DEAR 19歳の大好きな貴方へ
私は中学時代に大切な人を失っている。
彼は私の事を好きでいてくれた。
私も好きだったがその思いを伝えることもなく
消えてしまった。
まるで風のように速く消えてしまった。
いつも彼から、
「どんなことがあっても生きろ」
と言われてきた。
その時の私は、
「意味わかんない。辛いのにどうして生きなきゃいけないの」
というのが口癖だった。
今、思えばなんて愚かだったのだろう。
自分のことを心配して、不器用なりにいつも言葉を選んで
言ってくれていることに、何故気付かなかったのだろう。
「ありがとう」
そんな一言も言えなかったんだろう。
こんなに短くて簡単で分かりやすい言葉を…
一度も言えなかった。
それよりも「好き」
って言いたかったな。
今でも貴方を思い出すと涙が止まりません。
貴方が夢に出てきてくれると、切ないです。
私は、今悔やんでいます。
貴方を失って色々気付かされました。
今の私は幸せです。
貴方のお陰です。
貴方の言葉を一生忘れません。
天国で貴方にこの言葉が届いていますか?
私の小さな祈りも聞こえますか?
私は諦めないで生きます。
たとえ苦しくても辛くても
貴方が教えてくれたように
私は生きます。
それが私と貴方の約束です。
今は安からかに過ごしてください。
お互いが歳をとり、また会うその日を
楽しみにしています。
貴方が好きな私より。
今日は小さなお祈りを奉げました。
大好きな人の誕生日です。
生きていれば19歳です。
彼を亡くして、5年が経ちました。
忘れずにいたいというのはこういうことなのですね。

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