東京ローカル・ホンクの木下弦二さんから初めて電話をもらったのは もう二年ほどまえの夏だったろうか その時にどういう会話をしたのかは忘れてしまったが 僕たちのバンドを知って欲しい 聞いてみて欲しいという彼の気持ちだけはまっすぐに伝わってきた これも何かの縁(えにし)かと思いその後の僕は彼らのライヴに幾度となく足を運び またこれからも もっとライヴに行ってみようという思いは募るばかりだ 東京ローカル・ホンクの良さをどう表現すればいいのかはよく解らないのだが 今日もまた僕と同じように東京の空を眺め 同じような街並を歩き 戸惑いながらも呼吸をしていることは間違いなかった そんな風に自分の側にいるという親しみを持てるバンドに出会ったことに奇跡にも近いような感慨を抱いた まるで広告代理店が書いたような気取った歌詞や 見せかけのポーズや虚勢 あるいは英雄的な態度に終始しがちな日本の音楽シーンのなかで 彼らはいつもの商店街を行き交う人々を観察し 各駅停車の窓から流れる雲を追いかけたりしていた 彼らの織りなすサウンドスケープもまた大向こうを張るのではなく 微妙な感情や陰影そして日向の匂いをデリケートに運び込んできた ときには伊豆半島まで遠出したり草の燃える匂いを嗅ぎながら 結論を急がない心のありようみたいなものは形になりにくい でも僕は東京ローカル・ホンクの答えとか結論を求めない音楽のあり方に惹かれ続けている そうまるで池に投げられた小石のように (小尾隆 2009年6月23日:記)

2010/5/13

温故知新  nothin but the blues

戦前ブルーズとポスト戦後の電気ブルーズの決定盤と
いったら これでしょう

クリックすると元のサイズで表示します


自分が書いたりする分野ではないけれど
今でもときどき こうして部屋の奥から引っ張り出す






2010/5/19  12:33

投稿者:obin

戦前ブルーズ全体の流れを俯瞰するには格好の
名コンピレーションだと思います これや
『ブラックミュージックの伝統』(上下)といった
コンピで果たしたとうようさんの役割は計り知れません 『古典』はCDにもなっているので ぜひ!

今夜は飲むぞ(笑)

2010/5/19  10:31

投稿者:ハムやん

こんにちは^^
こちらは、早朝に降った雨のお陰で、少し涼しいです。

写真の2枚、探しているのですが中々見つからず。
特にRCAはいつか手に入れたいのですよね!

確か、古本で立ち読みしたミュージックマガジンで知ったような。
ブルースにどっぷりと、浸かりたいものです。

http://hamupon30.exblog.jp/

2010/5/15  21:56

投稿者:obin

muneさん、こんばんは

『古典』はマガジン74年11月の増刊『ブルースのすべて』とともにお世話になりました

アルバム頭のトミー ジョンソン「ビッグ ロード
ブルーズ」が 今にも鳴り出しそうです

神保町のカレー屋さんで 中村とうようさんと遭遇
したときは 感激してしまいました!

2010/5/15  21:42

投稿者:mune

小尾さん こんばんは!

「RCAブルースの古典」愛聴盤というか、バイブルですね。ブルーズを聴くと生きる力がわいてきます。企画・監修の中村とうようさん、発売後40年、バリバリ現役でがんばっているのには、頭が下がります。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ