
そうでないと世の中を渡っていけないという事を知っているからだ。
納得できない仕事を引き受けることはないし、
時間を浪費する事が一番のリスクになってしまうからだ。
彼らはそのような存在のため、現場の中では浮いている。
でも、ビジネストークや雑談は、一般社員達より出来る。
いや、一般社員達が出来なさすぎるのか。
自分は元々異業種から来ている人間なので、
フリーランスの方達の考えには違和感がない。
少数のフリーランスの人間に取っては、
そういう状況において周囲はまさに「敵」そのもの。
やる気のないヤツ、トークが出来ないヤツ、
様々な事に興味を持てないヤツ達と関わることは、無駄でしかないのだ。
そんな彼らを見ていて、面白いな、カッコいいなと思っている自分がいる。
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社員の中でも上手いヤツは何人もいて、フリーランスの方達より優れている人たちはいる。
でも、何故だかそんな彼らにはまるで惹かれない。
ただ、言えることは自分自身をコントロールして、
自分の力で生活をやりくりしているヤツが一番強い。
これはいきとし生けるもの全ての法則なのだから、当然と言えば当然。
それを感じられるのが、外部からやってくるフリーランスの人々なのである。
敵を作っても恐れないからこそ、思うように振る舞える。
もてる能力を発揮して、とんでもないものを生み出す。
驚き、喜び、感動...そしてそこから得られる評価が彼らの生きるための武器なのだから。
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ある人が言っていた。
「敵(ライバル)を作るとね、色々言ってくる。
でも、それが一番為になるわけ。自分はバッチリだと思っても、
些細なミスとか、揚げ足までして指摘されるような隙には気づけない。
馴れ合いだと、空気が悪くなることを恐れて、本当のことを言ってくれない。
それってスゴく危険でしょ。」
「罵詈雑言や愚痴にはつきあう必要はない。
いや、正確に言うと、罵詈雑言や愚痴というのは、
相手の知識レベルが低い連中の言葉を自分が招き込んでいるだけ。
そういうヤツは相手にしない。
ただ、ちゃんと意見を言ってくれているんだなって言う人には、
しっかりとフォローする。
全てを相手にしようとするから疲れるし、得るものも得られないんだ。」
真剣なヤツには真剣な答えが返ってくるものだし、
自分自身がそういう存在でなければ、相手も踏み込んでこない。
「敵を騙すにはまず味方から」というが、
敵はこちらの事をよく観察しているので、騙すのは難しい。
それよりも綻びの可能性がある気の抜けた味方や
味方だと勝手に思っていた部分にこそ隙が生まれ、
そこから破綻するという事が多くの歴史が物語っている。
学ぶべきはその敵の姿勢なのである。
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自分にはどのような味方がいるのかを考えるのではなく、
自分にとって敵(ライバル)となりうる存在がどれくらいいるのかを考えてみる。
そして連中がどういう風に考えているのかを想像し、実践をする。
それが勝ち残る一番全うな考えなんだと、自分は思っている。

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