東京ローカル・ホンクの木下弦二さんから初めて電話をもらったのは もう二年ほどまえの夏だったろうか その時にどういう会話をしたのかは忘れてしまったが 僕たちのバンドを知って欲しい 聞いてみて欲しいという彼の気持ちだけはまっすぐに伝わってきた これも何かの縁(えにし)かと思いその後の僕は彼らのライヴに幾度となく足を運び またこれからも もっとライヴに行ってみようという思いは募るばかりだ 東京ローカル・ホンクの良さをどう表現すればいいのかはよく解らないのだが 今日もまた僕と同じように東京の空を眺め 同じような街並を歩き 戸惑いながらも呼吸をしていることは間違いなかった そんな風に自分の側にいるという親しみを持てるバンドに出会ったことに奇跡にも近いような感慨を抱いた まるで広告代理店が書いたような気取った歌詞や 見せかけのポーズや虚勢 あるいは英雄的な態度に終始しがちな日本の音楽シーンのなかで 彼らはいつもの商店街を行き交う人々を観察し 各駅停車の窓から流れる雲を追いかけたりしていた 彼らの織りなすサウンドスケープもまた大向こうを張るのではなく 微妙な感情や陰影そして日向の匂いをデリケートに運び込んできた ときには伊豆半島まで遠出したり草の燃える匂いを嗅ぎながら 結論を急がない心のありようみたいなものは形になりにくい でも僕は東京ローカル・ホンクの答えとか結論を求めない音楽のあり方に惹かれ続けている そうまるで池に投げられた小石のように (小尾隆 2009年6月23日:記)

2007/2/17

2月14日、16日  

14日〜池袋のフリーフロウにてコスモポリタン・カウボーイズのライヴ演奏を
オレンジ・カウンディ・ブラザーズの谷口さんたちと
カウボーイズはドラムスの東野嬢が手首を負傷したため欠席  急遽パーカッショニストを
代用するなどのアクシデントもあったが 僕が初めて聞くナンバーも含めて
ハル宮沢による例のゴツゴツとした情感が冴え渡っていた
イアン・デューリーを聞くように フランキー・ミラーを聞くように
僕はこれからも宮沢のリアルで塩辛い歌を聞いていくだろう
演奏では”じゃいあん”のベースが途中からどんどん渦を巻き 円を描いていく
音色も含めて 良い味を醸し出していた

やがて麻田浩さん 川村恭子さんとも合流
麻田さんは 彼が大好きなトニー・ジョー・ホワイトを久しぶりに招聘することも
あって 今彼にしか出来ないこととしっかりと向き合われているという感じだ
う〜ん 見習いたい

 ☆  ☆  ☆

16日〜渋谷にて書籍に関する2回めの打ち合わせを
前回の社長 営業部長に加え 今回はうら若き美人編集者も加わり
己のモチベーションも一気に高まる(男って単純ね^0^)
それはそうと この半年は彼らと共同作業で一生懸命にやっていきたい
打ち合わせ後 近くのギネス・バーで杯を重ね
ようやくスタート地点に立てたことを喜び合う そして
いつものロック談義に花が咲くと ほんとうに時間を忘れてしまう

帰宅まえに 一杯だけ池袋のポルカドッツに立ち寄る
ここでも彼らが僕の「新しい仕事」に祝杯を上げてくれた
いつしかディラン「こんな夜に」の熱唱大会に(笑)



 



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