2009/8/19
街の声
本日の朝刊から
東京都港区の会社員 中島美緒さん(26)
「入社4年め。同僚たちは転職をし始めている。今の
会社には良い経験を積ませてもらったと感謝している
が、給与など待遇面で満足できず、生活にゆとりはな
い。将来に大きな不安がある。若いうちに安定した会
社に移らないと、社会から取り残されるというあせり
に駆られる。父たちの世代は終身雇用のなかで仕事の
充実も生活設計も図れた。努力すれば社会のレールに
乗れた世代とそうでない世代。その格差をもたらした
責任はどこにあるのか。選挙ではこの観点から一票を
投じたい」
* * *
東京都練馬区のアルバイト 小尾隆さん(50)
「定年まで会社にしがみついたり、自分のことは棚に
上げて他人をリストラしていく人生が”人間的”とは全
く思わないが、就職したくても出来ない、正社員にな
りたくてもなれないといった若い世代が着実に増えて
しまっているのは大問題だ。これも小泉とかいう馬鹿
が鵜呑みにした市場原理主義(註1)の結果だと思う
と情けなくなるし、そのツケが若い人たちに回ってい
くような社会に未来などない。小手先の政策だけを振
りかざすのではなく、憲法九条や非核三原則のことな
ど、政治家にはもっと大局的な理念に言葉を尽くして
ほしい」
註:市場原理主義(しじょうげんりしゅぎ)
”官から民へ””小さな政府”といった目標を掲げた
経済思想であり 福祉や公共サービスの縮小 公共
事業の民営化 経済の対外開放 規制緩和による競争
促進 労働者保護廃止などを主旨とする
ちなみに小泉政権下での「骨太の方針」では医療や介護
など社会保障費の伸びを年間で2200億円抑制するとい
う要綱が採用され 医療現場での混乱を招く結果となった
また規制緩和のもとに増大した派遣社員が 雇用の調整弁
として経営者に都合良く使われたことは 論を待たない
東京都港区の会社員 中島美緒さん(26)
「入社4年め。同僚たちは転職をし始めている。今の
会社には良い経験を積ませてもらったと感謝している
が、給与など待遇面で満足できず、生活にゆとりはな
い。将来に大きな不安がある。若いうちに安定した会
社に移らないと、社会から取り残されるというあせり
に駆られる。父たちの世代は終身雇用のなかで仕事の
充実も生活設計も図れた。努力すれば社会のレールに
乗れた世代とそうでない世代。その格差をもたらした
責任はどこにあるのか。選挙ではこの観点から一票を
投じたい」
* * *
東京都練馬区のアルバイト 小尾隆さん(50)
「定年まで会社にしがみついたり、自分のことは棚に
上げて他人をリストラしていく人生が”人間的”とは全
く思わないが、就職したくても出来ない、正社員にな
りたくてもなれないといった若い世代が着実に増えて
しまっているのは大問題だ。これも小泉とかいう馬鹿
が鵜呑みにした市場原理主義(註1)の結果だと思う
と情けなくなるし、そのツケが若い人たちに回ってい
くような社会に未来などない。小手先の政策だけを振
りかざすのではなく、憲法九条や非核三原則のことな
ど、政治家にはもっと大局的な理念に言葉を尽くして
ほしい」
註:市場原理主義(しじょうげんりしゅぎ)
”官から民へ””小さな政府”といった目標を掲げた
経済思想であり 福祉や公共サービスの縮小 公共
事業の民営化 経済の対外開放 規制緩和による競争
促進 労働者保護廃止などを主旨とする
ちなみに小泉政権下での「骨太の方針」では医療や介護
など社会保障費の伸びを年間で2200億円抑制するとい
う要綱が採用され 医療現場での混乱を招く結果となった
また規制緩和のもとに増大した派遣社員が 雇用の調整弁
として経営者に都合良く使われたことは 論を待たない
2009/8/20 0:28
投稿者:obin
2009/8/19 19:52
投稿者:Almost Prayed
ハンター・S・トンプスンは、かつて「政治に関心を持つ理由は、政治が自らの生きる環境を決定するからだ」という意のことを著作の中で述べていましたが、自分もその意見には賛同です。
レディオヘッドのトム・ヨークは「投票に行かないということは、政府に対して『何の不満も持たずに生活させていただいてありがとうございます』と言うのと同じことだ」というような意見をかつて語っていましたが、これもその通りだと思います。
さて、前回の総選挙では、小泉&竹中による「新自由主義」の下での「改革路線」を諸手を挙げて支持した人々が非常に多かったわけですが、現在その人々はその「改革」をどう受け止めているのでしょうかね。「素晴らしい功績」と思っているか、それとも「こんなことになろうとは・・・」と悔いているのか。
いずれにせよ、今回の選挙では自民党の連中を政権から退却させねば、と自分は心から願っています。
レディオヘッドのトム・ヨークは「投票に行かないということは、政府に対して『何の不満も持たずに生活させていただいてありがとうございます』と言うのと同じことだ」というような意見をかつて語っていましたが、これもその通りだと思います。
さて、前回の総選挙では、小泉&竹中による「新自由主義」の下での「改革路線」を諸手を挙げて支持した人々が非常に多かったわけですが、現在その人々はその「改革」をどう受け止めているのでしょうかね。「素晴らしい功績」と思っているか、それとも「こんなことになろうとは・・・」と悔いているのか。
いずれにせよ、今回の選挙では自民党の連中を政権から退却させねば、と自分は心から願っています。
のを象徴していたのが当時の小泉の「
郵政民営化、イエスかノーか」だと思って
います そして多くの国民が熱に浮かれた
ように彼を支持した あれは醜悪な光景だ
と僕も当時から思っていました
少し前に棄権しようか、、、と言ったのは
私特有の言い回しであって むろん本気で
はありません(笑)