「フラットフィギュアの楽しみ方G改訂版vol.01」
フラットフィギュア
前回は、フラットフィギュア趣味の極致“ディオラマ”“パノラマ”の概説と作品群を紹介しました。
今回は、大変優れた作品の一つ取り上げて、その詳細を紹介していきたいと思います。
今回紹介するのは、ライプツィヒのフィギュアクラブ「
Zinnfigurenfreunde Leipzig e.V.」のクラブハウス兼ミュージアムに展示されている作品です。
(画像は全てクリックすると原寸表示のページに飛びます)
この作品は、1813年10月16-19日にかけて、ライプツィヒで繰り広げられたナポレオン戦争最大の会戦「ライプツィヒの戦い(諸国民の戦い)」を再現した物です。
作品は、3日にわたる会戦の特定の日時を、何日何時と特定して再現しています。
パノラマの脇には、その時間の各軍の配置状況を示した地図も展示されています。
因みに、この作品はクラブの四代目「ライプツィヒの戦い」ディオラマなんだそうです。
初代は戦前に作られた作品だったそうですが、空襲によって消失してしまいました。
二代目は、戦後'50年代に再び作られたそうですが老朽化甚だしく、2004年に新たに作り直されたのが、この四代目だとか。
・・・で、三代目はどうした?と言いますと、ロシア・サンクトペテルブルグの砲兵博物館に収蔵されているそうです。
何でも、ディオラマ(二代目)を目にしたソ連の高官が大変感動し、是非にとリクエストして制作して貰ったのが三代目なんだそうですよ。
展示室には、その二代目に関する展示もされています。
展示ケースの中には、二代目の在りし日の姿や、新聞に掲載された取材記事、残存するフラットフィギュアやストラクチャーが展示されています。
一部は、記念品として贈呈されている様です。
古い物は大切に、そして今ある新しい物も大切にメンテナンスされています。
(つづく)
《2011年7月11日付で掲載した記事に使用した写真が、他の作品を撮影した物が含まれていた為、追加の写真と記事を交えて訂正しました》

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