東京ローカル・ホンクの木下弦二さんから初めて電話をもらったのは もう二年ほどまえの夏だったろうか その時にどういう会話をしたのかは忘れてしまったが 僕たちのバンドを知って欲しい 聞いてみて欲しいという彼の気持ちだけはまっすぐに伝わってきた これも何かの縁(えにし)かと思いその後の僕は彼らのライヴに幾度となく足を運び またこれからも もっとライヴに行ってみようという思いは募るばかりだ 東京ローカル・ホンクの良さをどう表現すればいいのかはよく解らないのだが 今日もまた僕と同じように東京の空を眺め 同じような街並を歩き 戸惑いながらも呼吸をしていることは間違いなかった そんな風に自分の側にいるという親しみを持てるバンドに出会ったことに奇跡にも近いような感慨を抱いた まるで広告代理店が書いたような気取った歌詞や 見せかけのポーズや虚勢 あるいは英雄的な態度に終始しがちな日本の音楽シーンのなかで 彼らはいつもの商店街を行き交う人々を観察し 各駅停車の窓から流れる雲を追いかけたりしていた 彼らの織りなすサウンドスケープもまた大向こうを張るのではなく 微妙な感情や陰影そして日向の匂いをデリケートに運び込んできた ときには伊豆半島まで遠出したり草の燃える匂いを嗅ぎながら 結論を急がない心のありようみたいなものは形になりにくい でも僕は東京ローカル・ホンクの答えとか結論を求めない音楽のあり方に惹かれ続けている そうまるで池に投げられた小石のように (小尾隆 2009年6月23日:記)

2009/12/25

12月25日〜月夜を往け  Rock N Roll

川上弘美『センセイの鞄』を読了
これで今年の読書はちょうど30册になりました
07年が24冊 08年が40册読んで
今年は少しセーブしながら 3年間の
トータルで94冊ですから 自分では満足出来る
分量です もっとも数自体には何の意味もありま
せん あくまで自分の身の丈で納得出来たと
いう意味です

ちなみに今年読んだ小説を振り返ってみました
(読んだ順です)

1 吉行淳之介『夕暮れまで』
2 ティム オブライエン『世界のすべての7月』
  (再読)
3 同『本当の戦争の話をしよう』
4 恩田陸『ブラザー サン、シスター ムーン』
5 森絵都『架空の球を追う』
6 小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』
7 横山秀夫『クライマーズ ハイ』
8 天童竜太『悼む人』
9 チャンドラー『さよなら愛しき人』
10  村上春樹『1Q84』1
11  同 『1Q84』2
12 藤崎憲一郎『終の住処』
13 宮本輝『春の夢』
14 小川洋子『妊娠カレンダー』
15 奥田英朗『ウランバーナの森』
16 東野圭吾『容疑者Xの献身』
17 同『レイクサイド』
18 藤原伊織『テロリストのパラソル』
19 同『ひまわりの祝祭』
20 奥田英朗『無理』
21 同  『最悪』
22 同  『邪魔』上
23 同  『邪魔』下
24 同  『マドンナ』
25 同  『ガール』
26 同  『イン ザ プール』
27 同  『空中ブランコ』
28 同  『町長選挙』
29 川上弘美『どこから行っても遠い町』
30 同  『センセイの鞄』

昨日 佐野元春さんからクリスマスのメールを
いただきました ありがとうございます
来年は佐野さんのデビューから30周年
この長い道のりを思うと
胸に去来するものは少なくありません

彼はこれからも 私たちの時代の物語を
「彼」や「彼女」の現在を きっと歌い続
けることでしょう
溢れんばかりの思いや
肯定的なさまざまなこととともに

http://www.youtube.com/watch?v=O9r7epYgKh4
http://www.youtube.com/watch?v=LJLHJV6FZPs
http://www.youtube.com/watch?v=QR2fReqMASM

そして
http://www.youtube.com/watch?v=23KaUk69s2o

最後に
http://www.youtube.com/watch?v=eZ4HV3AGG58&NR=1







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