ひょっとしてここで僕が「ネットショップで成功する方法」を書いているんじゃないかと思って見に来られている方がいるかもしれませんが、はっきりと言っておきます。
自分が成功していないのに成功法など教えられません。しかしですね、僕も自分の商売を始めてかれこれ15年を超えました。その間いろんな商売人の浮き沈みを見てきた。知り合いが年間に2〜3人は飛びました(商売に失敗して潰れたということ)。商売と言うのは怖いもので、ある時期に成功者として華やかに振舞っていた人が、まもなく夜逃げ同然で居なくなる。
そういう厳しい時代に僕はかろうじて生き残っています。今でも自分の商売でなんとかメシが食えるのは、僕が
失敗しない方法を身につけているからだと思います。
試みにGoogleで「成功」を検索してみました。13900000件です。トップグループの多くは成功法を伝授してくれるサイトです。次に「失敗」と打ち込んでみました。3150000件。4分の1以下です。さらに「失敗しない」は129000件。10分の1以下です。
このブログがいかに貴重で有益なブログがおわかりでしょうか?また自画自賛してるって?だって誰も誉めてくれないんだもん(・_・、) 「成功法」ってのは実は非常にありふれた情報なんです。「あなたも必ず成功できます!」って保証してくれるサイトなんて星の数ほどあります。
でも現実を見てください。成功者はその保証されている割合ほど存在するでしょうか?
MLM(マルチレベルマーケティング)ビジネスなんかはその典型なんですけど、まず第一に「成功」「夢を実現」という言葉を連発します。なるほど組織を代表するような販売員は高そうな服着てますし、高級外車に乗っています。
しかし、そのひとりの「成功者」の裏には無数の「失敗者」が存在します。MLMの場合、失敗者が生まれるのはシステム上必要なのですが、そのことには決して触れません。
MLMは「成功者」を生み出すシステムではなく、大量の「失敗者」を製造するシステムです。たまーに突然変異的成功者が生まれますので、彼は広告塔として使われます。彼が受け取る報酬など広告費と考えれば安いものでしょう。
面白いのはMLMに熱心になるひとの多くはそのこと薄々気付いています。それでも熱心でありつづけるのは、徹底した洗脳教育のせいで、自分だけは大量生産される「失敗者」の側ではなく、突然変異的に生まれる成功者の側であると・・・全員が思っているわけです。
しかしMLMではない、一般的なビジネスの場合どうなんでしょう?たとえば、ここで解説しているネットショップ経営は?
やはり成功者は突然変異的な確率です。失敗者は無数に居ます。それじゃMLMもネットショップ経営も同じようなものだ・・と言う人もいるでしょう。しかし
はっきり違います。ネットショップもふくめ、普通のビジネスでは失敗者は必要があって生まれるわけではありません。ただ本人が失敗しているだけです。ここが失敗者を必要とするMLMとの違いです。
そしてこれは本人のこころがけしだいですが
成功とは言えないが失敗でもないというポジションがあり、このポジションに着くことはさほど難しいことではないということです。
個人がネットショップを立ち上げ、年商数億円売り上げることができれば、これは成功と言えるでしょう。
個人でも努力と才覚と運次第ではそこまでのビジネスが興せるかもしれないというのはネットショップ経営の魅力であり、夢でもあります。
しかしはっきり言っておきますが、そこまでたどり着ける確率は絶望的なまでに小さいです。
だから僕はこのブログで「あなたも必ず成功」なんて口が裂けても言えません。そのかわり、「失敗しないコツ」とか「なんとか食える程度にする」くらいのレベルならクリアできる程度のことは僕の経験を踏まえて書いています。
これをつまらないと思うかもしれませんが、成功を目指すにしても非常に重要なことなんです。なぜならビジネスの世界では多くの場合、
失敗者が再起するのは非常に困難だからです。
失敗しなければ何度でも挑戦できます。この何度も挑戦するというのが一番大事なんじゃないかと僕は思います。(つづく)