2008/2/14
hit the road with four beat!
というわけで本日はアリーサと同じアトランティック レーベル繋がりということで
ドン コヴェイのことをメモしておきましょう
というのも1年ほどまえにライノから彼の「シー ソウ」(66年)が
リイシューLPとして発売され 私はディスクユニオンで1490円という安価にて
購入したのです
コヴェイといえばストーンズが取り上げた「マーシー マーシー」で
知られるR&Bシンガーであり ミック ジャガーのヴォーカル スタイルに
多大な影響を与えました
この「シー ソウ」アルバム全体を聴いても思うのですが
やや小粒で バラードよりもミディアム〜ジャンプ ナンバーに
真価を発揮するタイプ
モッズに愛された理由もどうやら その粋なダンス ビートにあるようです
「ブーメラン」など踊りのスタイルを表題にしたナンバーが
何といっても秀逸です
「スーキー スーキー」などはソウル ジャズのグラント グリーンも
カヴァーしていたくらいです
演奏面も素晴らしくブッカーT&MGズによる黄金のスタックス サウンド
とくにアル ジャクソンのバック ビートが冴え渡っています
オリジナル ライナーには「ダウン トゥ アースな」という表現が
出てきますが どことなくB級な匂いがするあたりも私は俄然好み
今更ながらにストーンズが「マーシー マーシー」が着目し
ほぼ同時代にカヴァーしたことにも脱帽させられます
この曲自体が8ではなく4ビートで前のめりにガンガン押し出していることも
リズムの芯が痩せていない一因といえるでしょう
考えてみれば「19回めの神経衰弱」でも「ラスト タイム」でも
ストーンズは ”4の押し出し” というテーマへと果敢に取り組んでいたのです
かの「サティスファクション」にも4の世界が色濃くあり
まさにストーンズ版 スタックス系粘り腰ビート完成といったところです
最後はドン コヴェイからストーンズ話になってしまいましたね(笑)
しかし若いバンド マンも一小節に8回ハイハットをヒットするのではなく
この ”4の押し出し” 魔力にも気が付いて欲しいなあ
ドン コヴェイのことをメモしておきましょう
というのも1年ほどまえにライノから彼の「シー ソウ」(66年)が
リイシューLPとして発売され 私はディスクユニオンで1490円という安価にて
購入したのです
コヴェイといえばストーンズが取り上げた「マーシー マーシー」で
知られるR&Bシンガーであり ミック ジャガーのヴォーカル スタイルに
多大な影響を与えました
この「シー ソウ」アルバム全体を聴いても思うのですが
やや小粒で バラードよりもミディアム〜ジャンプ ナンバーに
真価を発揮するタイプ
モッズに愛された理由もどうやら その粋なダンス ビートにあるようです
「ブーメラン」など踊りのスタイルを表題にしたナンバーが
何といっても秀逸です
「スーキー スーキー」などはソウル ジャズのグラント グリーンも
カヴァーしていたくらいです
演奏面も素晴らしくブッカーT&MGズによる黄金のスタックス サウンド
とくにアル ジャクソンのバック ビートが冴え渡っています
オリジナル ライナーには「ダウン トゥ アースな」という表現が
出てきますが どことなくB級な匂いがするあたりも私は俄然好み
今更ながらにストーンズが「マーシー マーシー」が着目し
ほぼ同時代にカヴァーしたことにも脱帽させられます
この曲自体が8ではなく4ビートで前のめりにガンガン押し出していることも
リズムの芯が痩せていない一因といえるでしょう
考えてみれば「19回めの神経衰弱」でも「ラスト タイム」でも
ストーンズは ”4の押し出し” というテーマへと果敢に取り組んでいたのです
かの「サティスファクション」にも4の世界が色濃くあり
まさにストーンズ版 スタックス系粘り腰ビート完成といったところです
最後はドン コヴェイからストーンズ話になってしまいましたね(笑)
しかし若いバンド マンも一小節に8回ハイハットをヒットするのではなく
この ”4の押し出し” 魔力にも気が付いて欲しいなあ