2008/2/19
1メートル手前の彼
理知的な人である
相手の話をよく聞き ゆっくりと丁寧に
静かな声で話始める
自分の音楽を文章にしてくれたことに
彼は感謝の言葉を述べ
その夜の演奏にそっと感想を求めた
彼が導いてきた輝きがあり
彼をもってしても報われなかった思いがある
その途上に彼はいて
きっと これからも物語を紡いでいくことだろう
1メートル手前の彼が話しかけていた
1メートル手前の佐野元春が微笑んでいた
相手の話をよく聞き ゆっくりと丁寧に
静かな声で話始める
自分の音楽を文章にしてくれたことに
彼は感謝の言葉を述べ
その夜の演奏にそっと感想を求めた
彼が導いてきた輝きがあり
彼をもってしても報われなかった思いがある
その途上に彼はいて
きっと これからも物語を紡いでいくことだろう
1メートル手前の彼が話しかけていた
1メートル手前の佐野元春が微笑んでいた
2008/2/19 9:42
投稿者:obin
2008/2/19 7:59
投稿者:Osamu
ブログを読ませてもらい、
簡潔な文章だけど、
オビさんと彼との心温まる交流…
きっととつとつと話すだろう彼と
それをゆっくり噛み砕くように受け止める
オビさんの姿が目に浮かびました。
きっと、それは100万の富を得ることより
崇高で、至福な時間なんでしょうね。
朝から感激し、
思わず書き込んじゃいました。
簡潔な文章だけど、
オビさんと彼との心温まる交流…
きっととつとつと話すだろう彼と
それをゆっくり噛み砕くように受け止める
オビさんの姿が目に浮かびました。
きっと、それは100万の富を得ることより
崇高で、至福な時間なんでしょうね。
朝から感激し、
思わず書き込んじゃいました。
音楽ライターのなかには文体にあまり心を砕かない人もいますが 心掛けていることが僕にあるとすれば 対象との距離を把握することであったり 抑制された
なかにニュアンスを出すといったことかも知れません
俺はミックの友達だキースとは酒を飲んだこともある
といった自慢話を書きたがる人もいますが 芸能記者
じゃあるまいし まったく恥ずかしいことですね
僕はともかくとして 佐野さんの周囲にはファンを
含めて優れた理解者や書き手がたくさんいます その
すべてを彼の音楽はたぐり寄せてきたのです