東京ローカル・ホンクの木下弦二さんから初めて電話をもらったのは もう二年ほどまえの夏だったろうか その時にどういう会話をしたのかは忘れてしまったが 僕たちのバンドを知って欲しい 聞いてみて欲しいという彼の気持ちだけはまっすぐに伝わってきた これも何かの縁(えにし)かと思いその後の僕は彼らのライヴに幾度となく足を運び またこれからも もっとライヴに行ってみようという思いは募るばかりだ 東京ローカル・ホンクの良さをどう表現すればいいのかはよく解らないのだが 今日もまた僕と同じように東京の空を眺め 同じような街並を歩き 戸惑いながらも呼吸をしていることは間違いなかった そんな風に自分の側にいるという親しみを持てるバンドに出会ったことに奇跡にも近いような感慨を抱いた まるで広告代理店が書いたような気取った歌詞や 見せかけのポーズや虚勢 あるいは英雄的な態度に終始しがちな日本の音楽シーンのなかで 彼らはいつもの商店街を行き交う人々を観察し 各駅停車の窓から流れる雲を追いかけたりしていた 彼らの織りなすサウンドスケープもまた大向こうを張るのではなく 微妙な感情や陰影そして日向の匂いをデリケートに運び込んできた ときには伊豆半島まで遠出したり草の燃える匂いを嗅ぎながら 結論を急がない心のありようみたいなものは形になりにくい でも僕は東京ローカル・ホンクの答えとか結論を求めない音楽のあり方に惹かれ続けている そうまるで池に投げられた小石のように (小尾隆 2009年6月23日:記)

2008/3/19

3月17日  

現在来日中のベン シドラン&ジョージィ フェイムのライヴを
有楽町のコットン クラブにて楽しんだ
シドランのハード バップ指向とフェイムのR&B感覚が何とも絶妙に
混ざり合っていく様は まさに異なる背景と同じ気持ちとが音楽というキャンバスの
なかで溶け合い 結晶していくことを確信させてくれた

今週末に行われる取材でも
ぜひ そうしたことを中心に二人の会話へ耳を傾けたいと
思っている

僕が見たのは初日の しかもファースト ショウだったので
たぶん今後はもっと音が固まり グルーヴはきっと増していくことだろう

それにしても ”説明的” ではない音楽が そっと運び込んでくる
豊かさやユーモア そして機微に
改めて触れたような思いがする










2008/3/20  23:53

投稿者:obin

まさにコンビネイション いいライヴ アクトだったと僕も思います
明日のインタビューでは会話の流れにまかせつつ
二人のバックグラウンドの共通点や微妙な違いについて訊いてみたいと考えていまして 今モーズ アリソンのLPを10枚 棚から引っぱり出してきました
僕の見たステージではチェット ベイカー「バット ノット フォ ミー」のヴォーカリーズが秀逸でした

2008/3/20  22:15

投稿者:安藤

小尾さん、ライブ行ってきました。
二人のコンビネーションはどうなのかな
と思っていたら、その感じは
あのときと同じでした。
ダグ・ザームとエイモス・ギャレット

すばらしい音楽は、不滅だね。

ライブアルバムにならないかな
取材記事楽しみです。

2008/3/19  12:59

投稿者:obin

こんにちわ いろいろと困難な現実があり なかなか心が晴れない日々が続いています これも通過点だと思い今は
ひたすら耐えているといったところでしょうか 
みなさんにはご心配ばかりお掛けして 申し訳ありません ライヴ楽しんできてください

2008/3/19  12:27

投稿者:安藤

小尾さん、
ご無沙汰してます。安藤です。
お元気そうで何よりです。下北沢界隈では、落合さんはじめ、皆さん心配しておりましたよ。

ベン シドラン&ジョージィ フェイムのライブ。明日行きます。最終日なので、二日目のおでんのように、いい味でているといいですな。

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