2007/2/19
昨日の新聞を誰が必要とするんだ? Rock N Roll
ストーンズ67年のアルバム「ボタンの間に」が
ようやく自分のなかで きちんと鎮座するようになってきた
何しろロックンロールの殉教者としての僕にとっては
このアルバムはあまりにもコラージュや擬音が多すぎた
まともなロック曲は のちにキースがワイノーズで取り上げた
「コネクション」くらい
(何故かジャック・エリオットも歌っている曲だ)
それでも このアルバムは悪くないと思う
「ゼア サタニック マジェスティーズ リクエスト」の前哨戦という
気がしないでもないけれども
この混沌ぶりが 当時の彼ら 彼らの迷いとか
時代背景とやらを照らし出しているから
「コンプリケイデッド」のパーカッシヴなサウンドは
あの「悪魔を憐れむ歌」を予見させるし
続く「ミス・アマンダ・ジョンズ」のギター・ブギは
早すぎるマーク・ボランといった感じだ
ギター・ロックの文脈では到底語り尽くせない
切なく 冬の匂いがするアルバムだと思う
誰かに捨てられてしまった昨日の新聞(「イエスタデイズ・ペーパー」)
のような
ローリング・ストーンズの負の財産が ここに
うらぶれたようなアコーディオンのワルツ曲「バック・ストリート・ガール」
を聞くたびに
僕はブライアン・ジョーンズの粉々に散っていった魂のことを思う
ようやく自分のなかで きちんと鎮座するようになってきた
何しろロックンロールの殉教者としての僕にとっては
このアルバムはあまりにもコラージュや擬音が多すぎた
まともなロック曲は のちにキースがワイノーズで取り上げた
「コネクション」くらい
(何故かジャック・エリオットも歌っている曲だ)
それでも このアルバムは悪くないと思う
「ゼア サタニック マジェスティーズ リクエスト」の前哨戦という
気がしないでもないけれども
この混沌ぶりが 当時の彼ら 彼らの迷いとか
時代背景とやらを照らし出しているから
「コンプリケイデッド」のパーカッシヴなサウンドは
あの「悪魔を憐れむ歌」を予見させるし
続く「ミス・アマンダ・ジョンズ」のギター・ブギは
早すぎるマーク・ボランといった感じだ
ギター・ロックの文脈では到底語り尽くせない
切なく 冬の匂いがするアルバムだと思う
誰かに捨てられてしまった昨日の新聞(「イエスタデイズ・ペーパー」)
のような
ローリング・ストーンズの負の財産が ここに
うらぶれたようなアコーディオンのワルツ曲「バック・ストリート・ガール」
を聞くたびに
僕はブライアン・ジョーンズの粉々に散っていった魂のことを思う