東京ローカル・ホンクの木下弦二さんから初めて電話をもらったのは もう二年ほどまえの夏だったろうか その時にどういう会話をしたのかは忘れてしまったが 僕たちのバンドを知って欲しい 聞いてみて欲しいという彼の気持ちだけはまっすぐに伝わってきた これも何かの縁(えにし)かと思いその後の僕は彼らのライヴに幾度となく足を運び またこれからも もっとライヴに行ってみようという思いは募るばかりだ 東京ローカル・ホンクの良さをどう表現すればいいのかはよく解らないのだが 今日もまた僕と同じように東京の空を眺め 同じような街並を歩き 戸惑いながらも呼吸をしていることは間違いなかった そんな風に自分の側にいるという親しみを持てるバンドに出会ったことに奇跡にも近いような感慨を抱いた まるで広告代理店が書いたような気取った歌詞や 見せかけのポーズや虚勢 あるいは英雄的な態度に終始しがちな日本の音楽シーンのなかで 彼らはいつもの商店街を行き交う人々を観察し 各駅停車の窓から流れる雲を追いかけたりしていた 彼らの織りなすサウンドスケープもまた大向こうを張るのではなく 微妙な感情や陰影そして日向の匂いをデリケートに運び込んできた ときには伊豆半島まで遠出したり草の燃える匂いを嗅ぎながら 結論を急がない心のありようみたいなものは形になりにくい でも僕は東京ローカル・ホンクの答えとか結論を求めない音楽のあり方に惹かれ続けている そうまるで池に投げられた小石のように (小尾隆 2009年6月23日:記)

2009/8/12

野田に酒井法子を裁く権利はない  

野田聖子消費者行政担当相が司法に”介入” した
野田氏曰く「(酒井容疑者は)いい意味でも悪い意味で
も社会的な影響力がある人物。このような立場の者の薬
物使用は、とくに厳しく裁かれなければならない」
(テレビのニュースより)

*   *   *

練馬区在住の労働者、小尾隆さん(50) はニュースを聞
いて声を震わせた。「酒井の罪は罪として、野田に言わ
れたくないという気持ちです。本人の言葉で返せば、い
い意味でも悪い意味でも社会的な影響力がある野田が、
自らの歴史観を明言することもなく、靖国参拝を決行す
るということは、近隣国を含めて大きな誤解を生むから
です。A級戦犯の合祀という非常にデリケートな問題を
孕んでいるだけに、野田は自らの行動にもっと言葉を尽
くすべきです」

侵略戦争を肯定するとも取れる野田(靖国強行派)が
中国 韓国などアジアでファンを掴んできた酒井を攻撃
するといったパースペクティヴ(見取り図)が 日本の
”ねじれた戦後” を皮肉にも映し出している(練馬通信)





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