2010/8/6
知的遊戯を超えてロックは始まっていく Rock N Roll
他の人の資質が 逆に自分をくっきりと照らし出していく
そんなことは多かれ少なかれ 誰にでもあると思う
ぼくは音楽評論の一体何に反発してきたんだろう?
何に苛立ってきたのだろう?
それはディレッタントという知的遊戯に対してだった
かもしれない
知的遊戯 これほど気持ちが悪いものはない
「マニアはろくなもんじゃない」という感想は
正しく ロック音楽のありかを指し示すものだ
ぼくはもっとロックの言語を大事にしたかった
ぼくはもっとロック音楽の本質に素直でありたかった

カフェのざわめきとともに始まる佐野元春の86年作は
「ワイルドハーツ〜冒険者たち」の一振りで 大きな
翼を広げていった
少なくともそこに登場する「彼」や「彼女」の物語は
ぼくが共有出来るものだった
そんなことは多かれ少なかれ 誰にでもあると思う
ぼくは音楽評論の一体何に反発してきたんだろう?
何に苛立ってきたのだろう?
それはディレッタントという知的遊戯に対してだった
かもしれない
知的遊戯 これほど気持ちが悪いものはない
「マニアはろくなもんじゃない」という感想は
正しく ロック音楽のありかを指し示すものだ
ぼくはもっとロックの言語を大事にしたかった
ぼくはもっとロック音楽の本質に素直でありたかった

カフェのざわめきとともに始まる佐野元春の86年作は
「ワイルドハーツ〜冒険者たち」の一振りで 大きな
翼を広げていった
少なくともそこに登場する「彼」や「彼女」の物語は
ぼくが共有出来るものだった