東京ローカル・ホンクの木下弦二さんから初めて電話をもらったのは もう二年ほどまえの夏だったろうか その時にどういう会話をしたのかは忘れてしまったが 僕たちのバンドを知って欲しい 聞いてみて欲しいという彼の気持ちだけはまっすぐに伝わってきた これも何かの縁(えにし)かと思いその後の僕は彼らのライヴに幾度となく足を運び またこれからも もっとライヴに行ってみようという思いは募るばかりだ 東京ローカル・ホンクの良さをどう表現すればいいのかはよく解らないのだが 今日もまた僕と同じように東京の空を眺め 同じような街並を歩き 戸惑いながらも呼吸をしていることは間違いなかった そんな風に自分の側にいるという親しみを持てるバンドに出会ったことに奇跡にも近いような感慨を抱いた まるで広告代理店が書いたような気取った歌詞や 見せかけのポーズや虚勢 あるいは英雄的な態度に終始しがちな日本の音楽シーンのなかで 彼らはいつもの商店街を行き交う人々を観察し 各駅停車の窓から流れる雲を追いかけたりしていた 彼らの織りなすサウンドスケープもまた大向こうを張るのではなく 微妙な感情や陰影そして日向の匂いをデリケートに運び込んできた ときには伊豆半島まで遠出したり草の燃える匂いを嗅ぎながら 結論を急がない心のありようみたいなものは形になりにくい でも僕は東京ローカル・ホンクの答えとか結論を求めない音楽のあり方に惹かれ続けている そうまるで池に投げられた小石のように (小尾隆 2009年6月23日:記)

2010/6/2

6月2日〜this wheels on fire  Rock N Roll

さるDVDのライナーノーツを書き始めていたら
こんなニュースが飛び込んできた

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安保の呪縛が 未だ国家の根底にあり
沖縄の痛みへの無関心が 我々自身にあり
一番怖いことに 政治への絶望が国民を覆っている

きみが言うところの”人それぞれ” っていう理屈は
自分は けっしてコミットメントしない
自分だけは  ずっと安全圏にいたい
ぼくには そんな風に聞こえてならないよ

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2010/6/3  1:02

投稿者:obin

政治家が志を持たない もしくは途中でそれを捨てるっていうのは
子供に夢を持つな 金勘定さえ出来ればいいんだと言っているよう
なものだと思います

「本物の経営者はとても子供っぽい 青臭い夢を持っている」とは
村上龍が実際に取材したあと書いた感想ですが なるほど結果とし
て一流の企業になってしまったというエピソードが多いことは事実
なんですね 政治家も音楽家もそうあって欲しいです

他人を値踏みするような顔をした大人は 最近やっと看破出来るよ
うになりました(苦笑)

2010/6/2  18:52

投稿者:ちーくん

政治において理想を持つこと、理想に基づいて政治を行うこと。
これらを子供が夢を語っているかのように揶揄したり、現実的でないとする「政治家」が大半である。

理想に向かわぬ、その努力をせぬ政治家が果たして現実的だと褒められるべきなのか。否、である。

現実という手枷、足枷を言い訳として、理想の追求をしない者が一体どれだけ希望に満ちた社会を作れるのか。

そして市民、国民もまた、生活の向上や消費、浪費によりたかだか半径数メートルの幸せに酔い、社会正義や弱者の視点を忘れてしまった。
いや、55年体制とやらのぬるま湯で忘れさせられてしまった?

半世紀に渡り自民党支配の中で培われた愚民化政策をさらに白日のもとに曝し、その功罪を追及し、清算しなければ新しい時代は拓けない。

日本人の外交、安全保障に常に強迫観念としてまとわりつく日米安保など、正にその象徴だと思う。糞喰らえだ。

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