東京ローカル・ホンクの木下弦二さんから初めて電話をもらったのは もう二年ほどまえの夏だったろうか その時にどういう会話をしたのかは忘れてしまったが 僕たちのバンドを知って欲しい 聞いてみて欲しいという彼の気持ちだけはまっすぐに伝わってきた これも何かの縁(えにし)かと思いその後の僕は彼らのライヴに幾度となく足を運び またこれからも もっとライヴに行ってみようという思いは募るばかりだ 東京ローカル・ホンクの良さをどう表現すればいいのかはよく解らないのだが 今日もまた僕と同じように東京の空を眺め 同じような街並を歩き 戸惑いながらも呼吸をしていることは間違いなかった そんな風に自分の側にいるという親しみを持てるバンドに出会ったことに奇跡にも近いような感慨を抱いた まるで広告代理店が書いたような気取った歌詞や 見せかけのポーズや虚勢 あるいは英雄的な態度に終始しがちな日本の音楽シーンのなかで 彼らはいつもの商店街を行き交う人々を観察し 各駅停車の窓から流れる雲を追いかけたりしていた 彼らの織りなすサウンドスケープもまた大向こうを張るのではなく 微妙な感情や陰影そして日向の匂いをデリケートに運び込んできた ときには伊豆半島まで遠出したり草の燃える匂いを嗅ぎながら 結論を急がない心のありようみたいなものは形になりにくい でも僕は東京ローカル・ホンクの答えとか結論を求めない音楽のあり方に惹かれ続けている そうまるで池に投げられた小石のように (小尾隆 2009年6月23日:記)

2008/9/4

雨宮は  Rock N Roll

右翼運動から左派〜労働運動へと活路を見出し
逆に西部は 学園闘士から超右翼の論壇へ転向

カタルシスという名のもとでは
レフトもライトも同じという好例であろう

いずれにしてもどこにも属すことなく
考え続ける私のような人間が まともなのかもしれない

馬鹿どもが去り
俺たちの秋が始まる




2008/9/4  23:01

投稿者:obin

いえいえ とんでもございません

あまり想像したくない未来ですが 日本は
近い将来一種の内戦状態になるかもしれま
せん 対立軸はむろん富裕層と貧困層です
村上龍が『コインロッカーベイビーズ』や
『愛と幻想のファシズム』で暗示したよう
な都市のハーレム化や反乱軍の台頭が計ら
ずとも現実となるような気がしてなりませ


こと自分と同じ世代や上世代を見渡しても
あまりそういうことに関心を払っている人
が少ないのが残念であり また情けなくも
ありますが 若い人が希望を持てない社会
というのは斜陽化していくしかありません

私はひとつのメタファーとして「どんなに
享楽的なカントリーライフを夢見たとして
も 現実はすぐに追いついてしまうだろう」
という比喩をよく用いますけれども、、、



 

2008/9/4  19:55

投稿者:artcable

obinさま
こちらこそ、初めての書き込みの中で大変失礼しました。レスポンスありがとうございます。

雨宮氏の新聞寄稿文は地方紙で私も読んだことがありますが、著作のレジュメのようなもので「これは誤解を呼ぶかもな」と思ったことがあります。小尾さんが読まれた内容と同内容かは分かりませんが。「プレカリアート」は働く貧困層に関する冷静なレポートです。私が思うところでは、この種の文献では「反貧困」が群を抜いて良く書かれていると思います。

話が逸れましたが、彼女が自分探しの延長の活動に過ぎないかどうかは彼女自身も模索しているところがあるかもしれません。むしろその無防備さが小尾さんが危うく思うところかもしれないですが、私は逆にそこがしなやかに思えるところです。口うるさいオヤジ連中の中で希少動物のように扱われる政治バラエティに出ても、冷静に働く貧困層について語る姿はそうそう浮ついた人間に出来るものではないと私は思います。少なくとも現状では立派な若者の代弁者ですよ。

今後雨宮氏がどう転んでいくかは彼女の選択ですし、大人は変な方向に転んだならその時に指摘するのが良いかと思います。
現実的に考えて彼女の存在は現在のところ益ではあっても、害はないのですから。

二段目以降に関しては、全く同感です。

http://clashcity.exblog.jp/

2008/9/4  18:55

投稿者:obin

artcableさま
いささか誤解を生じさせるような書き込みで失礼
しました 雨宮に関しては新聞への寄稿や森達也
との対談を読むくらいで(それなりに納得して)
その本は読んでいませんが 私が本日問題視した
のは彼女のフィロソフィそのものというよりはど
うしてそんなに簡単に右翼から左翼へシフト出来
るのだろう? という疑問でした リストカット
するほどの環境に置かれて自己探求した途上と思
えば理解出来ないこともないですが ワーキング
プアたちのヒロインとして崇められていけば残念
ながら雨宮もまた堕落していくでしょう 右左と
いう思想の拠り所にかかわらず イデオロギーを
オルガニゼイションすることで生まれる権力とは
そういう風にして腐敗していきます 私はそのよ
うな危惧を感じたので 本日の書き込みをしまし
た 

一般紙では非正規雇用の是正など綺麗ごとが並べ
られていますが 実際ANなどの求人誌を見ればわ
かるように 現実はアウトソーシングの募集ばか
りですよね 住み込み(実際は4人共同のような
たこ部屋)で下請け作業使い捨て〜再募集といっ
た求人も目立ちます また世間一般の間違ってい
る認識〜就職したくなく気楽な生活をしたい人が
フリーターなのだといったような〜もまだまだ根
強くあります 新聞の読者欄などには就職氷河期
世代の悲痛な訴えが多いですのですが覆すまでに
は至っていません

いずれにしても 農作物などまでが一部資本家に
よる投機の対象となりマネーゲームとなっている
現実をまえにすると 行き過ぎた資本主義やグロ
バーリズムそして小泉が戦犯となる野放しの規制
緩和について考えざるを得ません



2008/9/4  15:41

投稿者:artcable

「迫っています」→「迫っている」。
失礼。誤文でした。

http://clashcity.exblog.jp/

2008/9/4  15:39

投稿者:artcable

はじめまして。いつもblogを愛読させていただいている読者ですが、本日の書き込みはいささか疑問です。

小尾さんは雨宮さんの本、例えば「プレカリアート」など熟読されているのでしょうか。
もしかしたら、旧来の「左翼」運動と同じイメージしか抱いていないのでは?と疑いを抱いてしまいます。

あるいは湯浅誠さんの「反貧困」などもきちんと読んでみるべきです。

現状の普通の働く人たちをとりまく社会は誰をも巻き込んで危機が迫っていますと認識しています。今後構造改革派が天下を取った場合、あるいは国家間で資源・食糧の防衛が始まった場合やスタグフレーションになった場合、落ちて行くのはワーキング・プアの若者だけでなく私や小尾さんも含めてほぼ多くの一般人です。

そういう認識、先鋭としての認識をロック批評家のような方は先取りでもいい。持っているものと思いました。期待しすぎだったのでしょうか。
 好事家がロックを愛でるような日本の洋楽ファンなら自分が一体何のためにロックを聞いているのだろう?と自問自答してしまいます。(最後は書きすぎでした。もうしわけありません)。

http://clashcity.exblog.jp/

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