東京ローカル・ホンクの木下弦二さんから初めて電話をもらったのは もう二年ほどまえの夏だったろうか その時にどういう会話をしたのかは忘れてしまったが 僕たちのバンドを知って欲しい 聞いてみて欲しいという彼の気持ちだけはまっすぐに伝わってきた これも何かの縁(えにし)かと思いその後の僕は彼らのライヴに幾度となく足を運び またこれからも もっとライヴに行ってみようという思いは募るばかりだ 東京ローカル・ホンクの良さをどう表現すればいいのかはよく解らないのだが 今日もまた僕と同じように東京の空を眺め 同じような街並を歩き 戸惑いながらも呼吸をしていることは間違いなかった そんな風に自分の側にいるという親しみを持てるバンドに出会ったことに奇跡にも近いような感慨を抱いた まるで広告代理店が書いたような気取った歌詞や 見せかけのポーズや虚勢 あるいは英雄的な態度に終始しがちな日本の音楽シーンのなかで 彼らはいつもの商店街を行き交う人々を観察し 各駅停車の窓から流れる雲を追いかけたりしていた 彼らの織りなすサウンドスケープもまた大向こうを張るのではなく 微妙な感情や陰影そして日向の匂いをデリケートに運び込んできた ときには伊豆半島まで遠出したり草の燃える匂いを嗅ぎながら 結論を急がない心のありようみたいなものは形になりにくい でも僕は東京ローカル・ホンクの答えとか結論を求めない音楽のあり方に惹かれ続けている そうまるで池に投げられた小石のように (小尾隆 2009年6月23日:記)

2007/7/27

7月26日  

レイモンド チャンドラーの「長いお別れ」は
探偵小説の古典的な傑作として名高いが
村上春樹による新訳版「ロング グッドバイ」を
やっと読み始めている

僕は翻訳のことは殆ど何もわからないけれど
読者にとって優しい訳というものはあるかもしれない
読もうと思って途中で投げ出してしまった
英米の小説も過去に少なからずあったから

小説ではなく評論だが
去年の夏 入院中に読んだ
グリールマーカスの「ライクアローリングストーン」は
菅野ヘッケル氏の訳がすんなり入ってきて
一気に読めた

昨日はニルソンの人となりの原稿を
3400字ほど書いてクタクタになる
ライクーダーの3300字前後
佐野元春の3000字前後というのも
あとに控えている

本日は武蔵小山でのイベント
今からガツン!と選曲します
楽しませます 笑わせます
みなさん ぜひ遊びにきてください

http://www.cafe-again.co.jp/




コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ